牛若丸あきべぇ

牛若丸あきべぇのブログをスポナビ経由でたまたま覗き見て、彼が日本タイトルを奪取したことを初めて知った。

日本ウェルター級王者・牛若丸あきべぇの誕生を知らなかった格闘技ファンは私だけではないだろう。いや、ボクシングファンでもなければ誰も知らない事実だったのではないかと思う。

"ネットがあれば馬鹿でも物知り"ってことでウィキペディアを参照したら、あきべぇのプロ戦績は26戦22勝4敗で、22勝のうち20回がKO勝利。高いKO率に驚き。

一時期は亀田家とセットで売り出され、噛ませ犬相手に楽々のKO勝利を積み重ねたとは言え、亀田家との離別後に3連敗するというどん底を抜け出してからの日本タイトル奪取は率直に評価すべきだと思う。

また、日本タイトルを獲った程度では世間にかすりもしないプロボクシングって、何だかもったいないような気がする。

世界タイトルを狙うレベルにならなければ大々的に売り出してはならないという不文律でもあるのかな？

Comments

[1. 中学生]

タイトル奪取も亀田家と離別してから連敗してたこともこの記事見て初めて知りました!
KO率の高さは相変わらずなんですね!
ぜひ世界に挑戦してほしいです。一度地獄を見た選手は強いと思うんで!

[2. 黄砂か？剛。]

私はその試合の翌日にｽﾎﾟ新聞でﾁｬﾝﾋﾟｵﾝを5回ﾀﾞｳﾝさせて新ﾁｬﾝﾋﾟｵﾝ誕生を知りました。そしてTVﾎﾞｸｼﾝｸﾞでkeyﾜｰﾄﾞ検索してあった録画番組を見ると…「あきべぇじゃん」笑

[3. YFC]

渡部あきのり、日本タイトル奪取しましたね。

今回のタイトル奪取は、地道に最強後楽園、ビータイトトーナメントを制し、ボクシングを再構築し地道に歩んだ結果のタイトル奪取です。噛ませ連戦は彼にとって負の遺産でしかなかった中で、ここまでたどりついたのは、称賛に値し、タイトルをとった取らないに関わらず、タイトルマッチまで辿りついた事自体を評価するボクシングファンが多くおります。

ただ、売り出す売り出さないのメディア戦略は、エンタメのｋー１的だなぁと感じます。まるで谷川Ｐと同じ発想です。

亀田家というメディア戦略にのっかり、名前を売って躓いて、やっとの思いではい上がった渡部選手からすれば、地道に評価を上げ力をつける事を望むのではないでしょうか？

それより、ボクシングファンがメディアに脚光を当ててもらいたいのは、あきらかに、石田順裕選手ではないでしょうか？アメリカボクシング界では、注目を浴びてますが…ひょっとしたら、ラスベガスで日本人で初めてメインイベントに出場するかもしれません。彼はジムの移籍も絡みメディアに売込んでプロデュースされる事はないと思いますが、メディアの方で乗って来る可能性はあると思います。アメリカのプロモーターは、現状でかなり乗り気のようです。

結局、本物のスターは創られるものではなく、生まれるものなのでしょう。石田選手が番狂わせで撃破したジェームス・カークランドは正しくスター路線に乗せようとＧＢＰが売り出していた選手です。今は、この一敗でＧＢＰでの復帰路線は白紙になったようです。
しかし、これが勝負の厳しさであり、真のスターは創れないと言うことだと思います。

[4. サム]

　やっと獲ったのですか。勢いはあったのですがすごくもろかったような・・・。彼は２度生で見ましたがすごいパンチを持ってましたね。アッパーで相手の頭がぶっとんでました・・・。最初見たときはメインの坂田を食ってましたね、完全に。
　売り出せない理由のひとつに「詰まんない試合が出る可能性」があるかもしれません。以前現世界王者の内山が東洋戦をしてｔｖ出ましたけど、何か煮え切らない試合になってました。面白い日本タイトル戦が生中継でなかなかでないことがｔｖを惹きつけない一因では。
　面白い試合がたまに深夜で流れてた（東京）気はしますが、それもめっぽう少ないし深夜３時代ではもともと好きなファンしか見ない。一見さんへのアピールとしては弱い印象です。