浜口京子

web新の格闘ウィークエンダー 080809

暑い日が続きます。現役で格闘技を学んでいる皆さんにとっては修羅場の夏じゃないですか?後先を考えると、苦痛にならない程度に抑えて練習した方がベターだと思います(先輩気取りか?)。

私は一昨日、軽くフットサルの練習をしましたが、最初のパス回しの段階で何かおかしいと感じました。立ってるだけで頭がくらくらするような。そして異常な発汗量。練習を早目に切り上げました。俗に言う「暑気を受けた」ってやつでしょうか?夏バテに加えて、仕事が終わってまっすぐ練習に参加したために水分補給を怠ったのが悪かったような気がします。この時期は運動をする前に多めに水分を摂取しないと駄目ですね。

だから何?みたいな前置きでしたが、さっそくウィークエンダーです。

戦極第四陣、オープニングファイトは義生にお任せ!
カズ中村がミドル級転向。これは手強いと思いますよ。そのニュースと同時に発表されたカードが、高橋義生vsヴァレンタイン・オーフレイム。スポナビによると、

会見に出席した國保尊弘広報は「戦極〜第三陣〜(6月8日・さいたまSA)」第1試合のファビオ・シウバ戦で敗戦となったものの、大打撃戦で会場を沸かせた高橋に「ぜひ次も第1試合をお願いしたい」と話し、2イベント連続の第1試合起用を示唆していた。

とのことですが、これって「高橋さん、今回も壮絶に散ってください」って意味に受け取って良いですね?(笑)



寺門ジモンにちょっとガッカリ
7日、後楽園ホールで開催された『ものまねプロレス』に出場した寺門ジモン。当初は、あまりの強さに、本物のプロレスラーを対戦相手に用意すべきかなどと喧伝されていた“ネイチャー”だったので、私は過度に期待してしまいました。

しかし、実際はこの体。ちょっと期待はずれですよ。

幻想は幻想のままに・・・。それが一番なのかもしれません。



オリンピック開幕
開会式の選手団入場をテレビでダラダラと観ましたが、日本選手団の、私たちは開会式を思いきり楽しんでますよ感漂う表情が気に障りました。

閉会式も楽しめれば良いのですがね。首からメダルぶら下げてね。

わが家にはフルハイビジョンの46型テレビとレコーダーがありますが、それらはオリンピック中継を録画・視聴するためのものではありません。注目すべき選手の試合結果であっても、ニュースで確認するだけで十分。

ちなみに私の注目選手は、まずレスリングの浜口京子。

京子のオリンピックは苦難の連続。誤審やスコア表示ミス、鼻骨骨折等のアクシデントは、見ている方としては怒りを通り越して失笑してしまうくらいに悲惨なものでした。

過去のオリンピックで辛酸を舐めさせられ続けてきた京子は、果たして大リベンジを成し遂げることができるのか?試合は来週日曜です。

(参照)別冊・プロレス昭和異人伝『浜口京子よ/気合いを捨てろ!』
レスリングに関して専門的な知識を有しているshingol様ならではのアプローチで、浜口親子の“気合論”について言及しております。上っ面の精神論ならば馬鹿でも論じることができますが、異人伝のコラムは一味も二味も違います。読む前にランキングへの投票を忘れずに。

K-1心中の浜口京子関連エントリーはこちらです。



「ママでも金」ならず・・・
引き続きオリンピックネタで恐縮ですが、柔ちゃんは銅メダルに終わったようです。残念。もう少し突っ走ってほしかった。

K-1心中・web新の格闘ウィークエンダー 070923 「田村で金!谷で金!そしてママで金!!」

浜口京子の巣立ち

浜口京子が“父離れ”するようです。

アテネ五輪女子レスリング72キロ級銅メダルの浜口京子(30)=ジャパンビバレッジ=が16日、北京五輪出場枠がかかるアジア選手権(20日、韓国)を前に、父・アニマル浜口氏(60)からの父離れを宣言した。

「一人でできることはしたい。自分で挑戦したい」。この日、成田空港から済州島へ出発した浜口の側に、いつもなら出発を見送る父の姿はなかった。誤審に泣いた昨年9月の世界選手権(アゼルバイジャン)までゲン担ぎで人さし指に塗っていたマニキュアをやめ、恒例の気合パフォーマンスも封印。変わろうとする決意がのぞく。

現地で合流予定の父からは「おまえはアジア、世界で一番強い」と励まされた。シューズはレモンイエローから紫に金のラインが入った新しいデザインに変更。悲願の金メダル奪取へ、独り立ちした浜口が実力でまずは五輪切符をつかむ。
(サンスポより)

京子の父離れについては、半年くらい前に『別冊・プロレス昭和異人伝』で指摘されていましたね。

私がレスリング経験者でありながら、レスリングの記事をエントリーしなかったのは理由が有る。私ごとき三流レスラーが、一流レスラーの舞台に対して、ああだこうだと記すのは、恥ずかしい事このうえないからである。しかし、見てられない事が有る。浜口京子である。私は個人的に長州力の大ファンであった。その長州力の最高のパートナー、アニマル浜口の娘さんがレスリングの舞台で王者となった。応援せざるを得ないはずである。気合いで王者となってきた。しかし、もう気合い等捨ててしまえ。心底、そう思う。・・・(続きはこちらで

すでに起きた出来事についてあれこれ評論家ヅラしてブログを書くことは誰にでも出来ますが、レスリング経験者としての見地で、あるいは学術的なアプローチで格闘技について考察してくれる『異人伝』という素晴らしいブログがあることに感謝しましょう。

ガンバレ!京子 前門のズラテバ 後門の井上佳子

世界選手権で敗退し、五輪出場内定が持ち越しとなった浜口京子に、国内から新たなライバルが出現。

非五輪階級ながら67キロ級で5位になった井上佳子(19=中京女大)が「チャンスがあれば」と参戦に意欲。雪辱への道は簡単ではなさそうだ。スポニチより)

もうアレですよ。プロレス脳全開の私からしたら、京子の階級に割り込もうとする井上佳子は完全なヒールです。しかも、年齢からしても在学校からしても相当に手強そうだから、ますます京子を応援したくなってしまいます。

中京女子大言うたら名門中の名門。吉田沙保里や伊調姉妹らを輩出してますからね。ヒールは強いほどに際立つものです。

しかし、京子にとって五輪出場は大前提の話。それを逃したら、ズラテバへのリベンジストーリーも水泡に帰してしまいます。京子は北京五輪でリベンジを果たした上で金メダルを獲得するんです!!邪魔しちゃダメッ!!

でも、これまでは重量級ということで国内大会をスルーしてきたような印象がある京子にとって(←あくまで個人的な印象ですが・・)強力なライバルの登場は、ある意味ウェルカムな事態かも?まぁ、見てる側の勝手な解釈なんですけども。

国内の強力なライバルと鎬を削った上で手のする五輪切符にはまた格別の重みが生じ、京子を応援するファンも増えるんじゃないでしょうか?

とにかく3月のアジア選手権で優勝するように、みんなで応援しましょう。

とは言いましても、選手権大会の非五輪階級で優勝した選手が悔し涙を流すほどにオリンピックは壮大な舞台ですから、冗談でも井上をヒールとか言うのはよろしくないですね。

≫≫≫アマレスネタにも応援お願いします。人気blogランキングへ

浜口京子の敗戦について

女子レスリング世界選手権で、アテネ五輪のリベンジと金メダル獲得が期待されていた浜口京子が2回戦敗退しました。

さらに、北京五輪出場内定の基準となる8位以内を目指して臨んだ敗者復活戦でも負けてしまった模様です。

しかも、1回戦ではまたもや頭突きの悪夢に見舞われ、勝ちはしたものの試合後にはアニマル浜口から相手の頭部の裁き方を厳しく指導されているようでした。

さらに、2回戦ではポイントを取ったはずがカウントされずに、試合を中断して抗議するシーンも。試合後には日本の役員が長時間に渡って審判団にクレームを付けていました。

なんだか京子は昔から判定とアクシデントに泣かされているような印象です。

この件については、アマチュアレスラーである『別冊・プロレス昭和異人伝』の管理者shingol様が記事に書いてございます。

タイトルは「浜口京子よ/気合いを捨てろ!」ということで、氏ならではの専門的な視点で、いつまでも一皮剥けない要因等について言及しています。

また、余談ですが、京子の父親であるアニマル浜口がアマレスを技術的に指導できないことについて、

「ルチャを知らない男にルチャを教えてもらう必要などない。それと同じ理屈だ。」

と間接的に表現しているところに、shingol様のアニマル浜口への畏敬の念を感じ取りました。

それにしても悔し過ぎる京子の敗退ですが、来年3月のアジア選手権では必ず優勝し、五輪切符を手に入れてくれると信じています。

また、京子のズラテバへのリベンジというテーマが今回の世界選手権前はあまり世間に伝わっていませんでしたが、今回の敗戦によりそれが鮮明になりました。

こんな風に言うと不謹慎かもしれませんが、北京五輪に持ち越しとなったリベンジマッチが非常に楽しみです。

≫≫≫人気blogランキングへ
Archives
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

訪問者数累計(since '06)
E-Mail & twitter


当ブログ管理人へのご連絡はこちらのメールフォームからお願いします。また、メールを受信しても見逃す危険性もありますので、コメント欄かTwitter宛にメール送信した旨を書き込んで下さると助かります。


web新のプロフィール
観戦暦:30年。格闘技入賞歴:新空手K-2トーナメント、K-1モンスターチャレンジ、土浦市長杯。戦績:17試合13勝4敗9つのKO勝利。新空手史上最短KO記録保持(5秒。但し非公認)


Recent Comments
  • ライブドアブログ