○横田一則(判定)レオナルド・サントス×
ライト級タイトル次期挑戦者候補決定戦の意味合いを持つこの一戦(あくまで候補決定戦)。どちらが勝つか負けるかよりも大切なことは、北岡に通用しそうな説得力を見せてくれるかどうか。そこに尽きると思いますが、試合の方はどうなったでしょうか?

2−1の判定で横田が勝利したわけですが、まぁ「この程度のもんだろ」ってのが正直な感想。

本人もマイクで塩加減を詫びてましたが、しょっぱくない試合をしたことがあるのか、この人は?こんな試合をしているようでは、“深海魚の燻製みたいな顔”とか“炭鉱夫が坑道に向かって歩いているかのような入場シーン”などと揶揄されても言い返す言葉はないでしょう。

リングサイドでは北岡が薄笑いを浮かべて観戦してましたが、その表情が全てを物語っていたんじゃないでしょうか?



○小見川道大(TKO)ナム・ファン×
1回戦では門脇をあっさりとKOで下したナム・ファンでしたが、小見川にはTKOで敗れ去りました。門脇と小見川の大きな違いはテイクダウン能力。

小見川は勢いが付きましたね。



○日沖発(一本 ※三角締め)ロニー・牛若×
1回戦では、日本人選手にしては珍しく期待通りの試合内容で完勝してくれた日沖発。その実力に偽り無し!を印象付けました。

一方のロニー・牛若は、1回戦で“スーパー高校生”山田に判定勝利したKYな選手です。

試合の方は「一部の隙も無い完勝」(by郷野)で日沖のタップアウト勝ち。三角締めに捕らえた相手の顔面にパンチの連打を打ち込んだシーンは、見ていてスッキリしました。これくらい圧倒的な強さで勝ってくれたら外野からは何も言うことはありませんよ。素晴らしいとしか言いようがない。

ただ個人的な思いを口にさせてもらうならば、ロニーには勝って叫んで欲しかった。「オレのこと、乱一世に似てると言ってたヤツ、クソッタレッ!!!」と。



<フェザー級GP準決勝の組み合わせは?>
サンドロ、金原、小見川、日沖の4選手が勝ち上がりましたが、日本人選手が3人も残るとは主催者としては嬉しい限りでしょう。普通、トーナメントと言うと日本人選手を最終ステージに残すために四苦八苦するもんですが(苦笑)

ただ、この4人をどう組み合わせたら良いのか迷うところでもあります。この4人の因縁とかリンク具合が全くわからない私としては、組み合わせを提案することは不可能です。DREAMライト級GPの川尻と宇野のように明確な因縁があれば、是非それが観たい!となりますけど。

とりあえず主催者のプッシュ具合を考慮すると、日沖と小見川を準決勝で当てることは無いと思うので、日沖と小見川をそれぞれどっちに当てるかという観点で考えるとわかりやすいかも?

う〜ん・・・などと足りないお頭を不必要に悩ませて考えた結果、こんな組み合わせが出ました。

日沖vs.サンドロ
小見川vs.金原

主催者は日沖を完全無欠の王者として君臨させたい意向だろうし、その実力にも信頼を寄せているだろうから、強豪サンドロ戦を回避しないと思います。



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