新日本プロレス

web新の12・26PREMIUM5観戦記

WOWOWで放送されたUFC93を録画したものの、未だに観ていないため、試合結果を知ってしまわぬようにネット断ちしています。

本当は放送当日に夜中まで起きて、UFCを観てから寝ようと思ってましたが、始まるまでの時間潰しに観たサムライTVの『PREMIUM5』の試合中継が余りにも面白くなかったせいか、睡魔に負けて寝てしまった次第。

<第1試合 大谷晋二郎vs岡田かづちか>
田口はヤングライオンとのこと。

試合開始前、大谷がリングインすると、互いに額を押し付けてのにらめっこ。予定調的なやり合いに、観ているこちらはいきなりテンションダウンしました。

岡田は何だか女々しい。大谷を睨みつけながら顔面ウォッシュに耐える姿や「大谷〜!」と叫びながらミサイルキックを繰り出すあたりが女子プロレスチックでした。

こんなのがヤングライオンでは、新日本もこの先どうなることやら。



<第2試合 中西学vs植田使徒>
『魂のルフラン』で入場したゼロワンの若手、植田使徒。名前が使徒だけにやはりエヴァを意識している。にも関わらず、あの容貌。エヴァの繊細なイメージは皆無。ただの小デブ。お客さんも、思い切り引いていたのか、曲を知らないのか、全くの無反応でした。

中西相手にごく普通のプロレスをやって何も出来ずに負けた植田ですが、本気でプロレスをやる気があるならば、中西相手にタックルを敢行すべきではないか?

まともなタックルもできない、大学のレスリング部への出稽古にも行けないようなプロレスラーは、私は絶対に認めません。まぁ今の時代、レスリングに本気で取り組んでるプロレスラーなんて滅多にいないのでしょうけど。



<第3試合 吉江豊vs吉橋伸雄>
いきなり吉江の胸板にエルボーを打ち込む吉橋。吉橋は“新日本の雑草”と紹介されていましたが、道場ではどんな練習をしているのでしょうか?

第一試合から第三試合までは、若手が先輩に挑む形のカードが組まれましたが、若手らしい活きの良さとレスリングの下地を感じさせる戦いぶりは全く見受けられませんでした。



〔広告〕wizpy 4GB ブラック P0672

危険なプロレスに反対! インディー系レスラーとレッドブル軍団

ピストルバルブが『ザ・ベストハウス123』のお荷物になっているような気がするweb新です。

先日、ファイティングTVサムライを観ていたら、新日本の若手選手(?)とゼロワンの対抗戦が行われていました。

かつては「メジャーの雄」、「キングオブスポーツ」と言われた新日本ですが、現在の新日のレスラーがインディー系レスラーと並び立っても、その佇まいに違いが感じられません。それはインディー系レスラーの質が向上したのではなく、新日本の選手がグレードダウンしたせいじゃないかと勝手に推測してます。

対抗戦で新日本の田口・内藤組と対戦した藤田ミノルは、田口と内藤を「新日本らしくない上手い選手」と評価しました。私はこの「上手い」という感覚がプロレスをダメにしてるんじゃないかと思いました。

上手いプロレスなんてのは、多少のセンスと運動能力があれば、簡単にやれてしまうものだから。宇野薫が猪木ボンバイエでやったように。

続いて永田・中西組と田中将人・大谷組のタッグマッチ。永田vs田中の対抗意識がピックアップされた試合でしたが、永田はなんでしょっぱい打撃技ばかり使ってるのでしょうか?

永田と田中との違いは、レスリングの下地の有無に他ならないでしょうに、なぜレスリングの技で圧倒しようとしないのでしょうか?私は理解に苦しみます。

今のプロレスファンは、見た目に派手な打撃技や頭から落とすような危険技しか求めていないということでしょうか?

そしてレスラーはその要求に応じる。

実際に強い衝撃を頭部や頚椎に与えれば、レスラーの肉体に致命的なダメージを与えることになりかねない。とてもじゃないが毎度毎度やってられるわけがない。

だから技をセーブして繰り出すことになるが、そうなると説得力が無くなる。観客は「もっともっと」と激しさを求める悪循環。どの道、過激なプロレスには先が無いと言うことでしょう。

そんなことを考えていたら、ふとサルマン・ハシミコフやビクトル・ザンギエフら、新日本に参戦していたレッドブル軍団のプロレスを思い出しました。当時の私は、彼らの地味なレスリングが退屈でした。

プロレスが上手くはないレッドブル軍団。しかし、その佇まいと醸し出す雰囲気は、インディー系のレスラーには到底真似できないものです。

そんなレッドブル軍団を当時は評価できなかった私も、過激なプロレスを求めたファンの一人ということでしょう。

だから私は、反省の意味を込めて「危険なプロレスに反対する」との意思表示を続けていきたいと思います。
Archives
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

訪問者数累計(since '06)
E-Mail & twitter


当ブログ管理人へのご連絡はこちらのメールフォームからお願いします。また、メールを受信しても見逃す危険性もありますので、コメント欄かTwitter宛にメール送信した旨を書き込んで下さると助かります。


web新のプロフィール
観戦暦:30年。格闘技入賞歴:新空手K-2トーナメント、K-1モンスターチャレンジ、土浦市長杯。戦績:17試合13勝4敗9つのKO勝利。新空手史上最短KO記録保持(5秒。但し非公認)


Recent Comments
  • ライブドアブログ