亀田家

web新の『亀田流チェンジ!』テレビ観戦記

先ほど行われた亀田興毅の世界前哨戦の試合会場はなんと!!さいたまスーパーアリーナーーーッ!!!?と思ったら、たまアリに付随するコミュニティホールでした。

ぁむぁむ・・・。こんばんは、web新です。

亀田の相手は精彩を欠いたオッサンでしたね。自宅で蜂の子を焼いて食べてる税金滞納者みたいな風貌でした。ジャブも孫の頭を撫でるようなスローモーさ。まともなパンチは第1ラウンド終盤に放った右一発だけだったような?

さらに、亀田がパンチを出すと両手を前に突き出して下を向く。この仕草は相手の攻撃を怖がっている証拠です。

結局、亀田が2RでKOしましたが、こんな相手に勝ったところで亀田の強さと好調ぶりをアピールしたことになるのでしょうか?逆に批判の声が強まるばかりじゃないかと思いました。

続いてセミファイナルとして行われた亀田大毅の試合が後から放送されました。相手は2階級制覇の元世界王者だけあって、両者の拳が激しく交差する試合になりました。

序盤は一進一退の攻防が続きましたが、試合は第5ラウンドに動きました。亀田大毅の左ボディブローがきれいにヒット。少しの間を置いてシンワンチャーがうずくまるようにダウンしました。

そして第6ラウンドにも亀田大毅が左ボディでダウンを奪い、10カウントのKO勝利を収めました。

この試合も兄と同様、勝って当然といえば当然の試合でした。相手のシンワンチャーは如何せん体が小さい。2階級制覇とは言え、彼が制覇した2つの階級はライトフライ級と最軽量のストロー級だったのです。パッと見、二回り小さく感じましたからね。

とりあえず殊勝な言葉を喋るようになった亀田兄弟のお披露目会みたいなものだったのでしょう。大会名もそのまんま、『亀田流チェンジ!』でした。

ボクシング世界フライ級タイトルの脚色

内藤が逆転KOで世界タイトルを防衛した直後のリング上に亀田興毅が登場。自分の目を疑いましたよ。なんでコイツが大手を振ってあの舞台に上がれるのかと。

一時期は殊勝な態度をとり続けていた興毅ですが、人目がないところではベロを出していたってことでしょう。内藤が勝利の余韻に浸るべきリングを土足で踏みにじるのが興毅の本性なのです。

興毅の言い分は“弟の敵討ち”ですが、そんな言い分には誰も同調しませんよ。すべての国民は、「興毅の弟が内藤に負けた」というより、「興毅の弟が内藤とのタイトルマッチを反則でぶち壊した。その指示をした兄は共犯者」という認識が強いのですから。

とは言え、内藤vs興毅を観てみたいというのが人情ってもの。もし内藤と興毅のタイトルマッチが大晦日に実現したら、この一試合だけで『Dynamite!!』と同等の視聴率をはじき出すでしょう(今年の大晦日は6:00からボクシング、8:00から『Dynamite!!』ってことで)。

実際に今回のタイトルマッチも高視聴率だったようですし(「高視聴率」のソースは?なんて小さいことを求めるような人はこのブログを読まないでしょうから略しますよw)。

ボクシングとその他の格闘技との実力差を垣間見た気がするわけですが、その実力がまったく発揮されていなかった昨今の日本ボクシング界。その救世主的な立場になりつつある内藤が今回のタイトルマッチで勝ち残ってくれたことは、日本ボクシング界にとってビッグチャンスです。あそこで内藤が負けていたら目も当てられなかったでしょう。

このチャンスを活かせなかったら、、、。日本ボクシング界は本当に終わりでしょうね。

今後のフライ級世界タイトル戦線を、誰がどのように脚色していくのか、大晦日まで目が離せそうにありません。

ただ心配なのは、もし内藤vs興毅が実現したら、その試合結果がどうなるか。

と言うのは内藤が負ける可能性が低くはないと思うから。興毅と大毅の実力差は比較になりません。もし興毅がアウトボクシングに徹したら、逃げ切る形で僅差の判定勝利というストレス溜まりまくりの試合になるかもしれませんから。

ぃゃ、そこらへんはTBSもぬかりなし。ボクシングで溜めたストレスは、『Dynamite!!』のオープニングマッチ、我龍vsKICK☆の大味な殴り合いで解消してもらうって寸法になってます。

web新のプロ格デイリー080612 井上康生の柔道人生、亀田家、水着が主役

3ba8c212.jpg月に1〜2回のペースで「ヒュー・グラントのような顔に生まれ変わりたい」と思うことがあるweb新です。

ここ最近のニュースをいくつか。

福田首相に対する問責決議案が可決されましたが、「重く受け止めます」で終わり。何の意味があるんでしょうか?党首討論でもやった方が良いのでは?

新垣結衣が二十歳になったことを朝のエンタメ系ニュースが報じてました。二十歳になって何をやりたいかの質問に「お酒を飲みたいです」。何をしらばっくれたことを言ってるのでしょうか?

閉鎖ジムが亀田家に名義を売りますというニュース。その仲介役が平沢勝栄衆議院議員だと報じたスポニチの記事を番組で紹介したテレ朝の『やじうま新聞』でしたが、その生放送中に平沢議員から「事実無根である」と生電話が入るハプニング。オモロー。

井上康生の柔道人生をふり返る関連の新聞記事を読みました。いくつかの知られざるエピソードが紹介されていましたが、その中で印象深かった話を一つ。パラリンピックの柔道選手団の柔道着が古いのを見て取った井上は、自費で新品の柔道着を送ったそうです。井上はそれをマスコミに公表しませんでした。自分はこれだけのことをした、どこどこでボランティアしました、ってアピールする人間が多い世の中で、一服の清涼剤のようなエピソードでした。FEGも、被災地を宣伝に(以下、自主規制)。

日本の総合格闘技界では柔道着を着用することの不公平さが問題視されてますが、水泳では水着の素材がもろに記録に影響を及ぼすのですね。そして北島康介選手がスピード社の水着でオリンピックに出ることが確定となりました。誰が何と言おうと水着が主役です。

「俺は、あ・え・て、ミズノを使う」

そんな北島の浪花節が見たかった。ほんの少しだけそう思いました。

亀田反則指示と大相撲リンチ事件のうやむや感

土曜日の朝も早(はよ)からTVでは亀田謝罪会見の検証特集が行なわれています(テレビ朝日系)。

コメンテーターとして、元気が出るTV出身の元世界チャンプ・飯田覚士、プロレスライターから伸し上がったスポーツジャーナリスト・二宮清純らが出演してます。

教育論がどうとか、そんなことはどうでも良いですが、二宮氏が強調していたように「集音マイクが拾っていた反則指示行為の声は誰のものだったのか?史郎氏が指示を認めていない中でそれをうやむやにすることだけは絶対にしてはならない」ことが重要でしょう。

ウィークエンダーにも書きましたが、史郎氏は指示を認めていないにも関わらず処分に対して異議申し立ては行なわない。それってどーゆーことですか?とりあえず騒動に幕引きし、肝心なことはうやむやにしたいのでしょう。

うやむやで終わってしまいそうな空気であることは、JBCにも問題があります。やはり金の生る木は手放せないということでしょう。

うやむやと言えば大相撲のリンチ死亡事件。あの遺体を見て検死を行なわなかった愛知県警に問題あり。間違いなく県警と相撲部屋はズブズブの関係だったのでしょう。

そもそも加害者と思われる相撲部屋に遺体を返すということが非常識。そのまま火葬されていたらと思うとゾッとします。すべてが闇に葬り去られるところだったのです。

常軌を逸した暴行が横行している底辺の上に成り立っている大相撲なんて、いくら華やかであっても虚飾に過ぎません。何の価値も無いですよ。

亀田家のモットーは「勝てば官軍」。大相撲は暴行でも何でもやっていいから関取になれれば良い。こんなものを応援する気がおきません。

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亀田家問題を斬る!

前回記事で「誰もが書くようなネタはなるべくスルーしたい。」と書いておきながら、亀田家ネタです。ぁむぁむ・・

謝罪会見したようですが、なんであんなに憔悴し切ってるの?

それに、自宅で包丁を見つめているとか、親父も「私は反則を指示していない」とか。茶番はいい加減にしてくださいょ。

私としては、大毅は負けた後のケアが最悪だったことを残念に思います。判定が告げられるや否やサッサと控え室に引き上げてしまいましたけど、本当ならば速攻で着流しに着替え、ギター侍をやれば万事うまくいったと思うんですよ。顔が波多陽区似のチャンプを出し抜いた上、最後に予告どおり「切腹〜〜〜〜っ」ですからね。ここまでやれば全てのアンチも納得する以外にないです。

勝った場合は3曲ほど歌うつもりだったらしいですが、男たる者、常に最悪の事態を想定しなきゃ駄目ですよ。余談ですが、私なんかフェリーに乗るたびに【シーサーペントに襲撃された場合】を想定して、救命ボートでの逃げ方をシュミレートしてますからね。

それともう一点、冗談抜きで気になったことがあるんですが、、、

この試合を裁いたレフェリー、実はユリ・ゲラーだったんじゃないですか?

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「負けたら切腹」と言い切った亀田大毅

いよいよ今夜に迫ったWBCフライ級タイトルマッチ。試合が決定した頃に比べると、幾分盛り上がりに欠ける状態が続いていたような気がしましたが、昨日の調印式と記者会見で一気にヒートアップしました。

亀田がKO宣言と同時に、「負けたら切腹」と言い切りました。

これに対して内藤は、「本当に切腹するの?負けたら絶対にやれよ!」と興奮気味に反応したようです。

もう楽しみで仕方ないっ!!どっちが勝つか?という格闘技最大の醍醐味を堪能できるこの試合を見逃すわけにはいきません。

個人的にはどちらに勝ってほしいというのはありませんでしたが、「負けたら切腹」と言うからには負けたときにどんな対応をするのか見てみたいという意味で、内藤勝利を希望するようになりました。

また、ファイトスタイル的にも、ガードを固めて頭を動かさない亀田と、足と上体の柔らかさで相手のパンチをかわす内藤は非常に対照的。内藤がどうやって亀田の亀ガードを崩すかが焦点でしょう。

ガードを固めて前に出てくる亀田。内藤としてはコーナーに追い詰められることなく、亀田の左フックを最小限度にスウェイした直後の攻撃に活路を見出す形になるでしょう。もしくは左フックの打ち始めに伸びのある右ストレートが炸裂するか?

亀田が前に出る展開では、必然的に内藤は足を使って動かねばならないので、より多くのスタミナを消費します。ほとんど無名だった内藤がこれだけの注目下で試合をするのは初めてでしょうから、いかに平常心を保ち、余計なスタミナを消費しないように戦えるかがポイントでしょうか?

亀田の切腹というか、負けても切腹しない言い分を聞くのが楽しみなので、内藤にはぜひ頑張ってほしいです。

ちなみにボクシングマガジンでの勝敗予想では、日本人元世界王者十数名のうち亀田勝利を予想したのは小熊正二氏ただ一人でした。亀田が押し切って僅差の判定勝ちだろうと。

判定になったらなったで揉めそうな気がしますね。TBSとしては、内藤の最年長王座防衛記録なんて屁みたいなもの。何としても亀田を最年少日本人世界王者にしたいでしょうから、何らかの手段を講じているのでは?と穿った見方をしてしまいます。

判定と言えば、この試合はオープンスコアリングシステムを採用。4回と8回終了時に採点が公表されます。あり得ないような亀田優勢の採点に場内がどよめくシーンを想像してしまいました。これはこれで一興か?

あと、当初は亀田が“グローブハンデ”(亀田がメキシコ製で内藤が日本製)を貰う形で発表されていましたが、両者ともメキシコ製を使用することで決まりました。

亀田が負けたら切腹する果し合い。運命のゴングは今夜鳴らされます。TV中継は18:55から。試合は何時から始まるかわかりませんが、こんな日は残業などせずに早々と帰宅して、ナガラ食品のホルモン鍋をつつきながら至極の一戦を堪能しましょう。

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ボクシングファンを名乗るならば

「亀田KOは日本国民の期待」という発言に代表される、一連の内藤の挑発に煽られる形で、ネット上では亀田家バッシングが蔓延しています(参照)。この調子で行くと試合当日までには、“亀田が負けたら切腹”という風潮が非常に強まることが予想されます。

私はこのように一方的に亀田家を悪者にする風潮を疑問に思います。

まず第一に、人気低迷が叫ばれて久しいボクシングであるにも関わらず、このタイトルマッチに限ってはこれだけ一般人からも注目されるようになったのは、亀田家の存在なくしてはあり得なかったはずです。

さらに今回のタイトルマッチ、両者のファイトマネー合計額は3億円に達する見込みとのこと。世界チャンピオンになっても副業を続けねばならないケースもある中で、プロボクサーがこれだけの労働の対価を得られることは、ボクシングファンでなくても喜ばしい限りです。

と言うか、ボクシングファンを名乗るならば、亀田の素行や技術面のみならず、このような商業的側面も評価するべきではないかと私は思いますがいかがでしょうか?

一時は興行を打つだけの資金調達の目処が立たない状況下に置かれたポンサクレックとのタイトルマッチとは一転して大きな収益が見込める内藤としては、発言とは裏腹に「亀田家様々」なのではないかと思います。

また、内藤自身のファイトマネーはチケットの売り上げによる歩合制とのことで、このところの内藤の饒舌ぶりはチケット販促効果をにらんでのことなのでしょう。プロとして然るべきパフォーマンスであり、良い傾向であると思います。

この調子で日本のボクシング人気が復活すれば尚良いと思いますので、今回のタイトルマッチの盛り上がりを持続させねばなりません。業界としては、勝者に興毅や坂田を絡ませるに留まらず、その先の一手を今の内から考えておくべきでしょう。

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web新のプロフィール
観戦暦:30年。格闘技入賞歴:新空手K-2トーナメント、K-1モンスターチャレンジ、土浦市長杯。戦績:17試合13勝4敗9つのKO勝利。新空手史上最短KO記録保持(5秒。但し非公認)


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