オランダ

マイクスジム所属の若武者・神戸翔太

当ブログの右サイドバーの中に、私宛にメールを送信するためのメールフォームが設置されております。

設置したばかりの頃はそこを経由して届くメールをこまめにチェックしていましたが、いつしか受信ボックスがダイレクトメールに埋もれるようになり、1年以上前からチェックを怠っておりました。

その間、たくさんの方々からメールが届いておりました。

中には電子書籍店からブログ有料化のお誘いもありまして、えーっ?と驚いたりもしましたが、身分相応にこのままのスタイルで継続する所存です(有料だったら誰も読まないでしょ?w)

また、こんな若武者からのメールも届いておりました。09年春に中学を卒業してからオランダに移住し、同年6月に行われたプロデビュー戦を勝利で飾ったという神戸翔太(かんべしょうた)選手です。

格闘家として頑張っている自分を多くの方に知ってもらいたいとのことでした。

ずいぶん長い間メールを読まずに放置してしまったことをお詫びするとともに、神戸選手の近況を紹介したいと思います。

と思ったら、神戸選手が出演したテレビ番組の内容を詳細に記録したブログを見つけました(「群馬テレビに出演した「神戸翔太」なにを語ったのか。」わんばか)。以下、要点をいくつか。



・K-1の王者はほとんどがオランダ人だからオランダ行きを決めた。

・マイクスジムでトレーニングしている。

・トレーニングはスパーリングが中心で、ヘッドギアなどの防具は着けず、90%ぐらいの力で毎日戦っている。(TOPSジムに似てる〜 ※web新注)

・09年11月の試合ではバダ・ハリがセコンドに就いてくれた。

・ファイトスタイルはパンチ主体。気持ちは絶対に負けない。

・20歳までに70kgで世界王者になる。



今年の夏に勝負をかけるとのことなので、そろそろ新しい情報も入ってくるんじゃないでしょうか?

K-1やキックボクシングに関して必ずしも好意的なことばかり書いていない『K-1心中』にアプローチしてきた神戸選手ですから、志の高さは折り紙つき。大いに期待しましょう!



追記

7月のK-1MAXに出場予定の久保優太選手。ツイッターでは善良なファンに囲まれ、久保キュンとして人気急上昇中ですが、そんな彼氏に私から公開質問状を出したいと考えております。

本日正午、ツイッターにて。

バダ・ハリ放題

imageスカパーJ-SportsでIt's Showtimeを視聴した。

画像をご覧頂ければわかるように会場には大観衆が集い、その熱気がブラウン管を通じて、もとい46型プラズマ画面を通じて伝わってくるほどだった。

リングサイドに目を移すと円卓が見て取れる。そこで食事をしながら観戦するのがダッチセレブスタイルのようだが、形式にこだわる日本人には馴染まないスタイルだと思う。狭いイスに座り、真正面を向いて観戦するのが当たり前の日本人から見ると、どうも行儀が悪く思えてならない。

しかし、料理に舌鼓を打ち、体を斜に構えて観戦しても何ら問題はないわけで、むしろ格闘技観戦と言う行為の幅を広げる意味で歓迎すべきスタイルと言えるだろう。例えば、格闘技に興味のない女性を誘いやすいとか。

実際、円卓で観戦しているセレブ客の大半は、格闘技そのものよりも、リングサイドの円卓に座って観戦することにステータスを見出しているのだろう。日本の格闘技ファンは眉をひそめそうな話だが、金を払わずネット動画でチェックするだけで金を落とさないファンよりも、大金を払って円卓席のチケットを購入するセレブ客の方が格闘技業界にとってはありがたい存在である。

この円卓で料理を楽しみながら観戦するスタイルからは、物事の上っ面や形式にこだわらずに本質を追求すると言うオランダの国民性を感じた次第。

ちなみに、『ルナ・レガーロ』を紹介している朝の情報番組を見たが、こちらも円卓で高級料理を食べながらサーカスを見るスタイルだった。小奇麗な女性リポーターが、料理が並べられた円卓に座り、うっとりとした顔でサーカスを眺める様子が流されたが、それを見て何だか間抜けだなと思ってしまう私は、楽しみ方の本質の解らない、狭量な人間なのだろう。



<グーカン・サキ(KO)メルビン・マヌーフ>
まったく予想どおりの展開と結果(誰でも予想できるわな)。マヌーフの打撃も相変わらず強そうだったが、サキの打撃は硬くて痛そうな感じが見ているこちらにまで伝わってきた。

また、思っていた以上に体格差があった。通常のGPシリーズでは小柄な印象を受けるサキだが、マヌーフに比べるとずいぶん大きく見えた。

マヌーフにはもう少し自分の体を労って欲しいもの。



<○アシュイン・バルラック(判定)ダニエル・ギダ×>
弁護士ファイターとして地元では人気者らしいバルラックと、魔裟斗をも唸らせる鬼ローキックの使い手、ギダの対戦。

バルラックが全く馴染みのない選手であり、さらにパンチに比重を置いたスタイルであったことで、これはキダタローもといギダのローの餌食になるのは時間の問題だと思ったが(実際に第1ラウンドはそんな雲行きだった)、第2ラウンドからバルラックが反撃を開始。柔軟そうなボクシングでギダを捕らえ始める。

その姿は、K-1参戦後期の確かロイド・ヴァンダム戦でいきなり吹っ切れたかのような、ボクシングを楽しむかのようなフットワークでパンチを放ち続けたマット・スケルトンを思い出させてくれた。

弁護士ファイターの肩書きはキャラクター性も十分。すぐにでも日本に呼ぶべき。



<65kgタイトルマッチ>
つまんねぇ試合で眠気がK-1MAXになり、遂にこの試合の途中で眠ってしまった。朝起きたらテレビは消えていたが、先に寝ていた愚妻がわざわざ起きてテレビを消してくれたなんてことはあり得ないので、多分私自身が投げやりになって、リモコンで消してから就寝したのだと思う。



<○ヘスディ・カラケス(反則)バダ・ハリ×>
J-Sportsを視聴契約していながら番組放送途中でリタイアし、ネット動画でこの試合を見るという失態。

スピードとパワーを兼ね備えたいつものパンチで攻め込むバダ・ハリだが、思うようにダメージを与えらないうえに反撃を食らい始めると、ストレスが最高潮に達したのか、格下相手に負けることを恐れたからか、スリップダウンしたカラケスの顎(?)を蹴り上げると言う蛮行に出た。

この行為には今更驚きもしないが(インターバルになると客席の中のお立ち台で踊り始めるダッチギャルの方が衝撃的だった)、暴走した選手にろくなペナルティも与えられないプロ格闘技業界が情けない。

この件に関する谷川EPの見解は以下のとおり(ツイッターより)


よそのイベントだから、ショウタイムがきっちり処分すべき RT @r_saber: @K1_Tany バダ・ハリがオランダのIt' SHOWTIME でまたも倒れた相手を蹴るという行為で反則負けを喫しましたが、K-1はこの件について何か対応は取るのでしょうか?


これでは選手の好き放題やりたい放題になるのではないか。もしオランダで干されても(干されるなんてあり得ないだろうがw)K-1に行けば良いってなるでしょう。

そして過剰なファイトマネーの吊り上げ合戦になり、体力がない団体が潰れてしまうことに。さっそくボンヤスキーは自身の引退試合を両天秤にかけているようですし(Head Kick Legendより。※もっちMMA Ironman経由w)。

ゆえに業界全体を統括する公的組織が必要だと思うのは当然のことだと思うのだが、こんなことを書くと、“権威主義だ”などと後出しジャンケン批判されるのかな?

世界中のK-1をFIKA(笑)に仕切ってもらわないと(館長の構想にまで(笑)が付くようになってしまった・・・)。



<○パジョンスック(判定)佐藤嘉洋×>
どうでもいい。
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web新のプロフィール
観戦暦:30年。格闘技入賞歴:新空手K-2トーナメント、K-1モンスターチャレンジ、土浦市長杯。戦績:17試合13勝4敗9つのKO勝利。新空手史上最短KO記録保持(5秒。但し非公認)


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