『渡辺が露わにしたK-1の根本的な問題』につきましては、皆様からたくさんのコメントをお寄せいただきました。私の意見を批判するコメントもいくつかございましたが、その方々も含めて皆さんK-1が好きなんでしょうね。私も大好きです。
だから、突っつかれると痛い部分に目を背けず、K-1がより良い競技あるいはコンテンツに成長してほしくて、一ファンとしてクレームをつけずにはいられないのです。
ところで、私に対する反対意見には、「K-1に出場したいと思っているのはキックボクサーのみならず、ボクシングや総合の世界にもいる。だからK-1のステータスは低くはないのだ」といった内容が目立ちましたが、果たしてそうでしょうか?
確かにK-1出場を夢見るファイターは少なくないでしょう。
しかし、その多くは、K-1を競技として魅力あるものとして捉えているのではなく、テレビという最も世間に浸透したメディアを通して自己の活動をアピールできる場所としてK-1の舞台に上がることを求めているのではないかと思うのです。
しばらく前、K-1のステータスについて考えることがありました。
それは、石井慧がUFC視察のために渡米した時に被っていた帽子を見たときです。帽子の前面には大きな「UFC」ロゴが燦然と輝き、UFCに対する石井の思いが伝わって来たものでした。
しかし、これがもしHIROYAが渡タイする際に、「K-1」ロゴがデカデカと貼付けられた帽子を被っていたらどうでしょうか?
引いてしまいませんか?
別の例としてドラマの設定を考えてみると、主人公がボクサーという設定はよくありますが、K-1ファイターという設定は有り得ません。「私の彼氏はK-1ファイター」なんて設定のドラマがあったら、K-1ファンとしても恥ずかしい気がしますよね。これは、K-1に対する世間一般の潜在意識の顕れだと思います。
恥ずかしいと言えば、顔から火が出るほどだったのが、NHK朝のニュースで「昨日行われたK-1GPで、オランダのアーネスト・ホースト選手が優勝しました」と報じられた時です。
(つづく)
だから、突っつかれると痛い部分に目を背けず、K-1がより良い競技あるいはコンテンツに成長してほしくて、一ファンとしてクレームをつけずにはいられないのです。
ところで、私に対する反対意見には、「K-1に出場したいと思っているのはキックボクサーのみならず、ボクシングや総合の世界にもいる。だからK-1のステータスは低くはないのだ」といった内容が目立ちましたが、果たしてそうでしょうか?
確かにK-1出場を夢見るファイターは少なくないでしょう。
しかし、その多くは、K-1を競技として魅力あるものとして捉えているのではなく、テレビという最も世間に浸透したメディアを通して自己の活動をアピールできる場所としてK-1の舞台に上がることを求めているのではないかと思うのです。
しばらく前、K-1のステータスについて考えることがありました。
それは、石井慧がUFC視察のために渡米した時に被っていた帽子を見たときです。帽子の前面には大きな「UFC」ロゴが燦然と輝き、UFCに対する石井の思いが伝わって来たものでした。
しかし、これがもしHIROYAが渡タイする際に、「K-1」ロゴがデカデカと貼付けられた帽子を被っていたらどうでしょうか?
引いてしまいませんか?
別の例としてドラマの設定を考えてみると、主人公がボクサーという設定はよくありますが、K-1ファイターという設定は有り得ません。「私の彼氏はK-1ファイター」なんて設定のドラマがあったら、K-1ファンとしても恥ずかしい気がしますよね。これは、K-1に対する世間一般の潜在意識の顕れだと思います。
恥ずかしいと言えば、顔から火が出るほどだったのが、NHK朝のニュースで「昨日行われたK-1GPで、オランダのアーネスト・ホースト選手が優勝しました」と報じられた時です。
(つづく)