わずか1時間に凝縮された録画番組でしたが、前座試合が面白かったですね。

<〇ミノワマン‐澤田敦士×>
特に際立っていたのが、MMAデビュー戦でも相変わらずのだだっこキャラを貫き通した澤田敦士。試合では、まともなボクシングができず、ミノワマンのパンチでフラフラになったところでレフェリーストップ負けになりましたが、負けを認めずに大立ち回りした姿こそ澤田の真骨頂。セコンド陣に抑えられて花道の奥に消えようとしたが、ミノワマンがマイクで「見苦しいところをお見せしました」と観客にアピールしたものだから大逆上。ダッシュで花道を駆け戻り、リングに上がってミノワマンに詰め寄りました。

いや〜、面白かったですよ。試合自体のレベルは低いものでしたが、決してUFCみたいに両者のレベルが拮抗した試合だけが面白い訳じゃないですからね。むしろ菊野や川尻の試合以外は見る気も起きなかったでしょ?


<〇青木‐TOSHI×>
格が違い過ぎて青木秒殺。しかしテレビからは全く青木の凄みも面白みを伝わってこなかった。作り手に問題があるなぁ。ミノワマンの煽りVも、熱弁の途中で唐突にカットするあたりに作り手の狙いは見えるんだけど、伝わりにくいというか下手糞なVだった。

とにかく素材を活かせないのがIGFだからな。もし私に声かけて下さるなら、無償で大会をプロデュースしますので、Twitterの方にご一報ください。宜しくお願いします。


<〇ロシア人‐北岡×>
2012年の6月に菊野を完封した北岡。その試合を糧にして、着実にステップアップした菊野はUFCに出場して初勝利。一方の北岡はKO負け。


<小川・鈴川×バンナ、セフォー>
酷い試合だった。相変わらずセフォーのペタペタパンチは見る者を完全に脱力させる。小川とアーツは乱闘を披露し、2014年に向けて闘いを紡いだつもりかな?(大爆笑)


<〇石井慧‐藤田和之×>
左インローが走りまくっていた石井。藤田の戦闘力を大いに削ぐことに成功した。見所はそこくらい?

完全な格闘技マッチになると猪木介入度が低くなるので、いい塩梅にして欲しいですね。





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