ファイトマネー

ゴールデンボーイはゴールデンボーイ

スポナビ掲載のこちらの記事『なぜゴールデンボーイはK−1に別れを告げたのか』を読んだ。

ハリが五輪ボクシングのモロッコ代表候補だったってのは本当なのかな?

頭から突っ込んでいく野暮なスタイルではないハリがアマボクに適合できる可能性は高いとは思うが、どうもK−1絡みの海外ネタは信用しにくい。記者の人が書いた記事なのだろうから、海外情報を掻い摘んで紹介したつもりでいるK−1ファンブログの類よりは信用できるのだろうが、どこまで信じて良いものかと思う。

「ヘビー級ながら並外れたスピードを持つハリはアメリカのボクシング関係者にはとても魅力的に映っているようだ」という件に関しても眉唾系の印象。ハリがボクシング関係者にスルーされるとは思わないが、どこまで評価されているのだろうか?そんなモヤモヤを払拭するようなデビュー戦勝利を期待したい。

K−1と言えばファイトマネーの未払い問題が真っ先に思い付くが、ハリに対する未払いはないらしい。FEGとしてはどうしても必要な選手ってことなのだろうよ。逆に払ってもらえない選手は自業自得とも言えるよな。正直言えば「お前は不要」ってことなのだから。

プロ格闘家は馬鹿ばかりだから・・・

いくら格闘技の技能が高くても、顔が悪い、性格も悪い、発言も悪い、華がない、セルフプロデュース能力もない、、、そんな奴らが世間一般に評価される訳がない。

プロ格闘家たちは自分を客観的に見ることが出来てるのかな?

出来てないんだろうな。だから冬の時代なんだよ。

偉大な先人たち、アンディ・フグ、アーネスト・ホースト、マイキー、魔裟斗、桜庭、ミルコ・クロコップ、、、彼等が築き上げた遺産を、まるで自分の功績であるかのように勘違いし、“己を貫く”だなんて馬鹿を語る後発の三流格闘家たち。

キックボクシングや寝技が強くても、人間的な魅力が乏し過ぎるんだよ、お前らは。

そこを自覚させるために考案したのが、選手選択式のPPVだ。

これまでは一番組いくらで料金設定されていたが、この料金を出場選手に割り振る形で支払うのだ。金を払ってでも見たいと思う選手が一人であれば、その一人に三千円を払う。もちろん試合は全試合見れる。

先月のDREAMでシュミレーションしてみよう。

以下に挙げるとおり全部で8試合行われた訳だが、金を払ってでも見たいと思わせる試合はいくつあっただろうか?


<バンタム級(−61キロ)日本トーナメント 決勝戦>
所 英男vs.今成正和

この試合は日本予選の決勝戦ですからね。所も応援したいしで、所に1,000円払います。

<バンタム級(−61キロ)日本トーナメント 3位決定戦>
藤原敬典vs.大沢ケンジ

金払わない。

<DREAMライトヘビー級(−93キロ)タイトルマッチ>
ゲガール・ムサシvs.泉 浩

こんな弱い相手しか用意できずに申し訳ないという気持ちを込めてムサシに500円。

<DREAMフェザー級(−65キロ)タイトルマッチ>
高谷裕之vs.宮田和幸

このカードに1,000円。

<ライト級(−70キロ)ワンマッチ>
川尻達也vs.ドリュー・フィケット

川尻に500円。

<ライト級(−70キロ)ワンマッチ>
光岡映二vs.ブルーノ・カルバーリョ

払うか、バカっ!

<DREAMウェルター級(−76キロ)ワンマッチ>
マリウス・ザロムスキーvs.石川英司

0円。マッハだったら500円払ってたな。


と言うわけで、私は所、ムサシに1,000円、川尻に500円、高谷vs.宮田は試合自体に1,000円ゆえ高谷、宮田に500円。

この積み重ねが選手へのPPVボーナス支給額に反映されるのだ。

このシステムだったら光岡なんて基本給しか貰えないだろうな。それは即ち不人気選手ってことなんだよ。分かったか、この野郎。
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web新のプロフィール
観戦暦:30年。格闘技入賞歴:新空手K-2トーナメント、K-1モンスターチャレンジ、土浦市長杯。戦績:17試合13勝4敗9つのKO勝利。新空手史上最短KO記録保持(5秒。但し非公認)


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