DREAM.5観戦記。まずはライト級GP編です。

○青木vs宇野×
凄い試合でした。ブロガーごときがあれこれ語るような試合じゃないでしょ。記者もたいしたことは語れないだろうけど(笑)

第1ラウンドは、アホの高田風に言えば「私、この10分間、ほとんど呼吸してませんでした」みたいな、まさに息が詰まるような死闘でした。

ただ、第2ラウンドになると、このまま青木が判定勝ちだなという空気になってしまったのが残念。

宇野はこのまま引き下がりはしないでしょうが、具体的にどう巻き返すのか?手の打ちようがないのでは?と思ってしまうほどに青木の圧倒的な強さが際立ちました。


○アルバレスvs川尻×
川尻選手、惜しかった。パンチの伸びの差が結果に出た。

ただ、アルバレスは右目負傷で決勝戦を棄権。川尻はクラッシャーの面目を保った。


○ハンセンvs青木×
青木真也の入場時、セコンドの八隅と小林審判員が何か目配せして笑い合ったシーンが何気に面白かった。レスリングつながりで親交があるのでしょうか?まぁ、PRIDEで青木はハンセンに一本勝ちしてますから、セコンド陣も青木の勝利を確信していたのでしょうね。

結果はリザーバーのハンセンが優勝。どうでしょうか、この結末。

ハンセンをKY呼ばわりしちゃいけませんけど、今後のライト級がより面白くなるためには、やっぱり青木に優勝して欲しかったというのが正直なところです。

しかし、リザーバーのハンセンが優勝したことで、このライト級GPがいかに過酷な戦いであったかを再認識しました。アルバレスは川尻に右目を破壊されて決勝を棄権。青木は宇野の忍耐力に相当の体力を消耗してしまい、とんびに油揚げをさらわれるような結末になってしまいました。

さらに面白いのは、これら強豪たちにまだまだ伸び代がありそうなところです。DREAMライト級というカテゴリーは、これから加速度的に盛り上がっていきそうです。


≫その他の試合の観戦記は明日中に投稿する予定です。