フランキー(フランク・エドガー)はこじんまりとした外見に似つかわしくない屈強なファイター。

あのBJ・ペンからタイトルを奪った際にはフロック視する向きもあったと思うが、リマッチに完勝し、評価を不動のものとした。

ところが、防衛2戦目のグレイ・メイナード戦は、試合開始直後から大ピンチを迎えた。パンチでダウンを奪われるとパウンドの追撃を受けて大流血に陥ったのだ。

万事休す。フランキーの強さは、所詮はペンに対して相性が良かっただけ、その程度のものだったのだ、と私は思った。

しかし、それは大きな間違いだった。試合が進むにつれてフランキーが盛り返し、ドロー防衛に成功したのだ。

普通、あそこから盛り返すか?と誰もが感嘆しただろう。

その常軌を逸したスタミナと精神力の強さこそがプロフェッショナルファイター、フランキーの売りである。

そのフランキーがUFC136で再びメイナードとともに金網に入る。イマイチUFCに乗れないとお嘆きの貴兄も少なくないようだが、このカードは一見の価値ありだ。UFC嫌いの私が言うのだから間違いない。

さらにデータ的な下らない話をするならば、フランキーとメイナードは、前述のタイトルマッチ以前の08年に初対戦しており、その時はフランキーが判定で負けている。それがフランキー唯一の黒星で、メイナードは未だに無敗。しかし王者はフランキーという試合のあやが面白い。

果たしてこの名勝負数え唄は3戦目となる今回で決着は着くのか?

…つーか、もう試合終わったんかーい!フランキーが4ラウンドTKO勝利で防衛に成功した模様です。

UFCは各階級ごとに絶対王者が君臨する構図になりつつあるのかな?UFCはよく解りませんけど。





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