ミルコ

web新のDREAM.6地上波TV観戦記 〜ミルコの顔がウゴ・デュアルチに見えた〜

○山本(判定)所×
所のパンチはシャープだな、なんて思った矢先に山本のパンチで所がスリップダウン。しかし、所は右足を巻きつけてガードポジションに。

山本のジャブは、2流のK-1ファイターに見習わせたいくらいの伸びと速さと威力。さらに、時折ミドルッキクや膝を織り交ぜてくるあたり、山本はかなり落ち着いて試合をしている印象でした。

しかし、寝技はさすがに所の方が上で、残り1分半あたりで下から腕十字を極めかける。皮肉な感じですが、最後の最後でこのような見せ場を作るあたりに所のプロフェッショナルぶりを感じました。

練習すれば誰でも打てるようになるフック系のパンチが強いMMAファイターは多いですが、ジャブをキッチリ打てる山本のボクシングテクニックが際立ったと同時に、相手にガードポジションを取られたときに上から首を押さえ込むことで下からの攻撃を防ぐなど、レスラーとしての理想的な戦い方を山本が提示してくれた試合でした。



○ムサシ(三角絞め )マヌーフ×
「打撃はムサシが上かもしれませんよ」
これは解説の須藤元気の言葉ですが、経験者ならではの分析ですね。ヲタは「狂拳」という単語だけで判断しちゃいますからね。



○ジャカレイ(腕十字)弁慶×
ジャカレイを舐めてました。スミマセンでした。自分でもなぜ弁慶勝利を予想したのか理解不能。



○青木(裸絞め)ムーア×
青木はどうしてこんなに強いの?セコンド陣も小粒だが頼もしい顔ぶれ。結束力の強さを感じる。



○秋山(腕十字)外岡×
煽りVの“異論争論、秋山成勲”。
「やったことは悪いけど、秋山の試合はハズレが無くて面白い」
秋山なんていらないなんて馬鹿言ってる格ヲタよりオバチャンの方が解ってるんじゃない?

試合開始後、程なくして秋山がテイクダウンに成功するも、何とか外岡はスタンドに戻しましたが、離れる前に秋山に組み付かれて再びグラウンドに。この際(きわ)の弱さがMMAファイターとしての外岡を象徴してるんじゃないでしょうか?アマチュアですよね。

そして秋山はいきなりマウントには行かず、安定したサイドポジションに移行。外岡の両腕を固定して頭をたこ殴りしましたが、メイヘムvs柴田のようにあれをもっと続けても面白かった。

そして、外岡の力量を見切ったところでマウントへ移行。以後も子ども扱いしてキッチリ一本勝ち。

試合後は秋山が外岡に土下座するも、なんだい、外岡はろくに挨拶もせずにコーナーに戻りやがって。失礼なヤツだな。

秋山は試合後のマイクで大晦日の吉田秀彦戦をアピール。

「応援してください。ちょっとでいいです」

私は秋山のこの言葉を聞いて、目頭が熱くなってしまいました。これからも秋山を徹底して応援していきますよ。



○船木(ヒールホールド)ミノワマン×
パンクラス引退後の船木に月収5万の時代があったなんて驚き。この煽りVを見る限りは、生活するために現役復帰したようにしか思えないんですけどw

試合前、両陣営のセコンドを見るとパンクラス尽くし。船木にはやっぱり山田親分。ミノワマンには柳澤ともう一人名前が出てきませんが(若年性アルツハイマーなもんでスンマセン)、三島ど根性の助に秒殺されて客が引くほど悔しがった選手。

試合は足関節で船木が一本勝ちしましたが、ポジショニングとは関係なしに相手の足を取ってしまうという船木ならでは戦い方で勝利したことが嬉しかった(『別冊・プロレス昭和異人伝』のこちらのエントリー参照)。

八百長とか言い出す馬鹿もいるでしょうが、そんなのには耳を傾ける必要ないでしょう。



○ムサシ(KO)ジャカレイ×
ガードポジションの下からの蹴りでKO。パンクラスでも下からのパンチでKOした選手がいましたが、下からの打撃でKOがこれからのスタンダードになりそう?



○ハリトーノフ(KO)アンブリッツ×
アンブリッツはダイノジのエアギターやる方みたい。一方のハリトーノフも、全盛期には程遠いファットな体型。

解説陣は“アンブリッツの楽しみ方”を教えてくれるような楽しいトーク。冷静と情熱の間って、、、w



ミルコ(ノーコンテスト)アリスター
序盤から劣勢のミルコを救ったのは島田レフェリーのブレイク。目じりの裂傷も、普通の選手であれば続行させた程度のものだったし、イノキ−アリ状態からのブレイクも迅速でした。まさに島田マジック。

それにしてもミルコは調子悪い感じでした。ハイキックも一発出しましたが、妖刀の面影なし。アリスターの膝に苦しむ表情は、“落ち目のウゴ・デュアルチ”といった風情でした。

アリスターはガードポジションを取られてからの攻撃が強かった。パウンドの合間に織り交ぜる肘落としは、相手にすればかなりイヤな攻撃じゃないでしょうか?ノーコンテストはアリスターにはもったいなかった。

ノーコンテストの原因はアリスターの膝が金的に入ったことですが、ベルトから下とは言えども攻撃をもらうってことは、相手に競り負けてるということなのです。実力差があれば金的なんてもらいませんからね。

web新の格闘ウィークエンダー080323 (DREAM、戦極、K−1、その他)

ほら〜、ほらほらほら〜、冠付いてるよぉ〜!と言うわけで『web新の格闘ウィークエンダー』の時間がやってまいりました。

ただいま深夜27時半。マクドナルドでモバイルしているweb新です。

深夜に外で活動することが珍しい私ですが、なんでこんな時間帯にこんなに人が活動してるの?って感じ。同じ敷地内にドンキホーテとか居酒屋があるせいでしょう。マックのドライブスルーにもクルマが列を成してます。

店内の喫煙席には浮浪者風のオッサン5〜6名と若者グループ。禁煙席は私一人。電源も使えて極めて快適です。なぜか警備員がいて、喫煙席の浮浪者グループを露骨に警戒してる様子。過去に小規模な暴動でもあったのか?w

さて、先週はどんな出来事があったでしょうか?

大晦日にミルコvsヒョードル
そんなプランがあるようですが、鬼に笑われるよ。どこと契約してるのかもハッキリしないようなヒョードルを引き合いに出すなんて。そんないい加減な話はしないでほしい。

そう言えば『DREAM1』の中継の中でも、ヒョードルが普通に支配下選手であるかのように映像を使われていましたね。実際のところヒョードルの契約はどうなってるんでしょうね?


青木vsカルバンの裁定は?
22日までに裁定が下されるはずでしたが、公式サイトにもまだ何も記載がないですね。発表の遅さに加えて、一試合もカードが決まっていない中での『DREAM2』チケット先行発売にもファンの不満が噴出している模様。


石田の反省
ブギョン戦に判定勝利した石田選手ですが、公式サイトのインタビューで以下のように語ってます。

──改めて試合を振り返ってみていかがですか?

石田 一言で言ったら、「情けない」の一言ですね。

──試合が終わって、走ってリングを後にして、控え室に続く扉を開けた途端に座り込んでしまいましたが……。

石田 もう、メダルを掛けられても“そんな権利あるのか!?”とか、自分が本当に情けなくて、とにかくあそこにいることがつらくなっちゃって……。本当につらかったです。


この気持ちがあれば大丈夫でしょう。次はダイジェスト扱いにならぬよう、面白い試合を期待しています。


『戦極2』にキス魔出場
『DREAM』に出場したら海に沈められるとかで『戦極』に出ることになったらしいキス魔こと中尾芳弘。吉田と藤田に照準を絞っているとのことですが、『戦極2』ではぜひ日本人対決を組んで欲しいですね。まずはレスリング出身でファイトスタイルが被り気味の中尾と藤田の淘汰マッチが良いのではないか?


4・13K-1横浜の追加カード

<3分3R延長2R>
グラウベ・フェイトーザ(ブラジル/極真会館)
アレックス・ロバーツ(米国/空柔拳会館)

<3分3R延長2R>
ハリッド“ディ”・ファウスト(ドイツ/ゴールデングローリージム)
アレキサンダー・ピチュクノフ(ロシア/極真会館)

<3分3R延長2R>
中迫 強(日本/ZEBRA244)
佐藤 匠(日本/極真会館)

<3分3R延長2R>
野田 貢(日本/シルバーアックス)
キム・ギョンソック(韓国/フリー)

【既報カード】

<スーパーヘビー級タイトルマッチ 3分5R>
[王者]セーム・シュルト(オランダ/正道会館)
[挑戦者]マーク・ハント(ニュージーランド/オシアナスーパーファイタージム)

<3分3R延長2R>
エヴェルトン・テイシェイラ(ブラジル/極真会館)
藤本祐介(日本/モンスターファクトリー)

<3分3R延長2R>
バダ・ハリ(モロッコ/ショータイム)
レイ・セフォー(ニュージーランド/レイ・セフォーファイトアカデミー)

<3分3R延長2R>
マイティ・モー(米国/フリー)
前田慶次郎(日本/チームドラゴン)

[そのほか出場予定選手]
武蔵、澤屋敷純一、立川隆史


今大会からK-1転向が噂されている西島の相手として武蔵と澤屋敷の名前が挙がってますが、西島というせっかくのビッグネームを浪費し過ぎじゃない?いきなり武蔵か澤屋敷って。

フォランシスコ・フィリオのように初参戦でトップ選手をいきなり破るようなドラマチックな展開なんてそうそう無いですよ。

私がマッチメイクするならば、西島vs藤本。これしかないですね。西島の蹴りの耐性の無さと藤本のボクシングテクニックの低さが絶妙にスイングする試合になること間違いなし。どちらが勝ってもおかしくない試合ですよ。

K-1は私にマッチメイクを担当させるべき。ブログでファンの意向も直に吸い上げられるのだし。

関連エントリー:K−1新陳代謝


浜口京子がアジア選手権優勝、五輪内定
北京五輪が楽しみになりました。

関連エントリー:浜口京子の巣立ち


山本真弘、ムエタイに負ける
トライアウトへの参加を経てK-1出場が確定的となった山本ですが、どこまで“K-1SPEED”に賭けているのか?

K-1に出る一方で、今回のようにタイ人に負けているようでは絶対に魔裟斗のような存在にはなれませんよ。K-1に賭ける気持ちがあるならばムエタイは眼中から消さないと。ほとんどのファンはK-1での活躍を期待しているはずだから、中途半端なことはするな!


4・12IGFに小川、ジョシュ、トムコが参戦
ジョシュのプロレスは見たくもないな。格闘技とプロレスの割り切り感が非常に気に食わない。ジョシュを本気にさせられるプロレスラーがいないのも残念。


真壁&棚橋4強入り
何の四強入りなのかもわからないほどに、私の中で新日本への興味は限りなくゼロになってますw


全日本キックvsチームドラゴン対抗戦
このような対抗戦企画は予てから当ブログでも提案してきました。どのようなメンツが登場するのか、期待して待ちましょう。それにしてもチームドラゴンはキックボクシング界で一大勢力になりましたね。団体まるごとと対抗戦するんだから。

また、何度も書きますが、私は前田健作氏が大好きです。自分が有名人であることをしっかり自覚し、サービス精神も持っているから。カメラを向けると、誰かと会話しながらも良い表情を見せてくれて、体の向きまで微妙に変えてくれるんですから。アマチュアの大会の会場で鼻くそほじってるような某プロ選手とは大違い。前田健作氏とチームドラゴンの今後の発展に期待大です。


亀田が復帰戦を判定勝ち
テレビは土曜夕方の1時間枠。世間の注目もかなり落ちているのか?内藤と絡んで、再びボクシングを活性化させてほしい。


以上、こんな感じの一週間でした。

そろそろ5時になりますか。たしか5時から6時の1時間はマックが閉店になるはず。浮浪者の長居対策として。

え?オマエも浮浪者の一人としてカウントされてるって?んなことないわぁ。モバイルする浮浪者なんているわけないもん。

そんじゃ朝風呂にでも入ってくるかw

『DREAM』テレビ中継の改善点

ただいま人間ドックを受診中のweb新です。先ほど間違って女性更衣室に珍入してしまいました。幸い誰もいなかったのですが、女性モノの靴が目に入って、最初は「アレ?男女共同なの?」と思いましたが、その2秒後くらいに「そんなわけはない!」と思い直し、いかにも慌てた風な素振りで女性更衣室から飛び出した次第。

待合室に入ると、いかにも小暇そうな老若男女が雁首揃えてます。おまえら、何時に来たんだよ?気合い入れ過ぎだよ。

退屈極まりない人間ドックですが、唯一の楽しみは腹部エコー検診でしょうか。生温かいジェルを塗りたくられたお腹を器具で撫で回されます。担当技師が毎年若い女性ってのが気が効いてるよな。今年はかなり大胆なお嬢さんに担当されまして、象さんが飛び出す寸前までパンツをずり落ろされ、恥骨周辺までグリグリされてしまいました。)^o^(

そんなドック系与太話はさて置き、本題に入ります。『DREAM1』のテレビ視聴率が8.9%という低い数字だったようで。

その敗因は、テレビ番組にとって最も重要な存在である一般視聴者の目線で見れば明確になるでしょう。

建設業Aさん「名前も顔も知らないお兄ちゃんらが、のたくらのたくら絡み合ってる。」

主婦Bさん(趣味は懸賞応募)「K-1みたいにスカッとしたKOが見たかった。」

放射線技師Cさん「体も小さいし、何やってる人たちなの?」

タクシー運転手Dさん「つるっパゲの白人、見た目が怖いわりには判定勝ちで面白くない。見かけ倒し。」

ミシン販売Eさん「ヒジがどうのこうの言ってたが、何が反則で何が有効なのか、さっぱりわからない。」

保険外交員Fさん(肉体が武器)「ミルコの相手はもう少しまともなのを用意したら?」

以上、こんな印象だったのではないかと推測できます。これではチャンネルを回されてしまいますよ。格闘技のファンではないが面白そうだから観てみようという視聴者層の目線で見ると、今回のテレビ中継がいかに粗末であったか解るというものです。

改善点としては、

ライト級がメインの大会ならば、せいぜい夜9時以降の放映にするべき。もろゴールデンでは裏番組に太刀打ちできません。テレ朝に超常現象とか宇宙人、UMA特集なんて持って来られた日には目も当てられない結果になるでしょう。

一般視聴者はK-1も総合もあまり区別しないで見ている人も少なくないのだから、番組冒頭あるいは随所で最低限のルール説明があってしかるべき。

今回のメンバーでいきなり盛り上がれるのはマニアだけ。各選手のバックボーンをもっと詳しく紹介しないと。何のための煽りVだよ(笑)芸術家気取りしてる場合じゃないって。

こんなところが挙げられるでしょうか。

さらに今回は、番組冒頭からミルコ日本復帰を引っ張り続けた構成を見てもわかるように、ミルコ以外に目玉が無かったことも大きなマイナス要因でした。

次回『DREAM2』はミドル級GP。連続して視聴率一桁は絶対に許されません。タレント揃いのミドル級とは言え油断は禁物です。結局のところはプロレス界からの目玉投入という飛び道具を使わざるを得ないような気がします。

最速!『DREAM1』TV観戦記

ヨアキムvs朴
TKと須藤の解説が良かったですね。解り易く伝えようという意図が伝わってきました。

ヨアキムの強さを再認識。逆に朴はこの程度か?って感じ。パンチは遅いし、伸びもない。完全にヨアキムに封じられた印象でした。


ミノワマンvsイ・グァンボム
夢は叶えるものではなく、隠れ蓑にするための言葉。それがミノワマン。

今回も素人相手に足関節をキュッ!


桜井マッハvs門馬
煽りVのマッハはずいぶんと温和な感じでしたけど、私の中のマッハはもっと厳しい顔をした野生の人間って印象なんですけど。マッハのクルマがジムの前に止まってるのを見て、Uターンして帰ったこともありました。温和な表情はカメラの前だから?それとも自分の城(ジム)を構えて人間が丸くなったのでしょうか?

試合はマッハの完勝。須藤が指摘していたようにリーチの長い門馬はジャブを多用していたが、突破口は見つからなかった。

久々に強いマッハを見た感じですが、私は正直もう少し手こずるかと思ってました。


川尻vsマンバ
マンバの膝をキャッチしてテイクダウンした川尻。しかし、そこから手こずる。やることが裏目に出てる感じ。2度のスリーパーや肩固めも凌がれ、スタミナを大きくロスした様子。

1R序盤にマンバがロープを掴んでテイクダウンを防ごうとしましたが、あのような行為には厳罰を与えてほしい。ささやかな反則行為に過ぎないように見えますが、その後の戦局を大きく左右しかねませんから。そこでテイクダウンされるかされないかってのは大きなことですよ。

石田選手がセコンドで元気な姿を見せていましたが、実際の試合順と放映する順序を入れ替えないでほしい。石田選手が勝ったことがバレバレなんだから。

川尻辛勝。勝ったという意識は無いでしょう。でも、それで良いと思いますよ、今回は。準々決勝があるのだから。茶の間の視聴者の心証を悪くしたかもしれませんが、次で名誉挽回です。

マンバは負けてなお強い印象を残した。


ジダvsアルバレス
スタンドの打撃はジダ。テイクダウンとポジショニングはアルバレス。そんな違いが試合開始直後から鮮明になっていきました。

その差は4分経過した頃からより明確に。ガード、マウントからアルバレスがパウンドを決めまくる。最後もマウントからのパンチ連打でレフェリーストップ。アルバレス、恐るべし。こいつは本物だ。


石田vsブギョン
いきなりハイライト。石田の判定勝利。塩だったのか。


ブスカペvs宮田
こちらもハイライト。スリーパーでブスカペの勝ち。宮田は居場所がなくなるぞ。


永田vsウマハノフ
ハイライト3連発。永田の判定勝利。塩漬けだったか。


カルバンvs青木
カルバン、かなり慎重。青木は自ら後ろに倒れこんで被弾を防ぐあたりが巧妙。

1R中盤にカルバンの反則で試合が中断。ヒジを使ったことが反則ではなく、ヒジが後頭部に入ったことが反則だったんですね。

結局ノーコンテストでしたが、この結末も楽しまなきゃ。世紀の一戦らしい結末じゃないですか?

それに1発で白黒付くより面白いでしょ?『DREAM2』で再戦させれば良いのだし。


ミルコvs水野
煽りVではミルコのUFC参戦は無かったことになっていましたね(笑)

水野に期待したのが馬鹿でした。笑ってぽちぃ!ミルコが「ニホンダイスキ」って言うわけだよw


<総括>
ライト級GPの印象は極めて薄かったと言わざるを得ない。結局ミルコに全部持っていかれたあたりは、まんま武士道でした。

『DREAM1』勝敗予想

f9767b88.jpgいよいよ明日に迫った『DREAM1』の勝敗予想をいたします。

その前に、画像と本文は何等関係ございませんことを申し上げさせていただきます。



○ミルコ・クロコップ
●水野竜也

日本のファンも昔ほどはミルコを熱烈に応援してないでしょ?ミルコのMMAは挫折からの復活ストーリーとは言え、金に釣られて移籍したUFCで連敗して出戻りされてもねぇ。

しかも日本で3勝くらいしたらまたUFCに戻るとか言ってるんでしょ?要は自分の商品価値を高くするための踏み台に日本を利用しているわけで、日本の格闘技ファンも「ニホンノミナサン、ダイスキデス。ニホンノカクトウギファンハサイコウデス」なんて言葉にいつまでも浮かれてる場合じゃないですよ。実際は日本のファンなんてどうでもいいんだから。私腹を肥やすことしか考えてないんだから。

さて、相手の水野ですが、戦績を見てみると決して単なるグリーンボーイではないようです。そして、田村が名伯楽と呼ばれるような作戦を授けることができるか?

オクタゴンで醜態を晒したミルコの戦いぶり分析し、勝ちに徹した作戦を練って欲しいと思います。昨年のK−1のバンナvs澤屋敷のような結果になれば良いですね。

いつまでも 馬鹿にされるな 日本人

↑このカードのキャッチフレーズです。



<ウェルター級ワンマッチ>
○桜井“マッハ”速人
●門馬秀貴

リーチの差がちょっと気になりますが、その利点を活かせるほどの打撃は持ってないんでしょ?



<ライト級グランプリ1回戦>

●石田光洋
○チョン・ブギョン

残念ながら石田選手が一本取られるビジョンが浮かんでしまいました。

これを覆すダイナモぶりを発揮してほしいと願ってますが、石田選手の“面白い試合をしなければ”という迷いが命取りになるような。

ネット上で「塩タックル」などと揶揄されていることは耳に入っているでしょうから、心中に間違いなく強い葛藤があるはずですよ。

個人的には勝ちに徹してほしい。そして、「勝てば官軍」というくらいにDREAMライト級の価値を高めてほしい。でも、面白い試合も見たい。私にも葛藤があります(笑)



●永田克彦
○アルトゥール・ウマハノフ

最近の両者の活躍を見ると、ほとんどの人がウマハノフの勝利を予想すると思います。私も同様に、永田も結婚前に酷なカードを受けたな・・と思いました。

でも、永田が打撃系の選手を相手にした場合、自分の型にはめるといかんなく強さを発揮するような気がします。レミギウス戦のように。

ただ、レミギウスはどちらかと言うとパンチよりキックが強い選手でしたので、グレコの永田には組し易い相手でしたが、ウマハノフは強いパンチを振るってきます。ゆえにウマハノフ相手ならば、速くて低いタックルを決められるフリー出身の宮田の方が適していると言えるでしょう。

ウマハノフのパンチの餌食になる永田の姿が“ビジョン”として脳裏に浮かんでしまいました。



○アンドレ・ジダ
●エディ・アルバレス

アルバレスはほとんどの試合をKOで勝ってますね。とんでもなく恐ろしい打撃戦が見られそうです。

顔付きも良いですね。薔薇貴族って感じ?



○川尻達也(日本/T−BLOOD)
●ブラックマンバ(インド/フリー)

所には2回勝ってるマンバですが、あの体格差・体力差ですから、勝って当然。一方で組む力が強い宮田には成す術なく敗退しました。

川尻に組み付かれたら終わりじゃないでしょうか?ゴング後の最初のコンタクトでおおよその結果が見えてくるような気がします。



●宮田和幸(日本/フリー)
○ルイス・ブスカペ(ブラジル/ブラジリアントップチーム)

ブログが(お笑い番組批評ネタ以外は)つまらな過ぎる宮田の負け。



○朴光哲(日本/KRAZY BEE)
●ヨアキム・ハンセン(ノルウェー/フロントラインアカデミー)

ヨアキムの試合は見たくないから早々に消えてほしい。



●青木真也(日本/パラエストラ東京)
○J.Z.カルバン(ブラジル/アメリカン・トップチーム)

この二人を比較するということは、青木に分がある寝技のスキルの差とカルバンに分がある打撃力の差とを量りにかけることじゃないでしょうか?

となると、寝技スキルの差よりも、打撃スキルの差の方が圧倒的に開いていると言わざるを得ない。

加えてスタンドレスリングもカルバンが強そう。シャオリン戦で見せた電光石火のテイクダウンは、識者らの評価も高かったですからね(あ,この場合の識者とは本物の識者のことね。高阪氏とか中井氏とか。日頃のエントリーのように馬鹿にした意味で用いたわけではございませんw)。

さらにテイクダウン後も圧倒的なパワーで青木のポジショニングを封じ込めてしまいそうな気がします。

青木は、よほど上手く自分の型にはめないと勝つのは難しいんじゃないかなと、素人ながらに思うわけです。

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『DREAM1』に茨城旋風!

格闘技界においては“日本のブラジル”と呼ばれるほど、多くの格闘家を排出している茨城県ですが、驚いたことに『DREAM1』でミルコと対戦する水野も茨城出身とのこと。

これで『DREAM1』に参戦する茨城出身ファイターは、マッハを筆頭に川尻、石田、宮田、そして水野の計5選手となったわけです。

そして(hellharmonyさんからのコメントで知りましたが)『DREAM』では、この“格闘王国茨城”にスポットを当て、人材発掘に力を入れていく計画があるとのこと(『内外タイムス』より)。

素晴らしいことだと思いますが、こんなニュースが流れると茨城の格ヲタが増長しそうでイヤだわ。間違っても自分がそのスポットの中にいるなどという勘違いを起こすことなく、身の丈をわきまえて真面目に練習に取り組んでほしいところです。

当ブログにおいては、スポナビ等のニュースを目にしてからどうでもいいことをつらつらと記事に(中略)、予てから“最強茨城”についてのエントリーを書いてまいりました。

"最強茨城"の激突が見たい!DREAMライト級GP

桜井マッハ速人選手の思い出

TOPS金沢

今回『DREAM』が茨城にスポットを当ててくれたことは大変喜ばしく、私としても何かキャンペーン的なエントリーを考えてます。と言っても茨城出身のファイターやジム・道場等を紹介するくらいでしょうけど・・・。

ところで水野は力不足どころか、大物の片鱗が見れ隠れ?中学から実業団まで柔道に打ち込み、井上康生とも胸を合わせたこともあるそうです。

少なくとも、これまでPRIDEのリングでミルコの前に呆気なく散って行った旧来の日本人ファイターよりは期待できるでしょう。

あえて蒸し返すようで恐縮ですが、ミルコに成す術なく敗れ去った日本人ファイターは以下のとおりです。

山本宣久(1R TKO負け)
金原弘光(2R 判定負け)
大山峻護(1R KO負け)
美濃輪育久(1R TKO負け)
吉田秀彦(1R TKO負け)

水野には、最低でも何らかの゙成す術゙を見せてほしいと思います。本人は多分、勝つ気でいるんじゃないでしょうか?

期待しましょう。

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web新の格闘ウィークエンダー 080309(内藤、戦極、時津風、ミルコ、ナオキック)

以前にどこかのブログで、

「自分のハンドルネームをブログの記事タイトルに付けるなんて厚かましいマネは私には出来ません」

みたいなことが書かれてあるのを見かけて失笑しました。だって、そのブロガーのハンドルネームには、記事タイトルに冠付けするだけのネームバリューがあるの?(笑)「厚かましいマネはできません」じゃなくて、やる意味がないだけ。

例えば、『ビートたけしのTVタックル』という番組がありますが、もしそれが『世界の梅沢のTVタックル』だったら誰も見ないでしょ?って話です。

でも、「厚かましいマネ」と言いつつも、本当は自分のハンドルネームを冠付けすることに憧れてるんだろうなぁ。そんな評論家気取りの名もないブロガーさんに乾杯!

そんなわけで『web新の格闘ウィークエンダー』です(笑)


内藤、王座防衛で興毅戦に弾み
昨夜は内藤大助のWBC世界フライ級タイトル防衛戦がありました。今度は負けるだろうという見方をされていた内藤でしたが、中盤から盛り返し、何とかドローに持ち込んで防衛に成功しました。

今後は、岐阜の日本人選手(世界14位とか?)相手の防衛戦を挟んで、年末の興毅戦につなげたいとのこと。

興毅戦を前に無名の日本人相手に負けるなんてことは絶対にあってはならないことです。だからそれは想定外として考え、ボクシング界では年末の"内藤vs亀田家第2ラウンド"に向けて話題を盛り上げていきたいところでしょう。

ボクシングファンではない私としても、とにかく面白い試合ならば競技に関係なく見たいわけですから、何としても内藤には興毅戦まで頑張って王座を防衛してほしい。

アンチ亀田にしたって、結局はそれを見たいわけでしょ?玄人ヅラしてる人間が私は大嫌いですよ。


『戦極』旗揚げ
未だに旗揚げ戦PPVを録画してもらったDVDを観れていない私です(どうやら実家のDVDデッキがCPRMとかに非対応であることが原因らしい)。

ネット上の情報からすると、旗揚げ戦はPRIDE色が強いものだったような印象を受けますが、ワールトビクトリーロードの発表時から私が期待し続けてきた、福田会長率いる総合格闘技協会の存在はどのようにアピールされたのでしょうか?

現状では、スポーツ新聞の"バトル欄"で記事が書かれるだけ、TVにおいても契約している特定の局でのみ試合結果が放送されるるプロ格闘技ですが、他のプロスポーツ同様に一般紙や全てのテレビ局のニュースで試合結果が扱われるようになった時に、初めて協会を設立した意義が証明されるでしょう。


時津風部屋
リンチ殺人を犯した3人の兄弟子は、一様に前親方に罪を擦り付けているようです。本当に絶対服従の関係にあったのか甚だ疑問です。前親方の指示で行ったというより、ツーカーのリンチ共犯者ではないかと私は思ってます。

また、前親方は弟子を柱に縛り付けるなどしてリンチすることで、性的な興奮を得ていたのではないかとも私は思ってます。


ミルコの対戦相手公募
出来レースなのか、誰かが本当に名乗り出るハプニングが起きるのか?

対戦相手として、キス魔やエンセン井上などの名前が挙がってますが、私としては日本人のヘビー級レスラーに期待してます、性懲りもなく。例えば第1回K-1トライアウトに合格した河野とか?

勝敗を度外視すれば、大晦日にミルコの手加減した右ハイキックで昏倒したとされる金村キンタローを推薦したい。でも、勝敗どころか世論も度外視しないと起用できないか。

あとは斉藤彰俊とか、ボビー・オロゴン、曙、サップ、若花田、高田延彦、アーツ、バンナあたりを推薦します。


石川直生の7番勝負三戦目はvs山本元気
ナオキック試練の7番勝負も2戦目にして飽きられた感じですが、ここで巻き返せるか?

ライバルの山本真弘はK-1出場が確定。何歩も先を歩かれてますよ。このままダラダラと与えられた7番勝負を消化し続けるのでしょうか?

ミルコのオクタゴン

ミルコのUFC連敗については既に多くのブロガーがお書きになっていると思いますが、私もど素人なりの視点で思いついたことをつらつらとそこはかとなく書き綴ってみようと思います。

・2R、猪木アリ状態からコンゴの踵落とし風の踏み付けがミルコの心臓部に直撃。中学生が野球の練習中にボールが心臓周辺に当たって死亡した事故があったばかりなので、スローで何度も繰り返されたそのシーンにはヒヤリとさせられた。

・当たる見込みもなく弱々しく繰り出される左ハイキックに、かつての“妖刀”の面影なし。

・円形に近いオクタゴンにおいては、相手に左回りを続けられると成す術がない?

・ミルコのスタミナの無さが致命的に感じた。

・肘の使い方に雲泥の差。ミルコはグラウンドで上になっても肘を使う素振りも見せなかった。

・コンゴに勝ったことがあるアイブルが、「あんなの楽勝だお」とミルコに吹き込んでいたのでは?(辛勝だったくせに)

91f9b106.jpgそこでこの画像なんですが、、、(引用元:スポナビ)。

各界のスペシャリストが揃いましたよぐらいの勢いで仁王立ちしてますが、今になっては何とも滑稽な印象を受けます。

人心一新しても勝てませんか。

自分の不調はお前らのせいだと言わんばかりに解雇された指導者らは万歳してるのでは?ベンチッチに至ってはバットマンコスチュームで晩酌してるかも。

ところで動画を見た限りでは、PRIDEの時から常にミルコに寄り添っていた貧乏くさいオッサンの姿を確認できませんでしたが、まさかあの人まで解雇したのでは?

それだけはダメですよ!だって、あのオッサンが自然とミルコの厄払いの役目をしてくれていたのですから。座敷わらしがいなくなると、栄えていた家が潰れてしまうのと同じです。

冗談はさて置き、このままミルコはオクタゴンに沈んでしまうのか気になります。何といってもミルコは打撃系の救世主なのですから、私としてはダメ出ししながらも再浮上することを願っています。

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ミルコのもういっちょ!

あんの〜、前回の記事「ファンにつれない返事のブンブン丸」について、あれは偽者だとか、藤本はQ&Aをやっていないとかコメント書いてる人がいますけど、藤本のブログを読んだことないのかな?Q&Aのページではファンの声にしっかり答えてるよ。

ちなみに04年に「武蔵とはどんな存在か?」と聞かれた時にはこのように答えています。

9. Posted by ブンブン丸 2004年07月22日 08:04
油さん>武蔵がどんな存在か?かぁ〜(?。?)ん〜、倒さなあかん相手!戦い方も俺の好きな戦い方ではない。K−1は(特にヘビー級)KOが醍醐味だと思うから、ファイターはKO求めて試合しな。じゃないとファンは逃げていくと思う。今後もKO狙いで行きますんで応援よろしく!!


このコメントから約2年半後に悲願の武蔵越えを果たしたわけで、なんだか感慨深いものを感じます。選手の生の声が聞けるブログはたいへん貴重ですよね。

さて、今日は久々にミルコのことを書いてみようと思います。

少し古い話題ですが、ミルコはUFCとの残り4試合の契約満了後に引退する腹づもりらしいです

もったいないとも思うし、あれだけ稼いだら辞めたくもなるだろうなと納得したり。

突拍子もなく語らせていただきますが、私はミルコが総合に転向した直後から成功を予言しておりました。この話を持ち出すと、一部の古参格闘技ファンからは「まだ言ってるよ」と突っ込まれますが、その当時は間違いなく誰もミルコがここまでやるとは想像もしていない状況でした。

何せ(ミルコに挑戦表明した、当時パンクラスの)美濃輪>>>ミルコって風潮が圧倒的に強かったですからね。今では考えられませんが、その当時のファンの認識とはその程度だったのです。

そして「美濃輪では絶対にミルコに勝てない」と断言した私が、2ちゃんねるの格板において「web新は戦う立ち技真理教」などと揶揄される始末でした(笑)ちなみに私の元もとのハンドルネームはweb新空手でしたが、2ちゃんねらーがたまたまweb新と略したのを見て「なんだか良い響きだなぁ」と、、、それ以降使わせてもらっております。

話が逸れました。それほど総合におけるストライカーの地位は低いもので、せいぜいキックから修斗に転向した風田陣が一人気を吐いている状況でした(風田陣所属のピロクテテス新潟のWEBサイトはこちらです。ジム生らの集合写真が大きく掲載されていますが、雰囲気良さそう。下手なファイティングポーズを取ってるヲタは一人もいませんょ)。

ところで前回のUFCで完敗したミルコですが、彼の素晴らしいところは自分のダメさ加減と真摯に向き合えるところだと思います。

ゴンザガ戦後には

「私はUFCの初心者に過ぎなかった」

って語ったそうじゃないですか。試合に負けた格闘家にありがちな言い訳を一切言わないあたり、自分に正直なんですよね。そんなミルコが大好きです。

UFCで引退するということは、ミルコの試合を生で観戦することはもう不可能でしょうが、私はもう一度、藤田戦後の怒号渦巻くさいたまスーパーアリーナで声が枯れるまで絶叫した「ミルコありがとぉーーー!」をシャウトしたい。

ミルコの心がK-1から離れてしまっても、ミルコは立ち技格闘技界最大の功労者です。ミルコの活躍で立ち技格闘技がどれだけ失地回復したことか。ファンのみならず立ち技格闘技に関わる人間はミルコに感謝しなければいけませんよ。

ところで残すところ4試合のミルコにとって、どうしてもリベンジしなければならない相手はゴンザガにヒョードル、ノゲイラの3人でしょうから、もう1試合も無駄には出来ませんね。

リベンジはかつてK−1のテーマでしたが、ミルコにも脈々とその遺伝子は受け継がれているのです。

K−1を離れてもなおK−1の真の姿を体現するミルコは、やっぱり世界最高峰のストライカーです。

またおって(・∀・)/

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ミルコ優勝!涙が出た

今見終えました。涙出ました。長い月日だったから。

K-1対猪木軍の藤田戦から始まった物語がやっと完結しました。

新日ファンの怒号渦巻く会場で、ひとり私は「ミルコありがとーーぅ」と叫び続けましたが(にわかファンに「生観戦したら」とか余計なこと言われるまでもなくこの時期は会場に行ってました)、もう一度言わせてください。

ミルコ、ありがとう!!!

PRIDE無差別級GP決勝戦

取り急ぎ簡潔に予想しました。

<第9試合 無差別級グランプリ決勝戦>
○ミルコ
●バーネット
今度こそタイトルをあげようよ。

<第8試合 ワンマッチ>
○ヒカルド・アローナ(ブラジル/ブラジリアントップチーム)
●アリスター・オーフレイム(オランダ/ゴールデングローリー)

<第7試合 ワンマッチ>
○マウリシオ・ショーグン(ブラジル/シュートボクセアカデミー)
●ザ・スネーク(チームブーン!)

<第6試合 ワンマッチ>
○中村和裕(日本/吉田道場)
●中尾“KISS”芳広(日本/フリー)
チョークスリーパー

<第5試合 ワンマッチ>
●イ・テヒョン(韓国/チームAegis)
○ヒカルド・モラエス(ブラジル/ボクセタイ)
流血試合

<第4試合 無差別級グランプリリザーブマッチ>
○セルゲイ・ハリトーノフ(ロシア/ロシアントップチーム)
●エメリヤーエンコ・アレキサンダー(ロシア/レッドデビル)

<第3試合 無差別級グランプリ準決勝>
●ヴァンダレイ・シウバ(ブラジル/シュートボクセアカデミー)
○ミルコ・クロコップ(クロアチア/チームクロコップ)
観るのが怖い・・・

<第2試合 無差別級グランプリ準決勝>
●アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(ブラジル/ブラジリアントップチーム)
○ジョシュ・バーネット(米国/フリー)

<第1試合 ワンマッチ>
●西島洋介(日本/高田道場)
○エヴァンゲリスタ・サイボーグ(ブラジル/シュートボクセアカデミー)
意外とグラウンドの展開が続き、パウンドで判定

予想通りミルコVSシウバ

PRIDE無差別級準決勝のカードは以前にコラムで書いたとおりの組み合わせになりました。

ミルコVSシウバはずっと昔に変則ルールで対戦済で、シウバが幾度もテイクダウンし、さすが当時は強さを発揮しました。一方でミルコもシウバの脇腹を変色させるほどの左ミドルの威力を見せました。

果たして今回の対戦でもシウバがパンチを打ちながら組み付いてテイクダウンを狙う展開になるでしょう。シウバが先手でパンチ連打、ミルコは捌くも何回かはロープ際に追い詰められて組み付かれるでしょう。

しかし、そこからは簡単にテイクダウンは許さないでしょう。準々決勝での吉田戦で見せた腰の強さは尋常ではなく、またシウバの寝技は警戒して然るべきものと認識しているはずですから、試合のほとんどはスタンド状態で展開するでしょう。

スタミナ不足のミルコも、体格で不利なシウバも、互いに肩で息をするのが目立つ展開になるでしょう。

勝敗の予想なのですが、今朝はテンションが低いので後日ノゲイラVSバーネットと合わせて、フォースと一体化できた時に予想します。

蒸し暑い金曜日は本当に勤労意欲がわきません。先週の金曜は私のミスで謝りに出かけたのですが、それすらも喜ばしいほどにデスクに向かってるのが辛かったですからね。

この3連休のうち一日は海水浴に行きたい。

カード決定だな PRIDE無差別級GP準決勝

ミルコ、バーネット、シウバ、ノゲイラ、この四人が残った準決勝。カードはもう決まったも同然でしょう。

ミルコVSシウバ、バーネットVSノゲイラ

これ以外にありますか?数学的に言えば組み合わせは3通りありますが、DSE的にはこの1通りのみですよね?

試合内容まで予想しちゃったよ。暇ですんません。

まずミルコVSシウバは、組み付きたがるシウバを突き放したミルコの左ハイが炸裂!前回の変則ルールマッチでは右脇腹に強烈なミドルをもらったシウバはどうしても右のガードが下がり気味になり、そこに決まるわけです。

バーネットVSノゲイラはなかなか読みづらいですが、ノゲイラがローリングスリーパーで勝つヴィジョンが頭に浮かびました。いや、四点からの膝蹴りを入れるバーネットの姿も・・・。

決勝はミルコVSバーネットの決着戦かな?んでミルコがやっと優勝みたいな。そうあってほしいけど現実は厳しく、大きな見せ場も無く、スタミナに勝るバーネットが判定勝ち。こうなるな。

大会近くなったらまた予想しますけど、大局は変わりないような気がします。

改良柔道着

吉田がミルコ戦で着用した背中にタックの入った柔道着は、パンチを打ちやすくするための改良品。同様の目的で中村や瀧本の柔道着は半袖だ。

こんな都合が良いことが許されるのだろうか?と言うより情けない。

数年前、吉田がPRIDEデビューした頃、2ちゃんねるの格板だかK示板だかで吉田が柔道着を着るのは、

柔道家としてのアイデンティティの表現手段か?

技をかけるときに有利なためか?

という論議がなされ、私が「当然、技をかけるときに有利であるからに他ならない」と意見したところ、なんだかんだと反論を受けた記憶がある。とにかく格ヲタの見識の低さには呆れるほか無い。私のことを“闘う立ち技真理教”などと揶揄したヲタの皆さんはどう思ってます?アイデンチチィがどうのこうの言うならば、不利を承知で着るんでしょ?改良なんてもってのほかでしょ?私程度のレベルですらも自分で格闘技できないならば、せめて見る目くらいは養いましょうよ。

話題を戻して柔道着の改良についてだが、こちらのブログで書かれているように「ローの衝撃を吸収してくれるハイテク素材」を導入なんてことも、衣料技術的な問題は置いといて、あり得ない話ではない。もしくは膝の部分にクッション素材を入れるとか。

柔道家がそんなズルはしないだろうとは言えませんよ。武道家性善説と言いますか、スポーツ選手性善説ってありますよね。正々堂々戦うことを誓います!みたいな。こんな嘘はないからね。高校球児にしたって汚いやつは汚いのだから。

柔道着の改良についてはある程度のガイドラインを設ける必要があるでしょう。PRIDEほどレベルが高い世界になると、柔道家の誇りがどうこうなんて言ってられないのですよ。形振り構わず何をするか分かりませんよ。実際にタック入れるくらいなんだからw
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web新のプロフィール
観戦暦:30年。格闘技入賞歴:新空手K-2トーナメント、K-1モンスターチャレンジ、土浦市長杯。戦績:17試合13勝4敗9つのKO勝利。新空手史上最短KO記録保持(5秒。但し非公認)


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