K-1の反省

showtimeがスイスの投資会社と提携したとかのニュースをスポナビで見ましたが、それがどれだけ世界の立ち技格闘技に影響力を及ぼすのかどうかはさて置き（リメンバーPUJI）、K-1を主催するFEGの停滞ぶりとは反比例するかのような勢いを感じる。

なんでK-1はここまで落ち込んでしまったのだろうか？

よいこのK-1ファンたちが最大の要因として挙げているのが色モノ路線への傾倒だろう。何かあるとすぐに色モノをやり玉に上げる。

しかし、実際のところはそんな短絡的な問題ではないと思う。なぜ主催者が色モノ路線に舵を切らざるを得なかったのか。その原因を考えることこそがK-1復興の第一歩となるのではないかと思い、これからのエントリーで"K-1失敗の原因"について考えていきたいと思う。

また、その原因を探ることが、来年旗揚げするShowTimeJapanに成功のヒントを与えることにもなるだろうと思う。

Comments

[1. じん]

色物の扱いに関してはK-1は上手かったと思います UFCなんか色物出しても寒いだけでしたし

[2. アゴン]

どれかひとつってことになったら、そんなものはＴＶへの完全な依存しかありませんよ。
ＴＶの放映権料で成り立っていたのが全ての原因。

視聴率至上主義なので前回と同等以上の数字を出すために求められる派手さが雪だるま式に大きくなっていったわけで。

ｋ1とは無関係なところで時代の流れでＴＶの視聴率が下がり、動く金が少なくなったことで、ｋ1に流れる金の絶対値も下がったわけです。
そうなったらもうどうしようもないでしょ。

こんな不確実、不安定極まりない体制だったことこそ最大の原因です。

[3. うん]

様々な要因があると思うけど、ひとつはよりスペクタルでバイオレンスなプライドの出現でしょう。
技術もあるでかい奴らがドツキ合って寝てる相手まで蹴ったり踏みつけたり・・・（笑
丁度バダハリみたいないい選手もいなくてＫ−１は霞んじゃいましたね。
そもそもＭＭＡが無ければドスサントスなんかもＫ−１ファイターだったかもしれないし。

[4. タイラー]

石井館長が表舞台から消えたからでしょう。K-1というのは石井和義そのものだったと思います。
事業が大きくなれば良からぬ輩が自分もそれに乗ろうと集まってきて、挙句の果てにトップが躓けば付け込んで乗っ取ろうとする。でもそんな輩は食い尽くしたら次にまたターゲットを探すだけです。
私も事業で規模は違いますが同じ目に遭いました。人間のする事など古今東西同じです。
一時代を築いたK-1はもう戻らないのだから、第二の石井和義の出現を待つしかないでしょう。

新さん、やりませんか？

[5. ザック]

んな当たり前のことを喜び勇んで言うなよ。まあ、考えてくださいな。

[6. 猿]

他の競技と比べて格闘技の暴力性を魅力を損なう事無くうまく和らぐことができれば安定するかもしれません。
例えばﾌﾙﾌｪｲｽのﾍｯﾄﾞｷﾞｱ。
剣道が高段者になると防具を外して試合をするなど聞いたことがないです。眼疾や流血は、やる側は覚悟すればいいだけですが、見る側からしたら格闘技好きでも気分のいい物ではないです。武田選手がパンチが見えずにKOされるのを見るのは辛かったです。眼疾は格闘技からカリスマのあるヒーローを奪う悪です。
ﾍｯﾄﾞｷﾞｱのデザインをかっこ良くすればテレビ映えもするでしょうし、個性も出しやすくなり選手を売り出すきっかけ作りにもなると思います。試合中の表情が見えないマイナス要素は紹介映像と試合後のインタビューで人間性を引き出せばいいと思います。
安全性の向上はメーカーの宣伝にもなるのではないでしょうか。

長文失礼しました。ﾌﾙﾌｪｲｽの試合でもバッタバッタと敵をなぎ倒す事ができる強打者ヒーローを見てみたいのです。