格闘技ライターの布施鋼治氏がスポナビにコラムを寄稿してあったので拝読した。
テーマは、次期ショウタイムでリング復帰するバダ・ハリの魅力についてで、読んでいて共感することが多かった。
布施氏がバダ・ハリの魅力として挙げたのは以下の数点。
・ヘビー級でありながら中量級並みのスピードを兼ね備えている点
・高いリスクを冒しての打ち合いに挑むファイティングスピリッツ(カラエフ戦での逆転KO勝利)
・過激なパフォーマンス(グラハムとの乱闘やビッグマウス)
・プライベートを含めた激しい人生の浮沈
改めてバダ・ハリがいかにファンを魅了するスタアであるかを再認識できたわけだが、ただ一つ気になったのは、布施氏の言葉の選び方。
「跋扈」という一般的ではない言葉を用いることで、サップやホンマンらが幅を利かせたK-1モンスター路線を卑下する自己の意思を強調していたようだが、主催者だってその路線がベストだと考えていたわけではない。コマ不足の状況を打開するための苦肉の策としての方針だったことは明らか。
問題は、バダ・ハリのように実力と人間的な魅力の両方を兼ね備えている選手が皆無に等しいこと。
それが根本的な問題として介在しているから、あの手この手を打たねばならない。淡々とキックボクシングをやらせるだけで人気が出れば世話はないのだ。
どうもダッチムエタイ寄りの人間は、自分のその嗜好が一般的ではないことを自覚できない傾向が強い。アンディ・フグやベルナルド、ホースト、アーツら往年の名選手が顔を揃えた時代が奇跡であったことを認識しなければならない。
この問題は、当ブログを更新していくうえでの大きなテーマの一つであり、私としては格闘技というジャンルを一般社会にリンクさせていく手段の模索を楽しむ姿勢を一貫させていく所存である。
テーマは、次期ショウタイムでリング復帰するバダ・ハリの魅力についてで、読んでいて共感することが多かった。
布施氏がバダ・ハリの魅力として挙げたのは以下の数点。
・ヘビー級でありながら中量級並みのスピードを兼ね備えている点
・高いリスクを冒しての打ち合いに挑むファイティングスピリッツ(カラエフ戦での逆転KO勝利)
・過激なパフォーマンス(グラハムとの乱闘やビッグマウス)
・プライベートを含めた激しい人生の浮沈
改めてバダ・ハリがいかにファンを魅了するスタアであるかを再認識できたわけだが、ただ一つ気になったのは、布施氏の言葉の選び方。
「跋扈」という一般的ではない言葉を用いることで、サップやホンマンらが幅を利かせたK-1モンスター路線を卑下する自己の意思を強調していたようだが、主催者だってその路線がベストだと考えていたわけではない。コマ不足の状況を打開するための苦肉の策としての方針だったことは明らか。
問題は、バダ・ハリのように実力と人間的な魅力の両方を兼ね備えている選手が皆無に等しいこと。
それが根本的な問題として介在しているから、あの手この手を打たねばならない。淡々とキックボクシングをやらせるだけで人気が出れば世話はないのだ。
どうもダッチムエタイ寄りの人間は、自分のその嗜好が一般的ではないことを自覚できない傾向が強い。アンディ・フグやベルナルド、ホースト、アーツら往年の名選手が顔を揃えた時代が奇跡であったことを認識しなければならない。
この問題は、当ブログを更新していくうえでの大きなテーマの一つであり、私としては格闘技というジャンルを一般社会にリンクさせていく手段の模索を楽しむ姿勢を一貫させていく所存である。
格闘家がこういうトラブル起こすのって、ジャンルに与える悪影響凄く大きいでしょう?この事だけでダメなんじゃないの?リングにあげちゃ。