K-1MAXにプロボクシングの元日本王者、渡辺一久が参戦することが話題になってますが、まともで偏りのない格闘技ファンの皆様方から寄せられたコメントを拝見すると、どうやら渡辺はK-1よりも総合参戦に備えてトレーニングをしてきたようです。
日本においてはプロボクシングから他の格闘技に転向して成功した例は見当たりませんが(その逆も然り)、近年のUFCでは元ボクサーが活躍するケースが見受けられます。
その一例が今回のUFC93でクリス・ライトルに判定勝利したマーカス・デイヴィスです。
○マーカス・デイヴィス
×クリス・ライトル
(判定2-1)
デイヴィスのプロボクシング戦績は20戦17勝(12KO)1敗2分で、ローカルタイトルも獲得しているそうです。総合戦績は現在20戦16勝4敗。転向後7戦目から11連勝を記録しています。
デイヴィスはボクサーとして活躍する傍らでグラップリングを同時に学び、自ら総合のジムを開設したそうです。欧米では日本と違ってボクシングと他の格闘技の垣根が不必要に高くないことがうかがい知れます。
また、本日開催される『アフリクション』でヒョードルと対戦するアンドレイ・アルロフスキーは、ボクシングのヘビー級世界タイトルを狙うというプランも練っているとのこと。
日本では、そのようにプロボクシングと他の格闘技を行き来するようなケースはほぼ皆無。プロボクサーがK-1や総合に転向するとボクシング界から破門のように扱われ、一方通行の状態であるのが実情です。やっぱり島国根性ってものが根深い人種なんでしょうか、日本人は。
○ジョン・ハサウェイ
×トム・イーガン
(1R 4:36 TKO ※バックマウントからのエルボー)
若手同士のこの一戦は、停滞することなく動きっぱなし。この目まぐるしさは観ている方も疲れました(笑)
地元のイーガンに勝利したハサウェイには客席からブーイングが浴びせられ、なんだか若いのに可哀相な気がしました。
○アラン・ベルチャー
×デニス・カーン
(2R 4:36 ギロチンチョーク)
序盤は打撃でもグラウンドでも優勢に試合を進めていたカーン。何度かパスガードに成功する等していましたが、次の攻撃に移行するタイミングをベルチャーが上手く狙って逃げられるという展開が続きました。
そして第2ラウンド中盤、ベルチャーが放った左ミドルが凄い音を立ててヒットすると、カーンは露骨に効いた表情を見せました。
HERO'Sでの秋山戦においてもパンチを嫌がったところを一気に攻め込まれて負けましたが、カーンはダメージを受けたことが顔に出てしまいやすいタイプなのかもしれません。
左ミドルのダメージで一気に失速したカーンは、苦し紛れに仕掛けたタックルをギロチンチョークで切り替えされ、UFCデビュー戦は無念のタップアウト負けとなりました。
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日本においてはプロボクシングから他の格闘技に転向して成功した例は見当たりませんが(その逆も然り)、近年のUFCでは元ボクサーが活躍するケースが見受けられます。
その一例が今回のUFC93でクリス・ライトルに判定勝利したマーカス・デイヴィスです。
○マーカス・デイヴィス
×クリス・ライトル
(判定2-1)
デイヴィスのプロボクシング戦績は20戦17勝(12KO)1敗2分で、ローカルタイトルも獲得しているそうです。総合戦績は現在20戦16勝4敗。転向後7戦目から11連勝を記録しています。
デイヴィスはボクサーとして活躍する傍らでグラップリングを同時に学び、自ら総合のジムを開設したそうです。欧米では日本と違ってボクシングと他の格闘技の垣根が不必要に高くないことがうかがい知れます。
また、本日開催される『アフリクション』でヒョードルと対戦するアンドレイ・アルロフスキーは、ボクシングのヘビー級世界タイトルを狙うというプランも練っているとのこと。
日本では、そのようにプロボクシングと他の格闘技を行き来するようなケースはほぼ皆無。プロボクサーがK-1や総合に転向するとボクシング界から破門のように扱われ、一方通行の状態であるのが実情です。やっぱり島国根性ってものが根深い人種なんでしょうか、日本人は。
○ジョン・ハサウェイ
×トム・イーガン
(1R 4:36 TKO ※バックマウントからのエルボー)
若手同士のこの一戦は、停滞することなく動きっぱなし。この目まぐるしさは観ている方も疲れました(笑)
地元のイーガンに勝利したハサウェイには客席からブーイングが浴びせられ、なんだか若いのに可哀相な気がしました。
○アラン・ベルチャー
×デニス・カーン
(2R 4:36 ギロチンチョーク)
序盤は打撃でもグラウンドでも優勢に試合を進めていたカーン。何度かパスガードに成功する等していましたが、次の攻撃に移行するタイミングをベルチャーが上手く狙って逃げられるという展開が続きました。
そして第2ラウンド中盤、ベルチャーが放った左ミドルが凄い音を立ててヒットすると、カーンは露骨に効いた表情を見せました。
HERO'Sでの秋山戦においてもパンチを嫌がったところを一気に攻め込まれて負けましたが、カーンはダメージを受けたことが顔に出てしまいやすいタイプなのかもしれません。
左ミドルのダメージで一気に失速したカーンは、苦し紛れに仕掛けたタックルをギロチンチョークで切り替えされ、UFCデビュー戦は無念のタップアウト負けとなりました。
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