TUF

日本格闘技界のカラ馬鹿たち

いよいよ明後日はUFC日本大会。明日は公開軽量なのだが、私は行く気になれば行ける状況。

と言うのも、明日は妻子がTDLに行くのだが私は死んでもあんな馬鹿なところには行きたくないので、武蔵野線三郷駅で妻子と別れ、そこからパク・チソンばりのドフリーになるからだ。

でも私クラスになると、招待されてもいないのにノコノコと会場に行くのはカッコ悪いとなる。だからデイナよ、私を招待しろ!なのだ。

・・・。ターザン山本調でした。

さて、デイナ・ホワイトは日本版TUFを検討してるらしい。これをやられたら日本の格闘技界は終わりだよ。

日本の団体は私の声に耳を傾け、MMA版ガチンコファイトクラブをやっておけば良かったのにな。でも無理だよな。選手も関係者も私の5年後ろを歩いているのだから。





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改めてTUFのススメ

連日の猛暑に加えて、日頃の運動不足と過食がたたり、完全に夏バテ状態のweb新です。冷房の効いた部屋で座っている以外に何もやる気が起きない。

と言いつつも一昨日は妻の実家の庭木剪定をする等の休日労務をこなしはしましたが、そんな訳で昨日は自宅でのんびりとテレビを観てました。



<人気のWコロンだが>
いろんな番組で謎掛けをさせられまくっているWコロン。しかし、彼らの面白さは謎掛け自体ではなく、漫才の途中でいきなり「整いました!」と謎掛けが始まる唐突さだと思うのだが、私の感覚がおかしいのだろうか。



<天然のメダカ?>
恥乙もとい「はじおつ」を見ていたら、ゲストのAKBメンバーが「私も生き物が好きで、子供の頃はメダカとかよく採りに行っていた」と語ったが、いまどきメダカが生息している場所なんてなかなか無いぞ。

彼女は間違いなくウグイとかオイカワの稚魚をメダカだと思い込んでいたに違いない。

そこはハッキリさせておきたいのだ。何せフィールド歴の長いこの私ですら自然のメダカを採集したことがないどころか目撃したことすら一度もないのだから。



<TUFは面白い>
WOWOWで「TUFヘビー級バトル最終回(再放送)」を観た。

TUFとは『The Ultimate Fighter』というアメリカのテレビ番組の略称で、UFC出場を目指すルーキーファイターらのトレーニングやキャンプ生活等を通じた人間ドラマを伝えるリアリティショーだ。

かつては栄華を極めた日本格闘技界が他国の資本に頼らざるを得ないような窮地に陥っている現状とは裏腹に、世界的な人気イベントとして着実に大会を催し続けているUFCだが、その人気沸騰の起爆剤になったのがこのTUFだと言われている。

その番組の中身を観てみると、やってることはまんまTBSで放送していたガチンコファイトクラブ。喧嘩あり、イジメあり、励まし合いあり。攻撃する者がいれば守る者もいる。コーチ役の一流ファイターらの役者ぶりも素晴らしい。オクタゴンの中に身を投じよう等と真剣に考えるような血気盛りの若者たちが一箇所に集まれば、紛争が起こって当然である。

違う点は、選手が“本物”であること。そして、一番重要なことだが、目標が明確であることがガチンコFCとTUFの大きな違いだ。

imageTUFの何が興奮するかって、目の前に大きな人参がぶら下がっているから面白いんだよ。ガチンコFCはボクシングのプロテスト合格という何ら先が見えない目標設定だったが、TUFでは番組中にダナが現れて札束をチラつかせたりするでしょ。最後の決勝戦に勝ち残って勝利すれば一千万円をゲットできるうえにUFC本戦にも出場できるのだ。ルーキーらにとってこれ以上の褒美はないだろう。

だから選手のモチベーションは高く、本気度が伝わるから視聴者も楽しめる。札束見せつけられたらこっちだって興奮するわな。誰が大金を手にするんだ?と。東京フレンドパークでタレントがダーツを外しただけでも罵声を浴びせるもんな。

こんな面白いリアリティショーをなぜ日本の団体は企画しなかったのだろうか。ガチンコFCという下地がありながら。

中国資本に頼らざるを得ない状況にまで追い込まれたFEGだが、これまで本気でK-1やDREAMを盛り上げようと努力してきたのかな?

我々ファンよりも当事者の方が真剣なのは当然だが、頭をフル回転させて企画を練ってきたかと言えばNoだろう。過去の遺産を食いつぶし、選手のネームバリューに頼りきりだったのではなかろうか?



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DREAMの人気回復に日本版TUF

自宅に郵送されたWOWOWの月間番組誌に目を通したところ、6月からTUFが毎週放送されることがわかりました。

TUFとは、テレビユー福島のことではなく、The Ultimate Fighterと言うテレビ番組の略称で、若手格闘家がUFCとの契約を目指し、ライバル達と鎬を削り合う中での人間ドラマにスポットを当てたリアリティショーです。

かつて日本でもガチンコファイトクラブと言う人気番組(の1コーナー)がありましたが、それをさらにリアルにしたもの、演出を少なくしたものだと言えば解りやすいでしょう(見たこともないのに語るのがweb新流)。

人気低迷やテレビ放映の打ち切り、スポンサー離れ等、マイナス要素の噂が絶えない日本の格闘技界に必要なものは、まさにそのリアリティショーではないかと思います。

リアリティショーとは、人間ドラマを見せることです。

TUFにおける人間ドラマで一般層をキャッチし、それを足掛かりに多くのファン層を開拓したUFC同様の手法を用いて視聴率を稼ぎ出すことが、日本格闘技界復活のための唯一にして最善の策だと断言しても過言ではないと私は考えます。

特に、K-1MAXとDREAMを抱えており、かつてはガチンコファイトクラブで一世を風靡したTBSにこの手法を用いてもらいたいもの。何なら私が番組制作を下請けしても構いません。

では早速、番組の構成を考えてみたいと思いますが、基本的な部分はTUFとほぼ同じフォーマットを用います(2チームが競い合う形)。

それと、K-1MAXとDREAMのどちらを目指すステージとして設定するかですが、次の理由からDREAMを選択しました。

・エンセン井上をコーチに据えたい。

・練習生がパンチでボコられるのみならず、チョークスリーパーで白目を剥いて失神するような、絵になるシーンを撮りやすい。

・総合は打撃の練習も行うため、特別コーチとしてK-1ファイターを招くことはできるが、K-1のトレーニングに総合のファイターは起用しにくい(コーチ役に登用できる人材が狭まってしまう)。

さて、TUFのシステムを踏襲すると言うことは、2つのチームを作り、それぞれにコーチを配置することから考えねばなりません。

チームに所属する練習生には、アウトサイダーに出てくるような喧嘩自慢を多数投入し、そこに、内向的だがナイフを隠し持っているタイプの人間や一匹狼的なナルシストを加え、些細な出来事で喧嘩が勃発するようなピリピリした状況を作り出したいものです。

そのためには練習生にキャラクターと自覚が求められますので、選考面接を十分に行ったうえで人選し、採用者には、面白いアクションを起こせば、もし1位で卒業できなくても優先的にプロデビュー等を斡旋する等の“飴”をちらつかせておく必要があります。

コーチ役は、まずは前述したエンセン井上。柔術の指導もできるし、日本総合格闘技界のパイオニアと言う歴史的に重要な役割を担った人物でもあり、さらに練習生以上にキレやすそうなキャラの立ち具合が採用した理由。練習生同士の人間関係が凪の状態になれば、過剰なスパルタ等でエンセン自ら問題アクションを起こしてくれそうな期待感に満ちています。理不尽な指導も鬼コーチに必要な要素なのです。

もう1チームのコーチには、出てもらえるならば桜庭和志を起用したいもの。実績、人気、ネームバリューは問題なし。楽しいムードの中に時折厳しさが垣間見えるような指導方針で、スパルタのエンセンチームとは対照的。ただ、桜庭はライバルチームのコーチと張り合うようなキャラではないので、補佐役として柴田勝頼を登場させ、いちいちエンセンやその教え子ら相手に小競り合いを演じてもらうのも見所になりそうです。

日本版TUFは基本的に以上のような構成です。番組タイトルはズバリ『ガチンコファイトクラブ!!』。子供も大人も期待を寄せてチャンネルを合わせるでしょう。

次回エントリーでは、今回提示した基本構成に加え、ゴールデンタイムでの放映に耐え得る内容に仕上げるためのエッセンス(臨時コーチや合宿イベント等)を提案してみたいと思います。
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web新のプロフィール
観戦暦:30年。格闘技入賞歴:新空手K-2トーナメント、K-1モンスターチャレンジ、土浦市長杯。戦績:17試合13勝4敗9つのKO勝利。新空手史上最短KO記録保持(5秒。但し非公認)


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