一昨日(24日)、囲み取材に応じた谷川EPは、昨年のK-1ワールドMAX優勝者・魔裟斗の今年の動向について、今月中に方向性が出る可能性があることを示唆しました。
方向性とは、昨年制覇したK-1ワールドMAXトーナメントに出場するか辞退するか、です。
それについて、はじめに私の意見を言わせていただくと(誰も聞いてないよw)、魔裟斗のトーナメント辞退は大歓迎です。
その理由としては、魔裟斗自身のモチベーションがそこまで上がらないだろうということが一つ。ただでさえトーナメント戦に関してネガティブな発言をしていた魔裟斗ですから、昨年に2度目の優勝を果たした時点で魔裟斗の中では「トーナメントは終わり」になったと思われます。
もう一つの理由としては、魔裟斗のようなスポンサー受けするスタア選手がトーナメントに出場することで、試合の判定等において厳正なジャッジメントが行われなくなる懸念が挙げられます。昨年もすったもんだありましたが、無理に魔裟斗を優勝させようという余計な働き掛けがなければ、公平なトーナメントが行われることでしょう。
さらにもう一つの理由は、魔裟斗不在のトーナメントであっても、その権威が下がることはないと思われるからです。K-1MAXにおいて、魔裟斗は何人かの強豪の中の一人に過ぎません。魔裟斗以外にサワーやブアカーオ、佐藤、キシェンコなど、優勝候補に相応しい選手が数名いるわけですから、トーナメントの権威という観点からも魔裟斗が抜けることでのマイナス分は極めて少ないと言えるでしょう。
まぁ、その点ではMAXとヘビー級は大違い。昨年のGP開幕戦、シュルトとアーツの一戦では、多少の手数が多かっただけで息も絶え絶えのアーツを判定勝ちさせてシュルトをGPから追放し、決勝大会ではどんぐり達が背比べした挙句、バダ・ハリの反則暴走で幕を閉じました。シュルト抜きで誰と誰が競おうが、「どうせシュルトには敵わないんでしょ?」で終わり。それがK-1ヘビー級の行き詰った現状です。
以上、魔裟斗がトーナメントを辞退するべき理由をいくつか挙げましたが、そうなると魔裟斗の今後は・・・?
取材時に谷川EPは70kgのタイトル創設に言及していましたが、魔裟斗が狙うのはそこ以外にないでしょう。前述したようにトーナメント戦には消極的な魔裟斗でも、タイトルマッチにはモチベーションを上げて挑むのではないかと思われます。
流れとしては、今年の夏に行われるMAXのファイナル8(なんだか書いてて恥ずかしい)の大会で、70kg王者決定戦を行うのはいかがでしょうか?組み合わせは魔裟斗vs.ブアカーオあたりでいかがでしょうか?
となるとこの二人は今年のワールドMAXトーナメントには不参加となります。魔裟斗とブアカーオ抜きでは物足りないとお嘆きのご貴兄もおられるかもしれませんが、そんなことはありません。むしろ、毎年変わり映えしない面子で争われる準決勝戦〜決勝戦に飽き飽きしてませんか?魔裟斗とブアカーオが抜けることで、新鮮なメンバーで優勝争いが行われるという効果も生まれるのです。
この記念すべきMAX初となるタイトルマッチの勝者が今年のワールドMAXトーナメント覇者を迎え撃つ形での初防衛戦を大晦日に行うのも良いでしょう。
最後に、魔裟斗の東京マラソン出場について。
魔裟斗の長距離走能力がいかほどのものか判りませんが、『芸能人筋肉番付』に出たときのような失態を演じないで欲しいと願うばかりです。まさか曙に負けることはないでしょうが、運動神経の良さげな芸能人に負けるんじゃないかと心配です。
方向性とは、昨年制覇したK-1ワールドMAXトーナメントに出場するか辞退するか、です。
それについて、はじめに私の意見を言わせていただくと(誰も聞いてないよw)、魔裟斗のトーナメント辞退は大歓迎です。
その理由としては、魔裟斗自身のモチベーションがそこまで上がらないだろうということが一つ。ただでさえトーナメント戦に関してネガティブな発言をしていた魔裟斗ですから、昨年に2度目の優勝を果たした時点で魔裟斗の中では「トーナメントは終わり」になったと思われます。
もう一つの理由としては、魔裟斗のようなスポンサー受けするスタア選手がトーナメントに出場することで、試合の判定等において厳正なジャッジメントが行われなくなる懸念が挙げられます。昨年もすったもんだありましたが、無理に魔裟斗を優勝させようという余計な働き掛けがなければ、公平なトーナメントが行われることでしょう。
さらにもう一つの理由は、魔裟斗不在のトーナメントであっても、その権威が下がることはないと思われるからです。K-1MAXにおいて、魔裟斗は何人かの強豪の中の一人に過ぎません。魔裟斗以外にサワーやブアカーオ、佐藤、キシェンコなど、優勝候補に相応しい選手が数名いるわけですから、トーナメントの権威という観点からも魔裟斗が抜けることでのマイナス分は極めて少ないと言えるでしょう。
まぁ、その点ではMAXとヘビー級は大違い。昨年のGP開幕戦、シュルトとアーツの一戦では、多少の手数が多かっただけで息も絶え絶えのアーツを判定勝ちさせてシュルトをGPから追放し、決勝大会ではどんぐり達が背比べした挙句、バダ・ハリの反則暴走で幕を閉じました。シュルト抜きで誰と誰が競おうが、「どうせシュルトには敵わないんでしょ?」で終わり。それがK-1ヘビー級の行き詰った現状です。
以上、魔裟斗がトーナメントを辞退するべき理由をいくつか挙げましたが、そうなると魔裟斗の今後は・・・?
取材時に谷川EPは70kgのタイトル創設に言及していましたが、魔裟斗が狙うのはそこ以外にないでしょう。前述したようにトーナメント戦には消極的な魔裟斗でも、タイトルマッチにはモチベーションを上げて挑むのではないかと思われます。
流れとしては、今年の夏に行われるMAXのファイナル8(なんだか書いてて恥ずかしい)の大会で、70kg王者決定戦を行うのはいかがでしょうか?組み合わせは魔裟斗vs.ブアカーオあたりでいかがでしょうか?
となるとこの二人は今年のワールドMAXトーナメントには不参加となります。魔裟斗とブアカーオ抜きでは物足りないとお嘆きのご貴兄もおられるかもしれませんが、そんなことはありません。むしろ、毎年変わり映えしない面子で争われる準決勝戦〜決勝戦に飽き飽きしてませんか?魔裟斗とブアカーオが抜けることで、新鮮なメンバーで優勝争いが行われるという効果も生まれるのです。
この記念すべきMAX初となるタイトルマッチの勝者が今年のワールドMAXトーナメント覇者を迎え撃つ形での初防衛戦を大晦日に行うのも良いでしょう。
最後に、魔裟斗の東京マラソン出場について。
魔裟斗の長距離走能力がいかほどのものか判りませんが、『芸能人筋肉番付』に出たときのような失態を演じないで欲しいと願うばかりです。まさか曙に負けることはないでしょうが、運動神経の良さげな芸能人に負けるんじゃないかと心配です。