PPV

プロ格闘家は馬鹿ばかりだから・・・

いくら格闘技の技能が高くても、顔が悪い、性格も悪い、発言も悪い、華がない、セルフプロデュース能力もない、、、そんな奴らが世間一般に評価される訳がない。

プロ格闘家たちは自分を客観的に見ることが出来てるのかな?

出来てないんだろうな。だから冬の時代なんだよ。

偉大な先人たち、アンディ・フグ、アーネスト・ホースト、マイキー、魔裟斗、桜庭、ミルコ・クロコップ、、、彼等が築き上げた遺産を、まるで自分の功績であるかのように勘違いし、“己を貫く”だなんて馬鹿を語る後発の三流格闘家たち。

キックボクシングや寝技が強くても、人間的な魅力が乏し過ぎるんだよ、お前らは。

そこを自覚させるために考案したのが、選手選択式のPPVだ。

これまでは一番組いくらで料金設定されていたが、この料金を出場選手に割り振る形で支払うのだ。金を払ってでも見たいと思う選手が一人であれば、その一人に三千円を払う。もちろん試合は全試合見れる。

先月のDREAMでシュミレーションしてみよう。

以下に挙げるとおり全部で8試合行われた訳だが、金を払ってでも見たいと思わせる試合はいくつあっただろうか?


<バンタム級(−61キロ)日本トーナメント 決勝戦>
所 英男vs.今成正和

この試合は日本予選の決勝戦ですからね。所も応援したいしで、所に1,000円払います。

<バンタム級(−61キロ)日本トーナメント 3位決定戦>
藤原敬典vs.大沢ケンジ

金払わない。

<DREAMライトヘビー級(−93キロ)タイトルマッチ>
ゲガール・ムサシvs.泉 浩

こんな弱い相手しか用意できずに申し訳ないという気持ちを込めてムサシに500円。

<DREAMフェザー級(−65キロ)タイトルマッチ>
高谷裕之vs.宮田和幸

このカードに1,000円。

<ライト級(−70キロ)ワンマッチ>
川尻達也vs.ドリュー・フィケット

川尻に500円。

<ライト級(−70キロ)ワンマッチ>
光岡映二vs.ブルーノ・カルバーリョ

払うか、バカっ!

<DREAMウェルター級(−76キロ)ワンマッチ>
マリウス・ザロムスキーvs.石川英司

0円。マッハだったら500円払ってたな。


と言うわけで、私は所、ムサシに1,000円、川尻に500円、高谷vs.宮田は試合自体に1,000円ゆえ高谷、宮田に500円。

この積み重ねが選手へのPPVボーナス支給額に反映されるのだ。

このシステムだったら光岡なんて基本給しか貰えないだろうな。それは即ち不人気選手ってことなんだよ。分かったか、この野郎。

RISE福岡大会の提案

これからの格闘技興行は低コストのワンマッチ形式を主体に・・・の提案については概ね賛同のコメントが寄せられたが、ワンマッチ興行が主体になると、選手の必要数が減ってしまうのではないかという懸念のコメントも見受けられた。

そんなことはない。一つの大会に出場する有名選手の数が少なくなる分、大会の開催数を増やせば良いのだ。

その為には大都市圏で集中開催されている現状から、地方での開催を増やす方向にシフトしなければならない。いくらPPV収入がメインの小会場開催型イベントとは言っても、立て続けに都内で開催した結果、閑古鳥が鳴くよう客入りになってしまってはイベントが盛り上がらないだろうから、日本全国の格闘技ファンに会場観戦の機会を与えるのだ。

例えば、北九州を中心にジムを展開し、K-1MAXに裕樹や龍二を送り込んでいるリアルディールジムがRISE博多大会を開催するのはどうだろうか?

"博多の悪童"とか"博多のホッピードラゴン"等、地名を取り込んだ愛称で売り出されている両雄が並び立てば、会場チケットは完売し、カード次第ではPPV(1,050円)も1万件以上の売上が見込めるだろう。

いや、1万件などと控えめなことを言わず、その数倍の売り上げが見込めるようなマッチメイクを考えてみたい。

とりあえず以下の6試合を考えてみたが、前座は格闘技イベントとしての体裁を整えるために行うだけであり、PPV中継に入るのはセミとメインのみである。

(第1試合〜第3試合 K-1ルール3分2R)
福岡在住の若手キックボクサー同士のフレッシュマンファイト。ぐだぐだ試合になった場合の保険として、試合形式は3分2R。

ファイトマネーは支給なし。代わりにチケットB席(5千円)20枚=10万円相当を5万円で購入。

(第4試合 K-1ルール3分3R)
休憩前に福岡在住のランカークラス同士でお茶濁し。こちらもファイトマネーはチケット差額分。

(休憩)

(セミファイナル K-1ルール3分3R)
吉田幸治(総合格闘技道場ACIU)
龍二(リアルディール)

吉田も福岡県出身。総合格闘家だが、プロボクシングで全日本Sライト級新人王に輝いた実績があるので、K-1ルールにも適応するだろう。下手をすると、ステップワークとヘッドワークが少ない龍二の頭部に吉田のパンチがハードヒットすることも十分に考えられる。

お互い地元ファンへのお披露目となるこの一戦。無様な姿を晒すことはできないと、意地を張り合うエキサイティングな殴り合いになるのは必至だ。

(メインイベント K-1ルール3分3R)
ウィッキー聡生(シューティングジム横浜)
裕樹(リアルディール)

ウィッキーは客を呼べる選手に育ってくれた。K-1ルールの下、ボクシンググローブを着けたウィッキーがあの変則パンチを振るう場面を想像しただけで身震いしてしまう。テイクダウンされる心配が無用のウィッキー。観客の目は釘付けになるだろう。

一方の裕樹は、ウィッキーの圧力を前にしてキラーローキックをどれだけ効かせられるかが勝負どころ。ローキックの蹴り逃げに終始するようでは、たとえ判定勝ちしても評価は得られないことは十分に理解しているだろうから、メインイベントとして相応しい試合内容になるのは間違いない。

以上、気ままなファンの考えを書き綴ってみたが、このような大会が全国各地で開催されるようになったら楽しくて仕方がないと思う。
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web新のプロフィール
観戦暦:30年。格闘技入賞歴:新空手K-2トーナメント、K-1モンスターチャレンジ、土浦市長杯。戦績:17試合13勝4敗9つのKO勝利。新空手史上最短KO記録保持(5秒。但し非公認)


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