やっと帰宅してビデオを見始めましたが、いきなりスーパーヘビー級タイトルマッチですか。

それにしても前振りが長い。やっと両雄がリングに立ったと思ったら、今度は律儀に国歌斉唱まで流してます。番組としては権威的なものをアピールしたいのか?

長い前振りの割に試合は第1ラウンドでシュルトがKO勝利。しかし、まさかバックキックで決まるとは!

結局終わってみれば、体格的に大人と子供の戦いという毎度毎度の印象しか残りませんでした。今更ですが、ハントを挑戦者に抜擢したことを問題視しなければいけませんね。

続いてハリvsセフォー。両者の一発一発に説得力がありますね。しかし、パンチを数発入れられたセフォーがさっそくノーガードの挑発。ハリのパンチが見た目以上に効いたのでしょう。その後もガードを固めたところに膝蹴りを入れられるセフォー。3度のダウンを奪われてTKO負けとなりました。完全に世代交代が成されたと言えるでしょうが、セフォーもまだやれそうな気もしました。

「K-1は甘くはないよ、と」
「出る杭は打つじゃないけど」
「もっと練習して来い、と言いたいですね」
テイシェイラ戦を前にした藤本のコメントが煽りVで流れましたが、これは藤本の本心なのでしょうか?だとしたら相当に頭が弱いと思いますが、何となく番組的に無理矢理言わされているような印象を受けました。

果たして試合の方は、消極性に注意が出されるほどの塩試合でした。極真現役世界王者のK-1デビュー戦の第2ラウンドがカットされるってことはよほどの塩ってことですよ。

藤本は極真幻想に飲まれ、テイシェイラは初の顔面パンチを警戒し過ぎました。

そして試合は延長ラウンドへ。あ、CMが明けたら再延長戦になっていた。スタミナ切れとローのダメージでヘロヘロになった藤本を攻め立てるテイシェイラ。最後は右のパンチで3度目のダウンを奪ってTKO勝利となりました。

勝ちはしましたが、テイシェイラはどうなんでしょうね?フィリオとはモノが違うような気がしました。いや、アマチュアの空手家としてはフィリオ以上のモノを持っているのかもしれませんが、プロのファイターとしては・・・。かなり拍子抜けした極真現役王者のK-1デビュー戦でした。

続いてグラウベvsロバーツ。なんでロバーツはロングタイツ?と思ったら、シュートボクシングに“入団”してたんですね。試合の方は一方的にグラウベが攻め、血まみれになるロバーツ。最後はブラジリアンキックで失神KO。K-1のレベルの高さを再認識させられた一戦でした。

武蔵vs澤屋敷は、試合が始まって両者が対峙する姿を見ていると、武蔵vs前田健作という図式が見えてきました。果たして前田は武蔵のどこを突こうとしているのか?我々素人には知る由もありませんし、試合を見ても判らず仕舞いでした。

逆に序盤から蹴りが走る武蔵。第2ラウンドにはハイキックでダウンを奪い、意識が完全に戻らないままに立ち上がった澤屋敷にアッパーを打ち込んで2度目のダウン奪取。最後も左のフックで3度目のダウンを奪ってTKO勝利を収めました。

武蔵はやたらと喜びを爆発させてましたね。武蔵にしてみれば、この対戦を日本人頂上対決と銘打たれることも不本意だったのかも。澤屋敷なんて顔じゃないぞと。

以上で中継終了。゙元ロッテの四番゙時々゙元阪神゙の立川は負けたそうですが、番組的には無かったことなんですねw