シュートボクシング、その他立ち技

シュートボクシングが面白い

今ではK-1より100倍面白いと言われるシュートボクシング。今大会も,主催者が最も大切にすべき,身内以外の一般の格闘技ファンも注目するカードが目白ジムもとい目白押しです。



■シュートボクシング協会「SHOOT BOXING WORLD TOURNAMENT S-cup2012」
11月17日(土)東京・両国国技館 開場15:00 本戦開始16:00(予定)

<S−cup2012 1回戦第1試合 3分3R・延長1R>
鈴木博昭(ストライキングジムAres/SB日本ライト級王者)
ヨアキム・ハンセン(ノルウェー/ヘルボーイハンセンMMA)


<S−cup2012 1回戦第2試合 3分3R・延長1R>
ヘンリー・オプスタル(オランダ/TEAM SOUWER)
ボーウィー・ソーウドムソン(タイ/WMC世界ウェルター級王者)

<S−cup2012 1回戦第3試合 3分3R・延長1R>
宍戸大樹(シーザージム/S−cup2004準優勝)
J.Z.カルバン(米国)


<S−cup2012 1回戦第4試合 3分3R・延長1R>
アンディ・サワー(オランダ/TEAM SOUWER/S−cup2002・2004・2008優勝)
ケム・シッソーンピーノーン(タイ/THAI FIGHT67kg王者/元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフェザー級 王者、元プロムエタイ協会認定フェザー級王者、WBCムエタイ世界スーパーウェルター級王者)

<S−cup2012 準決勝第1試合 3分3R・延長1R>
鈴木vs.ハンセンの勝者
オプスタルvs.ボーウィーの勝者

<S−cup2012 準決勝第2試合 3分3R・延長1R>
宍戸vs.カルバンの勝者
サワーvs.ケムの勝者

<S−cup2012 決勝戦 3分3R・延長2R>
準決勝第1試合の勝者
準決勝第2試合の勝者

<S−cup2012 リザーブマッチ 3分3R・延長1R>
鈴木 悟(Unit−K/バンゲリングベイスピリッツ/SB日本スーパーウェルター級王者)
郷野聡寛(フリー)


<SB公式戦 60.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R・無制限延長R>
ナグランチューン・マーサM16(及川道場/SB日本フェザー級王者)
小宮山工介(北斗会館/RISEスーパーフェザー級王者)

<SB公式戦 63.0kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R・無制限延長R>
MASAYA(シー ザージム/SB日本スーパーライト級1位)
才賀紀左衛門(フリー/K−1MAX63kg日本トーナメント第3位)


<SB公式戦 ヘビー級契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R・無制限延長R>
マグナム酒井(士魂村上塾/第6代MA日本キックボクシング連盟ミドル級王者)
井上俊介(フリー/DEEPメガトン級GP準優勝)




私は予てから立ち技格闘技再興の肝は、総合格闘家の適切な起用であると言い続けてきたが、この大会ではそのとおり上手くカードに組み込んでる。ハンセンvs.鈴木とカルバンvs.宍戸である。いろんな意味で絶妙なカードだと思う。

そしてもう1カード。やっと実現させてくれた郷野聡寛vs.鈴木悟だ。両者とも負けが込んでおり、賞味期限切れだとの声もあるが、完全に切れているとは思わない。

DEEPメガトンからも井上が出場。相手の酒井はミドル級の選手だが、かつての港太郎vs.大石亨のような、体格差を全く感じない展開になると思う。

話は変わるが、「K-1心中がつまらなくなった」とのコメントが寄せられることがある。

それは書いてる自分が一番よく解ってんだよぉぉぉぉぉ!!!!!





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S-cupに鈴木博昭が出ても何らおかしくない

S-cupにライト級王者の鈴木博昭がエントリー。その挨拶で鈴木は「・・・S−cupに出場させていただくことになりました。僕はライト級のチャンピオンです、無謀じゃねぇか、おかしくねぇかとか、いろろんな声がありましたが・・・」と語ったそう。

誰が「おかしい」なんて言ったのだろう?

軽い階級の選手がエントリーして違和感があるほどS-cupは確立されたカテゴリーなのかって!馬鹿!(いつまでも口を開きっぱなしの患者に対して歯科医が「いつまで口開けてんだ馬鹿」という風に)




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シュートボクシングは糞団体

格闘技が面白くないので、ろくにブログも更新しなくなってますが、それでもこうしてコメントをくれる方々がいるのは本当に嬉しいことです。

SBで鈴木悟が宍戸にKO負けしたそうですが、決定打は反則の肘打ちらしい。バックハンドブロー狙いと見せかけての確信犯肘打ち。宍戸は本当に糞だわ。

前回の鈴木戦でもロープを掴んで体勢を整えてのフロントチョークで勝利してるよね。カス野郎。

2度も身内の決定的反則を見逃したSBが一番の糞だな。





6. Posted by 名無し 2012年09月17日 08:50
郷野選手‥
当日計量という猶予、チャンスを無駄にしないでくれよ


7. Posted by 小川 2012年09月19日 09:41
サムライのニアライヴで見ました。郷野も鈴木も負けてしまいましたね。

郷野の適正体重はもっと上なのではないか、と思いました。骨格から弾き出した最低の体重が適正とは限りません。

鈴木は、宍戸のバックブロー肘打ち二発でKOされてしまいましたけど、SBのルールでは肘打ちOKなのでしょうか。気になりました。


8. Posted by 名無し 2012年09月20日 19:25
肘は反則ですが、バックブローで肘や腕を当てるのは見て見ぬふりをするのが格闘技です。
K-1でも須藤元気がよく使った戦法です。

そういう事は鈴木選手も承知の上だと思います。なので、負けたいい訳にはなりません。
ただ、ショータイムみたいに肘無しならバックブローも禁止にするのが筋だと思います。




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郷野聡寛vs.鈴木悟

MMA引退からのSB参戦。郷野と言えばMMA時代から打撃技に自信を持ってる選手だったが、果たしてSBでどこまでやれるか?

また、打撃の中でも特にボクシングに自信を深めていたが、SBでは同じ階級にボクシング元日本王者の鈴木悟がいる。当然、郷野は鈴木との対戦を熱望しており、ボクシングシューズ着用ルールのうえでボクシング勝負をしたいと公言している。

そのことについてツイッターで鈴木に話を伺ってみたところ・・・





との返答。

確かにそのとおりかもしれない。そのような真摯な態度だからこそ、鈴木はSBでも一流の選手になれたのだろう。

しかし、私としては「郷野ごとき軽く捻ってやる」くらいのコメントが欲しかった。

今の格闘技には熱が足りない。


※選手に対して敬称略はご了承ください。野球やサッカーの選手を呼ぶのと同様です。さん付けなんて薄ら気味悪いわ。





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郷野聡寛vs.鈴木悟

格闘技はやっぱり面白い。

格闘技がなかったら自分の人生、退屈極まりないものになっていたはず。田舎の長男として生まれ、後継ぎになることを強制され、子供の頃から夢も目標も抱くことのない人生を送ってきた中で、唯一自分のやりたいことを中途半端ながらも実現できたのが格闘技でした。

その格闘技を通じて、喜びや感動、いろんな方との出会いが生まれ、自分の中でのささやかな誇り、宝物となっております。

格闘技との関わりは一生終わることはないですね。そしてこれからは、単なるファンとして高みの見物をするのではなく、何らかの形で格闘技界に恩返しがしたいと考えております。

以前に「格闘技界を応援したいならばアスリートエールでスポンサーになったらどう?」とのコメントを頂きました。実際、それもありだなと考えたことはありますが、私は格闘技界全方位に向けての支援者ですので、それをやったのでは支出が際限なくなってしまいます。特定の選手を応援するタイプのファンの方にお任せしたいと思います。

なお、月額525円からスポンサー登録できますので、「私はこの人を応援したい!」って方がおりましたら是非こちらから登録してみてください。

さて、ここのところ立ち技格闘技界に動きが出始めております。

まずK-1が魔裟斗をプロデューサーとして9月に国内大会を開催します。魔裟斗色がまだ伝わってきませんが、とりあえず期待したいと思います。魔裟斗、Twitterやってくれないかな?K-1を何とかしたいならば、まずはそこからじゃない?

そして注目は、総合格闘家から立ち技格闘家に転身し、シュートボクシング参戦を果たした郷野聡寛です。SBデビュー戦後には、元ボクシング日本ミドル級王者でSB参戦中の鈴木悟に対して対戦を表明しました。まだ対戦が決まった訳ではありませんが、私としてはこの黄金カードがSBルールに縛られて消化不良で試合を終わってしまうことを恐れています。Krushでの郷野-山本戦のように。

最低でも5Rマッチで行うこと。さらには、鈴木相手にパンチ主体で戦うと言い切った郷野の意気に応えて、ボクシングシューズ着用も拳闘もとい検討して欲しいと思います。

久々に熱くなってブログを書きました。“腐っても郷野”です。

私がどれだけ郷野に期待しているかは、当ブログの過去ログをご参照していただければ解ると思います。

みんなもっと郷野聡寛vs.鈴木悟に熱くなりましょうよ。郷野はヘクター・ロンバートを完封した男ですよ。元UFCファイターですよ。

郷野vs.鈴木をSBで組むのはもったいない気がしてきたな。魔裟斗が本気でK-1復活を考えているならば、9月の大会でこのカードを特別ルールで組んだらどうだろうか?

K-1の純度が落ちる?馬鹿言ってんじゃないよ。そんなお行儀の良いこと言ってたらK-1の求心力は元に戻らないって。昔のK-1には、マニアを唸らせるカードが散りばめられていたんだよ。

まぁ、ボクサー相手にローキック一辺倒で勝利して「これがK-1です!」と声高らかに宣言してしまう魔裟斗のことだから、そこら辺を理解するのは無理ってものかもしれませんが、一度K-1から離れたことで彼の見識が高まってくれていることに期待したいな。

魔裟斗、私はいつでもあんたをヘルプする用意はできてるからな。

FMW旗揚げに際してのターザン後藤ばりに。





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郷野のSB参戦に期待したが・・

7.21「DEEP TOKYO IMPACT 2012 in DIFFER ARIAKE」(ディファ有明)でSB(シュートボクシング)ルールに挑戦する郷野聡寛の対戦相手がハワイ在住のMMAファイター“KID HMC”SAGEに決定した。(スポナビより)

卓越したボクシング技術(本人談)を売りにする郷野聡寛のシュートボクシング初参戦に期待をしたが、対戦相手が平凡な外国人選手でガッカリ。

なんで元ボクシング国内王者の鈴木悟をぶつけなかったのだろうか?

査定試合だから?

そんな悠長なこと言ってる場合じゃないよね。

鈴木のコンディションに問題があるならば仕方がないが。

とにかくファン無視の旧態依然とした格闘技団体ってことです。




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SBには見込みシュートポイントを設けるべし

SB4・13後楽園大会のニアライブ中継を見ている。現時点ではマモルvs.ナグラチューンの試合まで放映。

この試合はマモルに負けたことがあるナグラのリベンジマッチになる。

第1ラウンド終盤、マモルの投げを反則のロープ掴みで防いだナグラ。レフェリーは軽く注意を与えただけだったが、あそこでシュートポイントが入るかどうかで試合は大きく左右される。

さらにナグラは第3ラウンドでもロープを掴んだが、これも口頭注意のみ。見ていて白けるよ。

そこで提案がある。

ロープを掴んで投げを防いだ場合は、見込みシュートポイントを相手に与えるのはどうだろうか?反則行為で失点を防ぐなんてありえないもん。

そう言えば宍戸も鈴木悟との試合で露骨なロープ掴みで勝利を得ている。宍戸のチョークスリーパーから鈴木が逃れようとするも、宍戸はロープに腕を掛けて体勢を維持し、一本勝ちを奪ったのだ(レフェリーストップのタイミングが早過ぎたと物議をかもしたようだが、露骨な身内贔屓はSBのお家芸w)。

外敵相手に反則してやっと勝てるのがシュートボクサーなのだ。

反則、ダメ絶対。

総合キラーvs.リオン武からのSB情けねぇ話

リオンが再びSB参戦! “総合キラー”鈴木が迎撃=4.13後楽園

■シュートボクシング協会「SHOOT BOXING2012 〜Road to S-cup〜 act.2」
4月13日(金)東京・後楽園ホール 開場17:30 本戦開始18:00(オープニングファイト17:40)

【決定対戦カード】

鈴木博昭(ストライキングジムAres/SB日本ライト級王者)
リオン武(シューティングジム横浜/修斗第5、8代世界ライト級王者)

【既報対戦カード】

アンディ・サワー(オランダ/チーム・サワー)
鈴木 悟(Unit−K/バンゲリングベイ・スピリット/SB日本スーパーウェルター級王者)

<フェザー級 57.5kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R・無制限延長R>
ナグランチューン・マーサM16(及川道場/SB日本フェザー級王者)
マモル(シューティングジム横浜/初代世界フェザー級、世界バンタム級王者)

<SB日本スーパーフェザー級 60kg契約 エキスパートクラス特別ルール 3分3R・無制限延長R>
歌川暁文(UWFスネークピットジャパン)
石川剛司(シーザージム)



アンディ・サワーと鈴木悟の"異次元対決"が発表されていた4・13シュートボクシング後楽園大会に追加カード。

鈴木博昭vs.リオン武

これは楽しみなカード。鈴木はこれまで不死身夜天慶、石田光洋、大澤茂樹の3人の総合格闘家をSBルールで退けてきた、打撃ファンからすると頼れる選手だ。一方のリオンは、昨年11月のSB初参戦でエースの宍戸を判定で下しており、総合の試合でも打撃を主武器として活躍する難敵だ。

果たして鈴木は難敵相手に総合キラーの称号を守り続けることができるだろうか?

まぁ、そもそも総合キラーとして鈴木独りが際立ってることが普通じゃないんだよな。本来ならばSBの選手全員が総合の選手に完勝して当たり前なの。でもそうではないSBの層の薄さ。

その原因は、団体の方向性が定まらないことだろう。

キック全盛期にはキックの団体と対抗戦したりムエタイの強豪を招聘して、立ち技の総合格闘技を謳いながらも打撃偏重になった。その結果、総合ブームにより総合の選手を参戦させてみたら勝てない。打撃偏重で、まともなスタンドレスリングが出来る選手が育たなかったから。

でも、ここ1〜2年で立ち技の総合格闘技らしいスタイルが確立されてきた。主に外部招聘選手や鈴木悟のような転向組のバリエーション豊かな戦いぶりのおかげで。

情けねえなぁ、SBの連中は。

K-1に色気を見せてもそこで結果を出せず、出戻れば外部の選手に惨敗する。おまえらコントをやってるのか? 

宍戸の勝ち逃げ失敗、ボーウィーの打ち合い

サムライで1・28RISEの試合をダイジェスト観戦したが、その中で気になったのがKENJIとタイ人との試合。

タイ人が何度も首相撲を出したせいでレッドカードを2度も出された。ムエタイの選手だから首相撲を使うことが大前提であり、逆に言えばそれが使えなければ本来の強さを発揮できない。

RISEにタイ人を参戦させる意味なんて無いでしょ?

強さの基準になる選手がRISEの中にいないから招聘するしかないのだろうけど、だったらむしろ総合の選手を起用したほうが面白いと思うがいかがだろうか?

同番組内では2・5SBの試合もダイジェストで観戦できたが、その中で気になったのが宍戸の戦法。オランダの強豪、スティーブルマンズにパンチでダウンを奪われると、打ち合いでは不利と見て、投げによるポイント奪取に活路を見出した。

それが奏功して3度の投げにより3ポイント奪取し、最初のダウンで失ったマイナス2点を挽回できた。その直後にパンチでダウンを奪われて判定負けしたが、もし投げのポイントだけで宍戸が勝利したら観客にはどんな後味が残っただろうか?

ゲームに勝っただけ。熱心なSBマニアはポイントアウト上等だと言い張るだろうが(失笑)、それが格闘技本来の在り方か?馬鹿野郎。

逆に凄かったのは鈴木悟と戦ったボーウィー・ソーウドムソン。ボーウィーは後遺症が出るくらいに激しい打ち合いが売り物の選手だが、プロボクシング日本ミドル級王座を10度防衛した鈴木相手にパンチの打ち合いを演じ、初回に2度のダウンを奪われるも、後半はパンチで鈴木を圧倒した。

キック系の選手が元ボクサーと戦うと、パンチ1割キック9割になるのが常であるが(魔裟斗等)、ボーウィーはその逆だった。これには感服した。

初回の失点が響いて判定負けをしてしまったが、観客に感動を与える、まさにプロの仕事だった。

しかし、残念なことにボーウィーはこの試合で引退するとのこと。惜しいと思うが、後遺症が酷くならぬように静養してほしいと思う。

首相撲を封じたムエタイ選手を強さの基準に用いるRISE。

キックボクサー相手に投げで勝ち逃げしようとした宍戸。

元ボクシングチャンプ相手にパンチの打ち合いを演じたボーウィー。

あなたならばどの試合が観たいですか?





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【赤飯】“総合キラー”鈴木博昭vs.西浦“ウィッキー”聡生【炊いて!】

久々にパソコンの前でジャンピング一発かました。

DREAMで活躍したウィッキー聡生が、なんとSBに初参戦。それだけでもホットな話題なのに、対戦相手が鈴木博昭と来た日にゃぁ、ジャンピングどころか「お母ちゃん赤飯炊いておくれよ」の世界ですってば。

ウィッキーがSB初参戦 “総合キラー”鈴木と激突=11.6SB&修斗スポナビより)。

鈴木の魅力については当ブログの過去ログを参照してください。私が魅了されるのですから相当なタマですぜ。端的に言えば、立ち技の選手らしからぬ屈強さを誇るファイター。

しかも、これまでにSBのリングで総合格闘家を3タテにしている鈴木。その内訳は、不死身夜天慶、石田光洋、大澤茂樹とそうそうたる顔ぶれだ。

一方のウィッキーも侮れないぞ(今夜はやたらテンション高いなw)!昨年大晦日のDynamite!!(青木が自演乙の膝蹴りで完全KOされた大会だお)では、K-1MAX-63日本王者の大和“よりによって”哲也とK-1ルールで対戦し、結果は引き分けだったが、内容では完全にウィッキーが押せ押せだった。立ち技でも侮れないのがウィッキーなのである。ぃゃ、侮れないどころか怖い存在。

総合キラーの鈴木と、K-1日本王者を圧倒したウィッキーとの対戦。これに乗らずにいられるか!何度も言うようだが、、、

「お母ちゃんっ、赤飯炊いておくれよっ!!!」






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web新の格闘サンデー

<Andy's glove>
「アンディ・オロゴンは六回戦だからテレビ中継するわけないだろう」との反論コメントが寄せられましたが、亀田兄弟は何回戦からテレビ中継されてたっけ?

K-1同様にボクヲタの相手をするのもバカバカしくて疲れる。

彼等のよりどころは“K-1と違って確立された競技性”にあるが、ボクシングはそれだけで成り立ってるわけじゃないからな。

どなたかがコメントしてくれたが、競技性とエンタメとしての面白さについてはどちらかだけを選ぶようなものではない、白黒つけるものではない。出来る限り高い次元でバランスさせねばならないのだ。

だから井岡だってバラエティ番組に露出させられてる。

それはなぜかと言えば、ボクシング世界王者という肩書だけでは、多くの大衆に振り向いてもらえないから。

ボクシングが上手いだけの小男なんて魅力ないでしょ?



<RENAが負けたよ>
前回大会で勝利した後に、神村とのリベンジマッチをぶち上げたRENAだが、その前段として行われたMMAファイターとの試合をクリア出来なかった形。残念。

浮ついた気持ちが残ってるからだろうな。「自分を取り戻すための試合」とか「女の意地を見せます」みたいな抽象的な言葉を多用してるあたりにそれを感じる。お前はナオキックかっ!



<鈴木悟がSBのタイトル奪取>
元プロボクシング日本王者の鈴木悟がSBのウェルター級王者になった。

鈴木は特に応援している選手の一人なので嬉しい。また、それを知っている方からコメントをいただいたのも嬉しかった。





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RENAの笑顔について

RENAの笑顔が醜いと書いた件について、あれだけRENAを持ち上げておきながら試合に負けた途端に手の平返して叩いてるという内容のコメントが寄せられましたが、そうじゃありません。

なでしこジャパンは、引き合いには出しましたが、彼女らの笑顔と比較してRENAのそれが醜いと言いたいのでもありません。

数ヶ月前に行われた女子キックボクサー(神村?)とのエキシビションマッチを思い出して欲しい。

あの試合でコールを受けた際のRENAの笑顔が醜いと言ってるのだ(オマケにぶりっ子ポーズも醜い)。

で、そのエキシビションの結果はどうなりました?

アイドルぶって笑顔振り撒いてる場合じゃなかったよな?

鈴木悟vs.弘中邦佳(シュートボクシング2・19後楽園大会 スカパー観戦記)

ファイティングTVサムライで放送された標記大会中継を(録画)視聴しましたので、その観戦記を何回に分けてアップさせていただきます。

1回目は鈴木悟vs.弘中邦佳の一戦。

鈴木は昨年9月のSB大会で梅野孝明と対戦し、ダウンを奪うなど攻勢に出ながらも、投げを放った際に自らのひじを脱臼してTKO負け。ほぼ手中に収めていた白星を逃すという惜しい結果になったと同時に、長期戦線離脱を余儀なくされ、今回の試合はそれ以来の復帰戦。

一方の弘中は、昨年2月に無名選手をKOで下して以来のSB参戦で、わずか2戦目ながらもタイトル奪取を狙う発言をするなど、(少なくとも表向きは)意欲的な姿勢での参戦となった。


<○鈴木悟(1R KO)弘中邦佳×>


序盤から攻勢に出た弘中は、不恰好ながらも鈴木の顔面にパンチをヒットさせ、投げでシュートポイントを奪うなど優勢に試合を進めたが、攻め切れずに逆転のKO負けを喫した。

image画像をご覧いただければ一目瞭然だと思うが、弘中には立ち技の素質がない。

以前のエントリーでも“脇が甘くてへっぴり腰”と評させてもらったが、相変わらずのこの様だ。


image前足が完全にべた足だから、フットワークもぎこちない。お前は太郎冠者かっ!


imageシュートポイントを奪った後、仕留めにかかった様子の弘中だったが、如何せん両足が揃った状態でラッシュを仕掛けている。それではたいしたダメージは与えられず、相手の動きに応じて間合いを調整したり緩急を付けた攻撃をすることも出来ない。


案の定、手詰まりになったところに反撃のパンチを食らうと完全に攻守が逆転し、弘中が2度のダウンを奪われてのTKO負けを喫するに至った。


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ここ数年、K-1ルールでK-1ファイターが総合格闘家に負けるケースが目立ち、その結果を踏まえてか、総合格闘家が立ち技ルールの試合に進出するケースが増えてきた。

しかし、ボクシンググローブを着けた状態で臨む立ち技の試合は、打撃に自信があるはずの総合格闘家の“打撃偏差値”を白日の下に晒すことになる。

アリスター・オーフレイムやゲガール・ムサシのように成功するケースもあるが、それとは逆に醜態を晒すケースも目立つことになるだろう。

しかし、総合格闘家にとっても立ち技格闘家にとっても、この交流が互いの実力の底上げになることは間違いない。

そして来週末には真打登場。

郷野聡寛vs.山本優弥。

この一戦があるからこそ、私は3・19Krushのチケットを購入しました。




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無能な格闘技団体のプロデューサーたち

メロンの皮を放置しておくとコバエが湧くように、ブログでちょっと刺激的なエントリーを書くとおかしなヲタが湧いてくる。

web古って奴は、そのハンネのローセンスぶりからして残念な奴。揚げ足取りすらもまともに出来ず、コメントの芳ばしさも度を越えている。

このブログが同好の友だけで閲覧し合ってるものであれば、コメント欄の管理に気を遣うことも無いのですが、多種多様な方々に閲覧されていることを考慮すると、このまま放置しておく訳にもいかないなと思うようになりました。

今後はコメントを検閲してから公開するか、おかしなコメントは即削除するかして、まともな格闘技ファンの方々とだけ快適に意見交換できる場所にしていきたいと思います。

プロレス・格闘技の面白さをファン同士で共有し、このジャンルからドロップアウトしそうな人を繋ぎ止めることが当ブログの役割になっていると思うので。僭越ながら。

それと、私に対して「何年も前から自分が提言していた通りになったと、次元が低い主張をするな」みたいな意見が寄せられましたが、それが他の格闘技ブログと差別化するポイントであり、ブログ自体の信用度に関わる部分なので、今後も鼻につかない程度に主張させてもらいますよ。

既に発生した出来事に対してあれこれ言うのは誰にでも出来ることなのだから。


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さて、開催されることすら忘れていた、本日のシュートボクシング後楽園大会。セミ前の第8試合とセミファイナルがなかなかの好カードだった。

第8試合は、立ち技ファイター離れした筋肉質の肉体から放たれる強いパンチで総合の選手を退けてきた鈴木博昭と、レスリングから育成枠を経て戦極でプロデビューした大沢茂樹との一戦でしたが、大差の判定で鈴木が大沢を返り討ちしました。

しかし、大差の判定とはいえ、勝った鈴木にも失点がありました。それは、大沢にタックルからの投げでシュートポイントを奪われたのと、その直後にラウンド終了後にも関わらず放ってしまったパンチによる反則減点でした。

大沢がタックル狙いばかりということで、鈴木としては相当にフラストレーションが溜まった試合だったでしょう。

残念だったのは鈴木の試合後のマイク。階級を上げる前に、現階級で唯一負けている相手の及川に対戦表明をしたのです。

ここまで総合の選手に勝ち続けてきたのに、それを置いといて、内側に向けた矛先。これはいかがなものか?せっかく流れを作ってきたのにもったいない。及川なんて知らないし。正直、頭部くらいしか印象に残ってないよ。

セミファイナルでは、今やシュートボクシングに欠かせない選手になった感のある鈴木悟が、ケイジフォースの色男、弘中邦佳を1ラウンドKOで下しました。求められた結果を完全に出した鈴木。さすがだと思いました。

これまでK-1に転向したボクサーは、K-1のリングにこだわる余る割には結果が出ず、試合する機会を失ってしまう傾向が強かったのですが、鈴木はSBという新天地を見つけたことが大正解でした。

メインで宍戸がボーウィーを下した試合は、まぁ、どうでもいいや。浪花節みたいなアレだったんでしょうKARA。

それにしても、この大会をサムライでニアライブ中継しないのはなぜ?私個人の感覚ではPPVしても良いと思われるんですが。

主催者も放送局も、このカードを組めば売れる大会になるだろうという予測すら出来ないのだろうか?

大相撲と同じで格闘技団体も閉鎖的な状況を改善しないと。外部から有能なプロデューサーを登用する必要があると思いますよ。

テリー伊藤が松下奈緒について「彼女にはとんでもない男と結婚してもらいたいね」と語ったことがあるが、“清純派女優ほど悪い男の影響で転落人生を歩みがち”という180度転換した発想を持てるようなプロデューサーの出現を待ちたい。

現在の格闘技団体のプロデューサーたちには、自分らがどれだけ無能であるかを自覚し、目の前に転がっていたチャンスをいくつも無駄にしてきたことを反省してもらいたいものだ。





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RENAを世に送り出せなければ切腹もの

我に宿るは平家の怨念(ベンッ)
我に宿るは平家の怨念(ベンベンッ)

見える、見える・・

蝶野のケンカキックとSTFに散々苦しめられた"破壊王の息子"橋本大地が、どこから湧いてきたのか分からぬパワーを漲らせてミドルキックを連発する姿が見える・・

我に宿るは平家の怨念(ベンッ)
我に宿るは平家の怨念(ベンベンッ)

さて、今日は珍しく女子格闘技の話題だ。

私は見逃してしまったのだが、"女子SBのエース"RENAが男性芸人と試合をした『炎の体育会TV2011』というバラエティ番組が放映され、その視聴率が発表されたが、特にRENA出演部分が高視聴率を記録したらしい。(スポナビより)

平均視聴率11.8%のところ、RENAの部分は16.8%をはじき出したらしいから、これは大健闘と言えるだろう。

すんません。「はじき出した」だなんて下衆な言葉を使ってしまって。今時の格闘技ファンは、「数字を持ってる」みたいな業界用語を恥ずかしげもなく使うからなぁ。自重しよう。

話が逸れたが、人気芸人も出演していたとは言え、これだけの数字を持っているRENAをFEGが放っておくわけがない。Dynamite!!では遅いので、K-1MAXあたりで起用するんじゃないか?

つーか遅いよ!本来ならば昨年のDynamite!!で使うべきだった。何でもかんでも後手後手なんだよな。

まぁ、昨年に起用していたとしても、FEGとTBSのバカタレどもが演出する訳だから、彼女の魅力を視聴者に伝えられないまま終わるだけだったろうがな。

で、今年になって遅れ馳せながらRENAをMAXのリングに上げるとなったら、どんなルールで試合をさせるのだろうか?

私だけかもしれないが、美しい女性には立ち関節技が似合うんじゃないかと思っている。合気道のように敵を捻り上げる姿が楚々とした風情で何ともたまらない。

RENAの魅力を余さず伝えるにはSBルールしかないのだ。

これを機会に、SBをK-1の下部組織に編入させ、K-1シュートルール部門を発足させてはどうだろうか?

K-1ルールに適応し、負けない戦い方を身に付けた選手が増えた現在、多様なルールで観客を飽きさせないようにすることもK-1人気低迷を打破する手法の一つとして有効なはずだ。

RENAにはK-1に新ルールを発足させるだけの魅力はある。

この美しさだもん。












ゴメン、間違えた。

この美しさと包容力だもん。












ゴメン、また間違えた。

この美しさだもん。












ゴメン、また間違えた。

この美しさだもん。












また間違えた。微妙でゴメン。

この美しさだもん。

格闘技の世界でこの美しさは奇跡だよ。この素材を世に送り出せなかったとしたら、言葉が見つからないくらいに私はSBやFEGを罵りたい気持ちになるだろう。

RENAがどのような経緯で今回TV出演するに至ったか分からないが、どこかに私と同じ想いの人がいたんじゃないかと思う。

この想いを具現化してくれてありがとう!

くしくも佐藤嘉洋がツイッターで「(RENAは)AKBの背が低い人に似てる」と呟いたが、ホント高橋みなみにそっくりだわ。

ぃゃ、「高橋みなみはRENAにそっくりだ」というのが正解。それ程に大衆に知られる存在になって欲しいものだ。





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シュートボクシングを体現できる所属外選手のおかげ

今日は勤労感謝の日。プロ格闘家の方々は、己の戦う舞台が存在することに感謝するべきだと思う。同時に、その舞台の礎を築いてくれた先人たちへの感謝の気持ちを忘れないでもらいたい。

さて、今日はシュートボクシング(以下、SB)の大一番、S-CUPが開催された。私は観戦したわけではないので、感想を簡潔に。

S-CUPは8名のワンデートーナメント。今年は豪華な顔ぶれが話題になった。元々SB所属だったアンディ・サワーの他にブアカーオもエントリー。K-1MAX優勝経験者が2人も顔を揃え、直前で欠場となったが、PRIDEで活躍したチャールズ“クレイジーホース”ベネットのエントリーにも期待が持てた。

優勝したのはブアカーオ。立ち組を徹底排除するようになったK-1とは違い、ムエタイ戦士のブアカーオは水を得た魚のように戦えたことだろう。

この大会を観戦した菊野克紀はツイッター上でこのように感想を述べている。


_____normalブアカーオこんなに荒々しい選手だったんだ。組ありの方が怖い。


このツイートを読んだだけで、ブアカーオの鬼神の如き戦いぶりが脳裏に浮かんだ。

一方、日本人選手は梅野、宍戸ともに初戦敗退。

そもそも、こいつらにS-CUPに出る資格なんてないだろ。梅野も宍戸も鈴木悟に実質的には負けていたのだから。

梅野は鈴木の脱臼で白星を辛うじて拾ったし、宍戸は反則のロープ掴みを見逃してもらえたからこそフロントチョークで逆転勝利を収めることができた。

本来であれば、怪我で欠場中の鈴木悟がSB日本代表に相応しい選手だったのだ。

また、SB所属外の日本人総合格闘家、DJ.takiも今日は活躍した。久々のKO勝利を飾ったのだ。石田は惜しかったが、面白い試合を演じることができたのではないかと思う。

SBの選手は本当に情けない。やっとブレイクしそうなSBだが、所属選手がこの競技をしっかりと体現する試合をしていれば、もっと早い時期にブレイクしていたはず。そしてシーザーの呂律が回らなくなるなんてこともなかったと思う。

所属外の選手の活躍があってこそ今の盛況があることを忘れてはいけないと思う。



》web新のTwitter

シュートボクシングが面白くなりそう

2ad813e0.jpg■「〜Que Sera Japon presents / Methuselah Presents〜SHOOT BOXING WORLD TOURNAMENT S-cup2010」
11月23日(火・祝)東京・JCBホール 開場14:00 本戦開始15:00(予定)

【S−cupトーナメント出場選手】
アンディ・サワー(オランダ)
ボーウィ・ソーウドムソン(タイ)
チャールズ“クレイジーホース”ベネット(米国)
ヘンドリー・ヴァン・オプスタイル(オランダ)
グレッグ・フォーリー(豪州)
宍戸大樹(日本)
梅野孝明(日本)
ブアカーオ・ポー.プラムック(タイ)

<S−cupワンマッチ>
及川知浩
DJ.taiki

【出場決定選手】
鈴木博昭



参戦が決定していたブアカーオが、ワンマッチではなく待望のトーナメントエントリーが決定。ファンにとってはこの上なく楽しみだろう。

そして、DJ.taikiがワンマッチで及川と対戦することも発表された。総合では苦手な相手に苦戦続きだが、今回のSB参戦で心機一転して欲しい。

他にもワンマッチがいくつか発表されるだろうが、もう一押し欲しいところだなぁ。

宮田和幸あたりはどうだろう?ジャーマンスープレックスでシュートポイントを取るシーンを私は観たい。下手すると、そのシュートポイントの連発だけで判定圧勝なんてこともあり得る。

“奇形格闘技”シュートボクシング

明るい未来が見えません!

鈴木健想じゃなくてもそう口走ってしまいたくなるシュートボクシング(以下、SB)の閉塞感。SBで王者になって、何か得することってあるの?あ、K-1に出られるか!でも、それじゃアマチュアの新空手やKAMINARIMONと変わらないよなぁ。

そもそもSBはルールがおかしい。“立ち技の何でもあり”を謳い文句にしているが、ポイント配分がアンバランス。

例えば、全くダメージを受けない投げ技でも、それを決められると、ダウンした場合と同じく2点を失ってしまう。路上でジャーマンを喰らったら、、、みたいな馬鹿げたことを想定しながら観戦しろってことなのか?

K-1を模倣した3分3ラウンドの短期決戦形式(昔は第1Rが10分、第2Rが5分、第3Rが3分みたいな感じだった)において、投げられただけで2点を失ってしまうのは甚だバランスが悪く感じる。

シーザー会長の人徳により何とか体裁を維持はしているSBだが、いつまで暗中模索状態を続けるつもりなのだろうか?



≫web新のツイッター

宍戸大樹vs.鈴木悟

前回のエントリーで「今年の格闘技は地味に面白そうな大会が多い」と書いたが、本日開催されるシュートボクシングのセミファイナルも、地味だが涎が垂れそうなくらいに楽しみなカード。

宍戸大樹vs.鈴木悟

このカードから面白みを感じられない人ってのは不幸だなと思う。多分K-1やPRIDE以降に格闘技を見るようになった人だと思うが。

その人達ってのは格闘技ばかりではなく、他のスポーツも同様の見方をしてるような気がする。

例えばサッカーで言えば、ワールドカップやプレミアリーグ、セリエA等は喜々として観戦するが、J2は一切見ない、みたいな。

話を元に戻して・・・

宍戸と鈴木の試合の何が面白いって、まず、お互いに交わるはずのない格闘技人生を歩んできた者同士が拳を交えること。

世の中のほとんど誰にも知られていないシュートボクシングと言う日陰の世界で戦ってきた宍戸。

一方の鈴木は格闘技の王道とも言えるボクシングの元日本王者。

そんな両者の内面をのぞき見るだけでも興味深い。今回の対戦は、当然蹴りを使えるルールが採用されるわけだから、宍戸が有利なのは間違いない。

それは鈴木自身も自覚している。が、しかし、鈴木の本心は、宍戸を格下扱いしている。

「宍戸はシュートボクシングのトップ選手らしいが、そんなマイナー競技なんてボクシングと比べたら、、、」

「宍戸も自分と同じくK-1のミドル級で失敗した口だが、その小さな体でミドル級は無謀。ボクシングだったらせいぜいライト級だ」

「本格的なミドル級の体格である自分が負けるはずがない。小賢しいローキックにだけ気をつければ」

果たして結果はどうなるか?

大方の予想は、宍戸がローキックを有効に使っての勝利かもしれないが、そう簡単にはいかないと思う。

宍戸のアドバンテージは、ルールに慣れていること、ホームリングであること。一方の鈴木は、圧倒的なパンチ力とリーチ差だが、、、

宍戸の蹴りの間合いは、圧倒的有利なリーチ差を誇る鈴木にとってはパンチが届く間合いでもあるのだ。

私は意外と鈴木が勝つんじゃないかと、期待を込めて予想します。

数年前にカードが組まれながらも流れてしまった緒形健一と大東旭の一戦が形を変えて実現したような宍戸vs.鈴木。

尻切れ御免。

6・1シュートボクシング「武士道−bushido−其の参」観戦記 人気低迷するSBをweb新が憂う

観戦記と言ってもスポナビで試合結果を閲覧し、フォースの力を借りて試合の様子を"のぞき見た"だけなんですが・・・(・ェ・)

<ガラスの緒形健一>
まず、エースの緒形が「やっぱりな」という感じでKO負けしました。どれほど強い打撃をもらったのかわかりませんが(フォースで見通したんじゃないのか?w)、ちょっと緒形は打たれ弱い体になってしまったように思います。最近の緒形にはガラスのような脆さを感じてしまいます。

私は個人的に緒形をプロアスリートとして認めています。それは、トレーニングをSBのジム内のみで完結させることなく、大学の陸上部に混じって基礎体力トレーニングに励んでいたニュースを雑誌で見たからです。もう10年位前の話でしょうか。下手にキックのジム等へ出稽古するより、よほど堪える練習内容だったと思います。

それほど真摯な姿勢で格闘技と向き合っていた緒形ですが、長い選手生活で肉体は蝕まれていったのです。

そんな緒形を世に送り出せなかったシュートボクシングに猛省を求めます。

ちなみに緒形がK-1に出場したのは過去に2回あります。2000年11月、K-1MAXの前身となるK-1J・MAXに出場し、あの久保坂左近(現・K-1レフェリー)にKO勝ち。そして04年2月のK-1MAX日本予選トーナメントで武田幸三と対戦し、1ラウンド終了時に膝の負傷でTKO負けしてます。

<タイトル乱立>
シュートボクシングに東洋太平洋の王座なんていつの間にできたのよ?そんなの作る必要なんてあるのかな?と思います。だって、アジア・オセアニア地域に何人のシュートボクサーが存在してるの?って話。

<特別ルールって?>
今大会で行われた全9試合の内、8試合が「エキスパートクラス特別ルール」だったようですが、前座の1試合以外の大半がそのルールで行われるのならば、特別でもなんでもない一般的なルールじゃないでしょうか?

かつては階級もホーク級とかオウル級等、鳥の名前を用いたもので、独自性を重んじた代わりに判りにくいものになってしまい、いつの間にか他の格闘技同様の名称に変更になりました。

そんな風にシステムが判りにくいのもシュートボクシングの特徴の一つ。

<タイトルマッチがただの試合に・・>
SB日本Sフェザー級王者の及川知浩が同級2位の鈴木博昭を相手に防衛戦を行う予定でしたが、鈴木が規定体重をクリアすることができず、ノンタイトル戦に変更されました。

まぁ、SBのタイトルを獲得したところで人生が変わるわけもないから、チャレンジャーもモチベーションが上がらなかったのでしょう。

この一件について責めるべきは、体重超過した鈴木ではなく、ステータスの低いシュートボクシングという競技自体だろう・・・ってのは言い過ぎか。

さらに、ノンタイトルとなったこの試合でKO勝利を収めたのは王者・及川ではなく鈴木の方でした。チャンプ、情けなし。ここはキッチリ勝たなきゃダメでしょ。迷走するSBを絵に描いたような一件でした。

<ネプチューン名倉?>
知ってました?SBの大会でちょくちょく目にするナグランチューン・マーサM16という名前の選手。実はSフェザー級王者・及川知浩の実弟なんだそうです。

こちらのサイトをご覧ください。「名前だけを見るとタイ人かな?と思われた方も多いと思われますが・・・」との記述がありますが、写真を見てもタイ人だと思うような気がする〜〜〜〜。あると思います!

ちなみに本名は及川政浩だそうです。

<マモルが勝ち越す>
シュートボクサーたちはもっと悔しがれ!

<SBの余韻>
シュートボクシングの本質的な部分に迫る話ですが、セミファイナルに登場した宍戸がフロントチョークで一本勝ちを収めた試合について。

立ち技の試合がフロントチョークで終わる。唐突に終わりが訪れたような印象を与えることはないのかな?とか余計なことを考えてしまう私です。果たしてどんな余韻が残るのでしょうか?

私は会場で観戦したことがないので解りませんが、会場観戦の経験豊富などなたかにご意見を頂戴できれば幸いです。

<人気低迷するシュートボクシング>
K-1や総合の選手に比べて知名度が低いシュートボクサーたちですが、やってること自体の大変さは遜色ないはずです。それ相応の修練を積んでいるのは間違いないと思います。

それなのに、片や年収何千万円(億も?)、地上波テレビに出演して顔を売ったりしてるのに、コアな格闘技ファンにしかその存在を知られていないシュートボクサーたち。

彼ら自身のセルフプロデュース能力の無さもさることながら、シーザーをはじめとするシュートボクシング協会上層部の企画力不足が人気低迷の最大の要因じゃないかなと思います。

せっかくK-1と提携してるのに、何にもSBらしいカラーを打ち出せないんだもん。まぁ唯一の特色は、団体所属外の選手に美味しいところを持っていかれるところか?

石川剛司はダーティーファイター?

4・3シュートボクシング後楽園大会で、元パンクラスの砂田光久を迎え撃ち、勝利したSB日本Sフェザー級2位の石川剛司について。

同大会のメインではエースの宍戸が総合格闘家のルイス・アゼレード相手に辛勝しましたが、それとは逆に総合格闘家の砂田からフロントチョークでシュートポイントを奪うなどして完勝した石川がどんな選手なのか検索してみたら、個人ブログのこんなエントリーが真っ先にヒットしました。


『石川剛司という人間が、これ以上格闘技に携わらないことを強く望む。』


そこに書かれている内容をまとめるとこんな感じです。

・石川は相手の後頭部を殴るなどの反則行為が多いが、それを団体が見過ごすケースが多い

・その不正を記事に取り上げないマスコミへの不信感

・石川を擁護する応援団の数と熱気がすごい

・石川は反則をしても試合を優勢に進められないくらいに弱い

・石川の不正行為を伝えることは格闘技ファンの義務。それは「格闘技を通じて世界に貢献できる人材を育成・輩出する」ことを掲げるSBの基本方針に合致するもの

私は石川の試合を一度も観たことが無いので何とも言えませんが、石川がどんな選手なのかを、過去にコメントを下さったSB関係者の方あるいはどらちゃさんをはじめシュートボクシング観戦暦の長い方々からコメント頂ければと思います。

DEEPライト級王者決定戦は菊野克紀の三日月蹴りに要注目ですっ!(断言)

十数年前の格闘技と言えば、レスリングや柔道のような社会体育としての格闘技を除けば打撃系のものが大半を占めていました。

専門誌もキックボクシングと空手、シュートボクシング等に大半のページを割いていました。

ところが、UFCやブラジリアン柔術、PRIDE等の台頭によって総合格闘技が脚光を浴びるとともに、打撃系の選手がのこのこと総合のリングに上がり、不慣れな寝技で生贄にされてきました。

そしていつの間にか、打撃系格闘技は総合では通用しないという定説がまかり通るようになってしまいました。

しかし、打撃系も黙ってはいませんでした。持ち前の打撃技を総合格闘技に順応させ、レスリングと寝技に対する“免疫”を身に付けることで、打撃系格闘家が総合のリングで勝利することが多くなってきました。

打撃系格闘技のイメージ回復に貢献した選手の筆頭格は、やはりミルコ・クロコップで異論はないでしょう。他にはUFCで活躍中のリョートは伝統派空手出身だし、細かいところで風田陣なんていうキック出身のシューターがいました。

そして、最近ではやはりこの男抜きでは語れません。極真空手出身の総合格闘家、菊野克紀です。

先日のDEEPライト級王者決定トーナメント準決勝では、柔道銀メダリストのチョン・ブギョンを圧倒し、TKO勝利を収めました。

菊野には強力な武器があります。前蹴りとミドルキックの中間のような蹴りで、指先の裏側を相手のボディに突き刺す蹴り技で、その名も三日月蹴りです。

相手にしてみれば相当怖い技だと思います。この技があるだけで菊野は試合開始時点から精神的優位に立てるんじゃないか。私はブギョン戦でしか見たことがありませんが、そう思えるほどに強烈な威力の蹴りです。

地味な風貌ながらも着実に実績を積み上げている菊野選手に要注目です。期待しても絶対に損はしないでしょう。

勝利した後に空手の黒帯を腰に巻くのも好印象。コール時と勝利後に行う息吹のポーズも最高にカッコイイですよ!

他流試合を甘く見た緒形健一が一番悪い S-cup2008

ロアニューが大会直前になってファイトマネーの増額と超過ウェイトを認めるよう要求してきた件について補足です。前回のエントリーはハッスル水戸大会を観戦しながら投稿したもんで、書き足りないことがありました。

プロレス見ながら携帯いじってるなんて、関心もないのに招待券もらって見に来た人みたいな行為ですけど、ハッスルは面白かったですよー!初めての生ハッスルでしたけど、かなり楽しめました。森三中・黒澤だけでも元が取れた気がしました。明日にでも観戦記を書こうと思いますので、是非お読み下さって、そのついでにAmazonでDVDをお買い求めください。この三連休は「加藤ツバキ強化期間」となってますm(._.)m

さて、ハッスルと違ってどんな格安チケットで観戦しても元が取れそうにもない今年のシュートボクシングS-cup。ぐだぐだの極みと言うか、ぐだぐたがまた面白いという境地に達しようかという勢いを増すかのように惹起したロアニュー問題。

以前にシュートボクシング関係の方からコメントをいただいたこともあるので、あまり辛辣なことは書きにくいですが、、、

シュートボクシングなんて、もう終わりにしちゃえば?

外国人選手のブッキングもままならず、まともな日本人選手もいないのが実情なのだから。

第一、ニーズがないでしょう。いまどきスープレックスのあるキックボクシングなんて。

皆さんは正直、金払ってシュートボクシングを見たいと思いますか?私はペイパービューすら購入する気が起きません。「俺は見るね」なんてうそぶくのは、自称玄人の立ち技ファンか風香好きのオッサンぐらいのものですよ。

ちょっと言い過ぎました。もしかすると「直前になっても対戦相手が決まらない緒形の気持ちを考えろ!」なんて批判を受けるかもしれません。

しかし、今回シュートボクシングがロアニューに足元を見られまくるようになった原因は、緒形自身がロアニューに負けたことに始まります。

昨年の『SHOOT BOXING BATTLE SUMMIT GROUND ZERO TOKYO 2007』において、当初は緒形vsアルバート・クラウス戦が行われるはずでしたが、クラウスがキャンセルとなり(これもショッパイ)、その代役として緒形−ロアニュー戦が行なわれました。

そこで緒形がKOで完敗したことで、シュートボクシングにおけるロアニュー株が高騰してしまったわけです。

その緒形がロアニューに負けた試合は、先日サムライで放送されたものを観ましたが、私は緒形の緊張感のない戦いぶりに怒りを覚えました。序盤は緒形がパンチで攻勢に出ていたのですが、立ち技の実績が皆無に等しいMMAファイターのロアニューをきれいに倒してやろうと言う感じ丸出しのパンチの打ち方だったんですよ。涼しい顔してパンパンパーンみたいな。

その直後に一気に逆転され、足を痙攣させるほど完全にKOされたわけですが、これは、エース面、格上面した緒形が“他流試合”を甘く見た結果です。

明日のS-cup、緒形の1回戦の相手が誰になるのかわかりませんが、緒形は己のミスを挽回するだけの試合を魅せることができるでしょうか?

外国人選手に足元を見られるダメポなシュートボクシング

思わず「しっかりしてくださいよぉ」と言いたくなるような事件が発生しました。

「S-cup(24日・さいたまSA)」の1回戦で緒形健一と対戦予定であったブライアン・ロアニューが同イベントを欠場することになった。

イベントを主催するシュートボクシング協会によるとロアニューは、来日直前になって急きょ協会に対しファイトマネーの増額と契約体重の変更を申し入れてきたという。


トーナメントだってのに体重超過を認めろだなんて有り得ないけど、外国人選手にしてみたらS-cupの権威なんてその程度のものなのでしょう。

しかし、私はロアニューをあんまり悪いとも感じないんですよ。むしろ主催者の不手際のような気がしますよ。

S-cup最後のカードとして仰々しく緒形がロアニューにリベンジマッチを挑む格好のカードを発表したようでしたが、実際のところはK-1MAXの選手を招聘できず、窮余の策としてロアニューに白羽の矢を立てたのでは?

そして、シュートボクシングという競技自体の魅力低下について本気で考えるべき時期にきたのではないかとも思います。

S-cup2008一回戦 緒形健一の対戦相手が決定!

S-cupの「立ち技世界一決定」といううたい文句の是非はさて置き、Xとされていた緒形健一の初戦の相手が決定しました(サムライTV「格闘ジャングル」にて発表するという画期的な手法(笑))。

ブライアン・ロアニューです。

緒形にとってロアニューは因縁の相手。2007年10月28日、『SHOOT BOXING BATTLE SUMMIT GROUND ZERO TOKYO 2007』において、当初は緒形vsアルバート・クラウス戦が行われるはずでしたが、クラウスがキャンセルとなり、その代役としてロアニューが緒形と戦いました。結果はロアニューのKO勝ち。S-cup王者の緒形が代役選手に完敗するという最悪の結果になったわけです。

緒形にとってこの借りは絶対に返さねばならないもの。いくら今回のS-cupで優勝して二連覇を達成したところで説得力に欠けてしまいます。

連覇の前にロアニューにリベンジを果たす。これは正しい選択ですよ。それにこのカードによってS-cupが一気に楽しみなものになってきました。



<ブライアン・ロアニューの戦績>
■総合:16試合4勝9敗3分
(リングスで村浜、須藤元気に負け、PRIDEでは青木に負けている)
■キック:1戦1勝
(緒形戦)
※ネットがあれば馬鹿でも物知り。ウィキペディアより。

DoAを全試合KOで制した龍二

『別冊・プロレス昭和異人伝』で紹介されていた音流(ネル)というアーティストの歌を聴いてみました。音流は、日本の歌を日本語で歌うアメリカ人青年という変り種です。私的には『SACHIKO』(ニックニューサーじゃないですょ)を歌って欲しいと思いました(違うか)。

ちなみに私は滅多にカラオケをやりませんが(特に職場の連中とはまず行かない)、歌には相当の自信があります。持ち歌は『君は1000%』、『CloudyHeart』、『Fly Me To The Moon』、『サウダージ』等です(笑)。

*・゜゚・*:.。..。.:*・゜

元モー娘。辻ちゃんの子供の名前は「希空」と書いて「のあ」だそうです。

ネットでは「女の子おめでとーー!!」「とっても可愛いお名前☆」「『空』は『太陽』にかけてるのかな」などの喜びのコメントが見られる一方、「当て字だと一生子供が苦労する」「ミニバンの名前じゃんw」「こんなところにまで三沢さんの影響が」などといった意見も見られた。ちなみに三沢さんとは、プロレスリング・ノア社長の三沢光晴のことである。日刊アメーバニュースより)

*・゜゚・*:.。..。.:*・゜

下手なK-1を見るよりよほど面白そうだったのが、16日に行われたR.I.S.E.の70kgトーナメント「DoA」です。

「DoA」と言えばK-1MAXで活躍しているTATSUJI(05年優勝)や尾崎圭司(07年優勝)を排出したことでその名を知られるトーナメントですが、今回は龍二が優勝しました。読み方によっては“たつじ”とも読めますが、正しくは“りゅうじ”です。

内容も非の打ち所がないほどに素晴らしく、準々決勝から決勝までの3試合すべてKO勝利で優勝しました。来年のK-1MAX国内予選へのエントリーはほぼ確定でしょう。

さらに龍二は、今回のDoA出場権を賭けた試合で“天才”須藤を1RKOで葬り去ってます。相当な実力者であることは間違いないでしょう。見た目はかなり弱そうなんですが。

トーナメントを全試合KOで制した決定力をK-1のリングでも発揮してください。そこが一番求められている部分だと思うので。

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08年のフランシスコ

妻の実家に行っても、そこに泊まるのは気が引けるので、健康センターに泊まってます。

で、何気にスポーツ新聞を開いたら、吉田の大晦日関連記事が目に留まりましたが、その記事の中に参考データとして吉田の年別大晦日戦績が掲載されてました。

02年は佐竹雅昭に秒殺勝利。

これはかなり衝撃的でした。いや、佐竹が勝つなんて微塵も思ってませんでしたよ。でも、まさかあそこまで呆気無く負けるとは思いませんでした。

あんな負け方、余程の実力差がなければ有り得ません。しかも、吉田にハイキックまで繰り出される始末。

そう言えば佐竹は小川にも子供扱いされて一本負けしましたね。あの試合、第1ラウンドは小川があえて打撃戦に身を投じたわけですが、そのシーンでさえ佐竹は押されてましたからね。ボクシングテクニックの差がもろに出た印象でした。

さらに言えば、コールマンに首をぐいぃぃっとやられてタップした試合も最悪でした。笑うしかないみたいな。

もしかすると佐竹って、最も空手のイメージを失墜させた空手家じゃないですか?

空手家がオリンピック競技である柔道やレスリングの選手とリアルファイトをやっても絶対に勝てない。そんな印象を多くの格闘技ファンは抱いているはずです。

空手の失墜。この10数年間で空手=最強のイメージは消え去りました。雑誌の扱いも小さくなりました。

そんな中で、総合の技術体系を取り入れた新たな空手の流派が誕生し、実践無き理論を展開しているようですが、そんなものでは空手の復権は有り得ません。

私が期待するのは、一時期噂されていたフランシスコ・フィリオのリアルファイト参戦です。フィリオならば、間違いなく空手家として恥ずかしくないパフォーマンスを見せてくれると思います。

格通のインタビューで金泰泳が、総合で勝つには絶対的な体力が必要、などと語ってましたが、少し気の利いた格闘技ファンにとってはそんなことは十年前から常識ですよ。

オリンピック選手並の基礎体力とメンタリティ。

ブラジル極真のトレーニングや百人組手の余裕の完遂ぶり、K-1での一撃神話などを見る限り、フィリオにはそれがあると思います。フィリオの佇まいからも、佐竹とは比較にならないポテンシャルを感じます。

極真が分裂し、小さな殻に閉じこもる中で、過去の極真幻想をリアルファイトの舞台で実践できる空手家はフィリオを置いて他にはいないでしょう。

08年にはフィリオが空手界の救世主になるのではないか。ふと目にしたスポーツ新聞のせいで、一月以上早い初夢を見てしまいました。

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DoAトーナメントに須藤の名前なし

昨日のスポナビブログ連続投稿の件に関しましては、いくつもの賛否両論のコメントを頂戴しました。まずもって御礼申し上げます。

当該エントリーの評価につきましては、いくつかの批判的なコメントもありましたが、昨日1日で40人近い方々に投票していただけたことが一つの答えかなと考えております。

一方で、他人のブログを批判などせず、もっと格闘技に関するエントリーに精を出せというご意見には深く耳を傾けたいと思う反面、大手格闘技ブログと言われるようになった『K-1心中』の管理者として、自分が好きなこと書いて自己満足するだけに終始せず、格闘技ブログと言うジャンルの発展に寄与することも頭の片隅に置いておかねばならないとも思います。

私が指摘した問題のアマレスラーブログについては、私は記事の内容自体を批判したのではありません。前々日のエントリー『ブログの価値は その5』の内容と被りますが、適正な場所で情報を発信しさえすれば、トレーニングや栄養管理の面においての貴重な情報として正当に評価されると思います。

*・゜゚・*:.。..。.:*・゜

こちらのブログで知ったのですが、12月のDoAトーナメントに“天才”須藤信充は出場しないことが決定したようです。

当ブログでも投票を呼びかけた推薦選手ファン投票の結果では1位だったようですが、ドクターストップがかかったようです。以下、(GBRニュースより)。

1位 須藤信充 395票
2位 CRAZY884 334票
3位 水谷秀樹 91票
以下省略(無効票が144票)

10・28大会で龍二にKO負けし、ドクターと相談したところスポーツ界で問題になっているセカンドインパクトシンドロームの後遺症があるため、3ヵ月後に複数の試合を行う可能性のあるトーナメント出場は回避して欲しいとの診断が下された。

現在、須藤がワンマッチに出場できるかどうかは検討中で、再度ドクターチェックを行ってからの判断となる。
(以上)

と言うわけですが、セカンドインパクトシンドローム(以下、SIS)って怖いんですね。SISとは、短期間に脳震盪を複数回起こすことで脳が重篤な状態に陥る症状のことだそうで、致死率50%という説もあるようです。まさに“死に至る病”ですね。

格闘技よりも一般的にはスノボあたりに多く見られる症例のようで、これからウィンタースポーツの季節になりますけど頭の保護には十分注意して欲しいものです。私も数少ない回数のスノボ経験の中で、ひとりバックドロップを受けたこともございましたw

でも、ちょっと気になったのは、SISの危険性を知っていながら、どうして須藤をファン投票の対象にしたのか?ということ。安全面を重視するなら、10月の選考試合でKO負けした時点で須藤のDoAはなくなったはずです。

ちなみにキックよりも打撃技が少ない修斗においては、KOまたは重度のダウンを喫した選手は3ヶ月間の出場停止となります。

今回の件は、RISEらしからぬ中途半端なことをしたと言う印象を持ちました。

まぁ、須藤を見たいと叫んでいた私がそんなこと言うのも変ですが、それが複雑なファン心理というもの。

そのようなファンの過剰な要求や興行団体やスポンサーの商業主義を抑制するのが協会やコミッションです。一刻も早くプロ格闘技界にも統括組織が出来てほしいと願います。

そっち方面に話が行ったか、と言うことで今回は筆を置きます。

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心のかたち ファンのかたち 〜シュートボクシング「GROUND ZERO」〜

c20767c0.JPGまずはじめに、緒形健一オフィシャルサイトが消えてしまってますけど、、、。既存のサイト内容を維持するのもままならない事情があるのでしょうか?不思議です。

さて、シュートボクシング協会主催の「GROUND ZERO」のずさんな運営について記事を書いたところ、「会場に足を運んでもいないのに偉そうなこと言うな」というコメントを頂戴しました。

さらにコメントには、「演出面も試合内容も素晴らしく、私は非常に満足できた」とも書かれておりました。

その方のシュートボクシングを愛する気持ちは本当に掛け替えの無いもので、素晴らしいことだと思います。このように特定の選手や団体を熱烈に応援するのもファンのかたちの一つです。

しかし、余りにも愛情が強過ぎるが故に、改善しなければならない問題点から目を背けてしまうこともあるんじゃないでしょうか?さらに言えば、このままではシュートボクシングという競技が頭打ちであり続けるであろうことにも、実は感付いているのかもしれません。

私は現在の生活環境(共働き、育児等)から、昔のように会場に足を運ぶことが出来ませんが、格闘技団体やイベント等の問題点を一歩下がったところから客観的に見つめることはいくらでもできます。

今回の「GROUND ZERO」を例に挙げれば、出場予定選手のドタキャン、それに伴うメインイベントのカード変更というドタバタ劇というハード面の問題を提起することは、会場に行かなくても出来ることです。逆に会場へ行かないが故に、その場の盛り上がりで視界が霞むこともありません。

実を言うと、私は「GROUND ZERO」を会場で観戦しようかなとも考えていました。理由は、キックボクシングとの差別化というSBの大命題がどれだけ実践されているかを確認したかったからです。SBという立ち技の総合格闘技を体現できる選手がどれだけいるのか?逆にキックと変わらない塩試合は何試合行なわれるのか?SBの醍醐味といわれる投げ技にはどれだけの説得力があるのか?

結局、諸事情で観戦することは出来ませんでしたが、近いうちにライブ観戦し、ハードとソフトの両面からSB関連のコラムを書いてみたいと思ってます。

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緒形健一はシュートボクシングから外に飛び出すべき

シュートボクシングのビッグマッチ「GROUND ZERO」でメインを務めるはずだった緒形健一ですが、相手のクラウスの欠場が前日に発表。相手は総合格闘家のブライアン・ロアニューに変更。試合順もセミファイナルに格下げされました。

そしてさらに、試合の方は緒形の2ラウンド0分44秒KO負け。悲惨の一語。何だか緒形はシュートボクシングの呪縛に苦しみ続けているような?

私が緒形に注目したのは、もう7年くらい前のことでしょうか、基礎体力トレーニングのためにどこかの大学の陸上部に出向いている様子を取材した雑誌記事を見たときです。最先端のフィジカルトレーニングを行なっているとは言い難い格闘技のジムから一歩外に飛び出し、基礎体力では一流の人間が集まっている陸上部のハードなトラック練習に食らい付いている姿に敬服したものでした。

そんな緒形が、今回のようなシチュエーションで無様な姿を晒すというのは無情過ぎると思いました。

シーザー会長との間にどのような義理、絆があるのかわからない人間がいろいろ言うのも何ですが、緒形はシュートボクシングという競技の外に飛び出すべきではないか?思い切ってK−1MAXに専念してみてはどうだろうか?

緒形の吹っ切れた姿を見てみたい。

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web新のプロフィール
観戦暦:30年。格闘技入賞歴:新空手K-2トーナメント、K-1モンスターチャレンジ、土浦市長杯。戦績:17試合13勝4敗9つのKO勝利。新空手史上最短KO記録保持(5秒。但し非公認)


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