いよいよ本日はKrushです。私も既に秋葉原電気街で待機しております。

ラインナップを見れば、これでもかと言うくらいの好カード揃いなのでしょうが、私にとっては郷野vs.山本戦しか頭にありません。

ところが郷野は前日計量で2kgオーバーしたとのこと。前回の戦極でのナラントンガラグ戦同様、最大の敵は減量なのか。

グローブハンデが与えられるようだが、パンチの正確さで山本に勝っていると思われる郷野にとっては、単に2オンス分の負担では済まないだろう。

会場観戦する私としては、減量区で疲れ果て、ツヤのない身体でリングに上がる郷野を見るのは残念。全日本キック系の選手が幅を利かす、いかにもKrush的な予定調和の世界を破壊してもらうことを期待するのは難しいか。

一方の山本の状態はどうなのだろうか?

K-1ルール初挑戦でしかもグローブハンデを与えられた相手とは戦いにくいのではないか?

格上として絶対に負けられない勝負ほど緊張するものはない。

Krush参戦を「次の総合の試合に向けての試運転でしかない」と嘯く外敵を破壊するのが今回の山本の使命だが、果たしてK-1ファンを納得させ、総合のファンに地団駄踏ませるような結果を出せるだろうか?

K-1ファンと総合のファンどちらも注目する試合ほど熱いものはない。停滞するばかりの日本格闘技界の空気を吹き飛ばすような試合をして欲しいと思う。