
プロ野球で活躍していた元オリックスの古木克明が26日、都内で長南亮とエキシビションを行い、総合格闘家としてプレデビュー。見事な筋肉美の古木は無難に2分2回をこなし「思った以上に動けた。もっと緊張すると思った」と強心臓ぶりを発揮した。視察したDREAMの笹原圭一イベントプロデューサーは「1回どこかでちゃんと勝てば、道が開ける可能性も」と、抜てきも示唆。
ゴリゴリの格闘技マニアの諸君(笑)にとっては苦々しいニュースだろうか?
しかし、残念ながら主催者にとってマニア層は軽視しても問題ない程度の存在という認識であり、特に大晦日となれば尚更のことで、ほとんど眼中にない存在になってしまうのだ。
一般層を相手にした場合、何が必要かと言えばネームバリュー。
古木個人は知られた名前とは言えないが、元プロ野球選手が格闘技をやるってだけでもセンセーショナルだ。
これと同様のケースで起用されたのが若翔洋。格闘家としては三流以下だが、どこの馬の骨かも分からない格闘家に比べれば、元関脇の肩書が一般層の関心をひき、チャンネルを回されない効果を生むのだ。
もし、古木や若翔洋を蔑むような格闘家がいるならば、だったらお前自身がマニア以外の多くの人間に振り向かれる存在になれと私は言いたい。