もう11月も残すところわずか数日となり,ちうことは師走が目前。ちうことは大晦日もすぐにやって来る!

・・・なのに・・・

この盛り上がらない気分はなんだろうか?

買い物に出かければ既にクリスマス商戦真っ只中で,街の中は歳末ムード満点なのだが,こと格闘技界に限っては何ら盛り上がりが見られない。

局地的に沸点が上がるようなニュースはチラホラと見受けられますよ。でも,大晦日に一極集約されるのが日本の格闘技界のはずですよね。

大晦日との開催期日の間隔からして掛け持ちが不可能と思われるDEEPや修斗に人気選手が出場との報を聞く度に肩を落とすって・・・あり得なくない?

さらに大晦日のDREAMは提携相手のGRORYに乗っ取られた形。大晦日にダッチムエタイなんて見たくないよ。本当に勘弁してくれよ。

ちなみに12月興行で決まっている主なカードは以下のとおり。この顔ぶれが大晦日に集約されたら・・・と思うと残念でならない。



■猪木祭(12・31両国国技館)
小川直也vs.藤田和之


プロレスルールでもない限り,このカードが良い試合になると思い込んでる人は完全にド素人。ガチの要素が含まれていたら小川の圧勝に終わる。

なぜなら,格闘能力に大きな差があるからだ。引き出しの多さと言い換えてもいい。

まず打撃。リーチの差を含めて大人と子供ほどの圧倒的な差がある。ボクシングが出来ない人間のぎこちないウィービングは格好の標的である。

タックルについては藤田に圧倒的に分があるが,そこから先がない。いや,かつての藤田ならばタックルからパウンドの勢いで勝機はあったかもしれないが,衰えた今ではタックルを決めて上になったとしても何も出来ず,逆に下から攻められる姿しか想像できない。



■バーリトゥードジャパンオープン(12・24)
所英男vs.佐藤ルミナ


うちのオカンでも知ってる有名選手・所英男と対するは,マイナーだがレジェンドクラスの佐藤ルミナ。時代を築いた選手である。このカードこそ大晦日にやって欲しいものだ。



■DEEPケージ(12・8ディファ有明)
菊野克紀vs.LUIZ


無傷で勝利し、大晦日にも出て欲しい。そうなってくれると信じてます。




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