昨日行われたKrush25の休憩時間のリング上で，1.14Krush代々木第2体育館大会に出場予定の選手が試合に向けての抱負を語った。

宮川博孝「アライアンスの宮川です。死ぬ気で練習して１月１４日は殺します」

“狂拳”竹内裕二「１月１４日は、殺せるもんなら殺してみろ。今やってもいいよ」


殺す！

殺せるもんならやってみろ！


まさに決斗の様相ですが，格闘技に最も求められているのはその雰囲気じゃないですかね？

スポーツライクな試合なんて観たくないでしょ？それにツイッターで激励し合うような馴れ合いは辟易する。

試合が終わってノーサイド。それ自体は問題ない。でも，勝っても負けても大勢に影響が出ないようなカードでそれをやられても，観ているこちらは白けるだけ。

スポーツライク志向の選手やファンには，球技などの社会に浸透した他のスポーツへの憧れがあるのかもしれないけど，私に言わせたら「格闘技はその程度のもんじゃねえだろ？もっと格闘技に誇りを持て！」となる。

格闘技なんて普通の人間に出来ることじゃないんだよ。なのに普通を標榜してどうするよ？

最後に1.14Krushに出場するキックボクサーたちに言いたいことがある。この時点から既に殺気漲らせている“外敵”宮川博孝と直接拳を交えるのは竹内1人ではあるが，あなた方全員が宮川と勝負するつもりで試合に臨んで欲しい。

竹内と宮川の試合に全て持って行かれるようでは，あなた方全員が格闘家として敗北したことになるってことをよく認識して欲しいと思う。

スポーツライクな試合がベストだと言うならば、まずは殺し合いを上回る試合を観せてから。




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