アンディ・フグ

偉大なるアンディ・フグ

今日の昼に放送されたNHKの情報番組は、木更津の干潟漁の模様を紹介していたが、その中で突然、偉大な格闘家の名前が飛び出て驚かされた。

魚を掴んだ漁師に対してアナウンサーが尋ねる。

アナ「この魚は何ですか?」

漁師「アンディ」

アナ「は?」

漁師「アンディ・フグ(河豚)」

アナ「あっ!あの有名な格闘家のアンディ・フグ選手にも負けない勇ましい表情の河豚ですね!」

いかがでしょうか?

亡くなって十年が経とうとしているにも関わらず、ここまで一般世間に浸透しているアンディ・フグの名前。

今のK-1から、そんな偉大なファイターが現れることはないだろう。間違ってもテレビで次のようなやり取りが成されることはあるまい。

アナ「この高級ブランデーは?」

酒屋「ボンヤスキー」

アナ「は?」

酒屋「レミーマルタン・ボンヤスキー」

生に果てあれど、名に果ては無し。

アンディ・フグの偉大さを改めて実感した次第。

アンディ・フグ メモリアル

0b3d9cc1.JPG部屋の掃除も概ね完了し(って言うかパチンコ打ってる間に妻がやったみたいな)、今度はパソコンのHDD内を整頓しようと思いましたが、忘れかけていた様々な素材を発見する度に思い出にふけり、作業が進まないです。

そんな中で発見したアンディ・フグ メモリアルの広告画像。ま、これ自体は何の変哲も無い画像ですが、この大会は私がライブ観戦した大会の中で一、ニを争うエキサイティングな観戦となりました(他のどの大会と一、ニを争うかって言うと、斉藤彰俊ら誠心会館勢が新日に果たし状を突きつけた闘強導夢とです)。

過去の記事でも書いたような気がしますが、このメモリアルがどれほどエキサイティングだったか紹介します。

この頃はみんながK-1ジャパンにまだ期待していた時期で、そんな中でペタスがジャパンGPを制したものだから、会場は武蔵や中迫らへのブーイングの渦。私も多分にもれず喉が枯れるまで罵声を浴びせました。でも今ではそんなことも起きないでしょ。誰も期待してないから。ただ、この大会で株を上げたのが藤本でした。負けはしたもののボディブローでペタスからダウンを奪いましたから。

第一部のジャパンGPが終わると次はK-1VS猪木軍。

1試合目の安田VSレネ・ローゼは、ローゼが反則しながらも一進一退の攻防で、私は思わず離席して通路の鉄柵を蹴り上げる等の粗暴な行いをしてしまいました。普通に考えるとDQN丸出しって感じですが、あの時はそれが普通って感じの雰囲気でしたから。普通に座ってる人の方が珍しいくらい。しかも新日ファンが大騒ぎで、興奮しないわけにはいかなかったです。私も元々は新日派でしたけどね。

メインは、今ではPRIDEGPを制するまでになったミルコにとって初めての総合挑戦試合。しかも相手は、マーク・ケアーを破って勢いに乗っていた藤田で、誰もがミルコ不利を予想していました。しかも会場にはかなりの数の新日ファンが詰め掛けており、K-1側がアウェー状態。その中で迎えた結末は、ミルコのカウンターの膝蹴りで藤田がこめかみを深く裂傷してTKO負け。新日ファンには到底受け入れられない結果に、会場には怒号が渦巻きました。

あの頃のK−1はまだまだ熱かった。何とかうまくまとめようと思いましたが、以上で尻切れです。ま、どんな些細なネタでも良いから、ブログは毎日の更新が大切ですよね。『K−1心中』を読んでくださっている皆様、ありがとうございました。来年も何者にも媚びることなく、思うままにプロ格を斬っていきます(「斬る」って、、、。みのさんじゃないんだから。ヘタレ自称格闘家の私がプロ格を斬るなんて表現はおこがましいですよね)。

明日はいよいよHERO’Sと男祭りです。皆さんはどのような形態で視聴するのでしょうか?私はTVでHERO’Sを観た後、男祭りを録画した同僚宅に伺い、DVDを貰います。PRIDEはいつもその彼から録画DVDを貰ってるので、スカパー解約しましたw

明日はHERO’Sを観ながら、TV放送と同時進行で最速の観戦記をアップする予定です。勝敗予想と合わせてご覧いただければ幸いです。
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web新のプロフィール
観戦暦:30年。格闘技入賞歴:新空手K-2トーナメント、K-1モンスターチャレンジ、土浦市長杯。戦績:17試合13勝4敗9つのKO勝利。新空手史上最短KO記録保持(5秒。但し非公認)


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