私は過去に何回かKrushを会場観戦してますが、とにかくハズレがない。良い意味でも悪い意味でも興奮させられる試合が多い。

で、1・14の代々木第二大会の注目カードはこれだ。

<スーパーファイト 61kg契約/3分3R・延長1R>
“狂拳”竹内裕二(菅原道場)
宮川博孝(ALLIANCE)

竹内と言えば思い出すのが、私も会場観戦した野杁正明戦。先にダウンを奪われてからダブルノックダウンを経ての逆転KO勝利。とにかくエキサイティングな試合だった。誰もが野杁の上手さに竹内がやり込められると予想していたはずだが、それを完全に覆しての、しかも逆転のKO勝利だからな。神の領域だよ、冗談抜きで。

一方、宮川という選手は今まで知らなかったが、「総合の世界で自分ほどボクシングをやり込んでる選手はいない」と豪語している。

それが事実であれば、強打とは裏腹に脆さも併せ持つ竹内が負ける可能性が出てくる。

宮川がどんなボクシングをするのか判らないが、コンパクトなボクシングを徹底できれば十分に勝機はあると思う。

“闘う立ち技真理教”とまで言われた私だから宮川を応援するわけにはいかないが、とにかく注目している。




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