<MAとNJKFが統一ランキング発足>
両団体間でWBCムエタイルールを用いたランキング戦を行い、その試合結果によって統一ランキングを制定するそうです。

キックの団体がやることなんでどこまで本気なのか疑わしいし、WBCムエタイという組織もどこまでムエタイに権威を付与するつもりで活動をしてるのか不明瞭なので、この新しい流れに乗って良いものかどうか、、、。

とりあえず今後の動きを追っていきたいと思いますので、皆様方からも情報をお寄せいただければ幸いです。

今年の日本キック界は、このWBCムエタイに統一していく動きと、全日本キックのようにK-1に選手を排出していく動きとの二大潮流の中を進んで行くことになるのでしょうか?

競技化の流れに乗るか、エンタメの方向に進むか。岐路に立つキックボクシングです。



<K-1惨敗の原因>
各メディアにおいて、武蔵やバダ・ハリらK-1ファイターの油断を指摘されてますが、絶対にそれはないです。ちびっ子の挑戦を受けたわけじゃないのだから。

フィジカル面で自分よりも圧倒的なアドバンテージを誇る相手に向き合うファイターが、潜在意識レベルであっても油断なんてするわけないです。

体力的な弱さを補うだけのボクシング技術が無かっただけ。特に武蔵。

また、バダ・ハリvsアリスターを見ると、技術が体力に凌駕され易いという意味で、一発勝負の殴り合いってのは水物なんだってことを認識させられます。ホーストもサップに2回負けたわけですから。



<菊田の想い>
自分は柔道の落ちこぼれだったので、今回の吉田戦は20年間の想いを込めて戦った。2人の金メダリスト(瀧本、吉田)に勝ったってのは何気に凄いことじゃないですか?

吉田戦後の菊田はそんな心情を吐露してました。



<チャンピオンになった北岡の次>
井上といえば、五味隆典を破って戦極初代ライト級王者に輝いた北岡悟が3度戦って勝てなかった(井上の2勝1分け)相手。北岡の初防衛戦の相手は井上で決まりじゃないですか?

ただ、井上はDREAM.3でニック・ディアスにKO負けしてるんですよね。印象が悪いか?印象にも残ってないか?

ところで、私は井上が゙足関十段゙の異名を持つ花井岳文に勝利している点に注目しました。北岡の足関節地獄対策のヒントが井上のファイトスタイルに隠されているのではないか?

北岡はサムライTVの番組にゲストで登場した際、井上に2敗していることについて「どうも相性が良くない」と語ってましたが、そうではなく、逆に足を取りに来る相手への対処が上手いのが井上じゃないかという素人考え。

余談ですが、私は十年くらい前にアマチュア時代の花井の試合を見たことがありますが、驚くほどの極めの強さでトーナメントを制してました。プロになっても良いところまで行くだろうと見込んでましたが、そうでもなかったですね、、。



<高山、荒谷を53秒殺>
レスリングのできない高山のドタバタした動きを見ていると、学生時代に通っていたキックボクシングジムの会長の話を思い出します。

「UWFの連中は、全日・新日で使い物にならない奴らの集まりだからな」



<朝青龍が激勝!進退問題の重圧に耐えた>
逆境に晒されている朝青龍を応援しないどころかバッシングしている人たちって、どんな心を持っているのでしょうか?

横審のけいこ総見で白鵬に六連敗したら大喜びしてね。

初日に朝青龍が勝利した場面の写真をスポーツ紙で見ると、いかにもガッカリしたような顔してる客の顔が写ってますよ。すごく醜い顔。



<女子レスリング、山本聖子が現役復帰へ>
女王の吉田沙保里が君臨する55キロ級での復帰を目指すとのこと。

道は相当に険しいでしょうが、応援したい。

「どうせ吉田には勝てっこない」っていう目で見られるところからスタートするわけですからね。アイドル風味なところに反感を持たれたりすることもあるかも。

逆境を跳ね退けてロンドンの切符を手にしてほしいです。