d87fe2a0.jpgマッハが難敵・青木に勝利したことに、多くの格闘技ファンが喜び、酔いしれていると思いますが、世の中には捻くれ者がいるんですね。「海外にはマッハレベルの選手はゴロゴロいる」なんてコメントが当ブログに書き込まれました。

そりゃ、MMA市場が大きくなれば競技人口も増えてレベルも高くなるでしょう。

しかし、強い選手はいるとしても、今回のマッハのように我々に期待と不安、驚き、そして歓喜等、様々な感情の起伏をファンにもたらしてくれるようなファイターが海外にいるでしょうか?

私はいくら技術レベルが高くても、選手の生き様も何も伝わらずに淡々と消化されるような試合は観る気が起きません。

そう言えばDREAM.8の解説を務めた須藤元気氏もメインと後に語ってましたね。「私たちはそこにドラマがあるから格闘技を観たくなるのだ」と。

一方で、「ドラマなんて不要だから、とにかく高いレベルでの技術の攻防が観たい」という考え方もあるでしょう。私はそれを否定はしません。

だって、それだけのことを言う人は、毎週のように後楽園ホールに通ってボクシングやキック、修斗等を観戦する筋金入りの格闘技ファンに違いないから。

自分には真似できない熱の入れようで格闘技観戦している方々の言い分を認めないわけにはいきません。