極真

今年の横浜も盛り上がるか!?K-1ワールドGPシリーズ開幕戦

巨人戦のデーゲーム中継を観ましたが、2塁塁審はふざけた野郎でしたね。8回オモテ、どう見てもアウトっぽいヤクルト青木の二盗をセーフにし、その後の、どう見てもセーフっぽい福地の二盗をアウトにしました。多分、青木が盗塁したときは3点差だったので、盗塁が頭の中になかったのかもしれません。それで慌ててミスジャッジをしてしまい、その埋め合わせとして福地をアウトにしたような、そんな印象を受けました。

あと、原監督の采配も物足りないというか、面白くなかった。最終回も豊田で行くべき。そして塁を埋められたところでクルーンを登板させるも、時既に遅しで逆転負け。これぞ原采配の真髄じゃないでしょうか?

それにしてもエースと四番を引き抜いたヤクルト相手に負け越してるとは、何とも頂けない話ですね。G党も神経過敏になるはずですよ。

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さて、今夜はK-1横浜大会です。昨年の横浜は波乱の連続でした。

・藤本がハイキックで武蔵をKO。武蔵は日本人相手に初黒星。

・澤屋敷がバンナから二度のダウンを奪って判定勝ち。バンナは日本人相手に初黒星。完全な待ちスタイルの澤屋敷戦法が賛否両論だった。

・マイティ・モーがホンマンにKO勝ち。

・シュルトがセフォーから1stダウンを奪われるも逆転KO勝ち。

・ハリがカラエフを完全KO。

以上のような感じでしたが、今年は昨年以上を期待するのは酷ですが、同程度の盛り上がりになるでしょうか?

やはり目玉は極真世界王者のテイシェラでしょうか。誰もがフグを相手に秒殺デビューを果たしたフォリオの幻影をテイシェラに求めているはずなので、ハードルは高いでしょうが、K-1やキックとは比較にならない競技人口ピラミッドの頂に立つ王者らしい神憑り的な強さを発揮してほしいところです。

対する藤本は、昨年のGP開幕戦で澤屋敷に惨敗して以来の復帰戦となります。一年前の横浜で武蔵に勝利し“K-1日本一”を名乗ったがために相当数の格闘技ファンから反感を買い、挙句の果てにルーキーの澤屋敷に完膚なきまで叩きのめされた藤本。弱点であるボディーに膝を突き刺され、辛うじてダウンから立ち上がる姿が「生まれたばかりの小鹿のよう」と揶揄されもしました。

ここでも惨敗すれば、中迫同様に若手の踏み台に格下げされる可能性は高いので、相当な覚悟で今日の試合に臨むはずです。勝機は試合開始直後のパンチラッシュだと思いますし、藤本自身もそれは自覚してると思いますので、開始のゴングから目が離せない試合になることでしょう。

≫参照:春のK-1ウィーク HIROYAvs藤、テイシェイラvs藤本

武蔵vs澤屋敷は日本人頂上対決と言って問題ないカードですが、どんな展開になるのか想像しにくいですね。両者の出方次第ですからね。

あとはメインのシュルトvsハントで何かが起きることに期待。「何かが起きる」と言えばシュルトがKO負けすること以外にありませんが、数年ぶりのK-1出場となるハントに期待して良いものでしょうか?

しかし、ここ数年でシュルトを最も苦しめたのが昨年横浜のセフォーでしたので、オセアニア系のハードパンチャーという共通点があるハントには少しだけ期待しても良いのかな、、、なんて。

あ、よく考えたらもう大会は始まってるんですね。個人的なことで恐縮ですが、今から外出しますので、テレビ中継は録画したものを夜中に観ることになります。しばらくネットから離脱しますことを申し添えます。

顔面パンチ有りの極真カラテ

プロ格Voter「秋山のリング復帰はありか?なしか?」については多くの方々から投票をいただき、現在294票:66票で圧倒的に「なし」が優勢です。今夜の締め切り時の投票結果並びに皆様方のコメントを踏まえて私の見解を書かせていただこうと考えておりますのでその節はよろしくお願いします。

さて、今日は珍しく極真カラテについて書いてみようと思います。

大山倍達総裁の死後、いくつかの派閥に分かれてしまった極真。看板違えばルールも違うということわざは聞いたことがありませんが、4月29日に行なわれた極真空手道連盟極真館の全日本ウェイト制大会は、なんと驚くことに顔面パンチ有りで行なわれたようです。

先ほどGBRを見て初めて知ったわけですが、かなり驚きました。帽子を取った西武ライオンズの渡辺久信を見た時以上の驚きでした。極真が顔面パンチ有りの試合をしたわけですからね。

写真を見る限り、分厚い拳サポを着けていることしかうかがい知ることが出来ませんが、グローブではなくとも技術体系が大きく変わってしまうことは間違いなく、極真空手道連盟極真館としては大きな決断をしたものだと思います。

やはり極真がいくつにも分裂してしまった中で、各団体としては生き残るために独自性を打ち出さねばならず、その結果として選んだ道が顔面有りだったのでしょう。

果たしてこのルールが通常ルールになるのか、特別ルールに過ぎないのかは判りませんが、社会体育としての安全面と武道空手としての実戦面を高度にバランスさせねばならないという命題は常に付きまとうわけですから、これからも試行錯誤すれば良いと思います。

ただ、各流派ごとにルールが異なると、交流が難しくなるし(実際に交流してるかどうか知りませんが)、流派が統一することも難しくなるでしょう(統一という高い志を持った指導者がいるかどうかわかりませんが)。

極真に限らず、格闘技の歴史は分裂の歴史とも言われますが、団体・流派の数が増えればその頂きも低くなり、レベルの低いチャンピオンが悪戯に増えるという問題があります。

くしくも昨日行なわれたケージフォースという総合の大会に、HERO'Sで所と対戦した池田祥規が出場してまた負けました。しかし誰も騒ぎません。「そんなもんだろ」で終わってしまうわけです。昔の極真だったら切腹を迫られる話じゃないですか?ここら辺からも極真の神秘性、幻想が消えてしまったことが伺えます。

極真もキックも組織は一つで十分です。協会が二つあったテコンドーでさえ日本からオリンピックに選手を派遣できないピンチに陥ったわけですから、4つも5つも乱立している状況は一般社会の通念からしても異常です。

少年よ大志を抱け!青年よ妻子を抱け!ではありませんが、うちの団体は後楽園ホールを満員にしました、、なんてちっぽけなことで満足している団体・競技に未来はありません。

間違いないっ!(急に長井秀和風になった心情は自分でも理解できてません)

顔面パンチ有りの極真について書いてたはずが、いつの間にか毎度毎度の業界批判になってしまいました。今日は月曜。皆さん、頑張りましょう!

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web新のプロフィール
観戦暦:30年。格闘技入賞歴:新空手K-2トーナメント、K-1モンスターチャレンジ、土浦市長杯。戦績:17試合13勝4敗9つのKO勝利。新空手史上最短KO記録保持(5秒。但し非公認)


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