小比類巻

さらば小比類巻 K-1MAX2008

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さて、格闘技ファンのほとんどが大晦日に視線を集中していた先月末、FEGから2008年のK-1MAX日本代表決定トーナメントの概要が発表されました。

■「K−1 WORLD MAX2008〜日本代表決定トーナメント」
2008年2月2日(水) 東京・日本武道館

<K−1ルール 3分3R・延長1R 勝者が世界一決定トーナメント開幕戦へ>
佐藤嘉洋(日本/フルキャスト/名古屋JKファクトリー)
小比類巻貴(日本/BRAVI RAGAZZI)

【日本代表決定トーナメント出場予定選手】
アンディ・オロゴン(ナイジェリア・チーム・オロゴン)
尾崎圭司(日本/チームドラゴン)
城戸康裕(日本/谷山ジム/MAキック日本ミドル級王者)
TATSUJI(日本/アイアンアックス)
HAYATO(日本/FUTURE_TRIBE/UKF世界スーパーウェルター級王者)
前田宏行(日本/BUKUROジム/元ボクシング日本王者)
山本優弥(日本/青春塾/全日本キックウェルター級王者)


まず、ワンマッチで出場権を賭ける佐藤vs小比類巻ですが、これについては小比類巻を不当に優遇しているとの意見がファンの間から噴出しました。たしかにここ数年の小比類巻のダメっぷりからすれば、このワンマッチに勝っただけでワールドMAX開幕戦に出場できてしまう権利を与えることは不当優遇と言えるでしょう。

特にアンディ・オロゴン戦で見せた失態のイメージが悪過ぎ。分娩台に乗るような格好で尻餅をついたダウンには心底ガッカリさせられたものでした。デビュー数戦目のアンディ相手にあんな負け方をした小比類巻にワールドMAX出場権を与えるなど、ファンとしては絶対に認めることは出来ません。

しかし、主催者がこのカードを決定してしまったわけですから、ここは引導を渡す役目を佐藤にしっかり務めてもらうしかありません。体型的にもファイトスタイル的にも似たような感じがする両者ですから、この試合をもって小比類巻には表舞台から消えてもらいましょう。

ファンとしては楽しく面白くK-1を見たいのに、イライラ感しか与えることができない小比類巻は不要です。

でも、小比類巻は一時期、いい感じで肩の力が抜けたパンチを打っていたのですが、いつの間にか元に戻ってしまいました。それが残念でなりません。今回のカード発表を見ると所属ジムが新しくなったようですが、ジムでは誰にどんな感じで指導を受けているのでしょうか?

もし、小比類巻に可能性が残っているのなら、今回の佐藤戦が本当のラストチャンスであることを認識した上で試合に臨んでほしいと思います。

≫≫≫日本代表決定トーナメントについては後日書かせていただきます。人気blogランキングへ

アンディ・オロゴン>3回戦のキックボクサー

先のK-1MAXで、優勝候補筆頭だった小比類巻がK-1デビュー2戦目のアンディ・オロゴンに負けた件について、「素人に負けるとは情けない」という論調をよく目にします。

果たしてアンディ・オロゴンを素人呼ばわりして差し支えないのでしょうか?

私は、キックボクシングの3回戦レベルを凌駕する能力を兼ね備えていると感じました。本戦終盤に放ったキックの切れ、延長戦も戦い抜けるスタミナ、そして何よりも国内トップと言われている相手に対しても臆することがない精神力の強さは、どう見ても素人離れしています。高い身体能力に加えて相当な練習量の賜物と言えるでしょう。

プロとして活動している3回戦のキックボクサーで、アンディ以上のパフォーマンスを発揮できる人が何人いるでしょうか?この問いに自信を持って挙手できる人はまずいないでしょう。

アンディを素人と言うならば、世の3回戦のキックボクサーたちは何なんでしょうか?素人以下なのでしょうか?そんなわけはないですね。ゆえにアンディを素人呼ばわりするのは大間違いです。

と言っても負けたコヒを擁護しているわけではありませんことを念のために申し添えておきます(ブログランキングが上位になったことで小中学生にも読まれてるようなので、いちいち注釈しておきますw)。

それと、一口に3回戦のキックボクサーと言ってもピンきりなのは言うまでもありません。くしくも先日の私のコメント「格闘技はプロもアマも大した違いはない」に対して、元日本ランカーの土浦出身さんより、それは無いだろうというコメントを頂戴しました。

たしかに私が言葉足らずで、誤解を招きました。ここで私が言ったプロとは、思い出デビューをしただけとか、ファイトマネーももらわずに自己満足だけで前座のリングに上がって塩試合をしている、向上心の無い“一応プロ”の人たちのことです。

プロとは、観客に感動を与えられる存在でなければなりません。その点でアンディはまぎれもなくプロフェッショナルなファイターだったと言えるでしょう。
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web新のプロフィール
観戦暦:30年。格闘技入賞歴:新空手K-2トーナメント、K-1モンスターチャレンジ、土浦市長杯。戦績:17試合13勝4敗9つのKO勝利。新空手史上最短KO記録保持(5秒。但し非公認)


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