新年が明けて以降、青木ネタやFEGの経営難などネガティブな話題でばかり更新してきましたが、今回は日本格闘技界の明るい未来に期待するようなエントリーにしてみたいニャン

明るいと言えば、話題沸騰中のStrikeForceWorldGPがスカパーで生中継されることが決まりました(日本格闘技界の明るい未来についてと言いつつ、いきなりStrikeForceで恐縮です)。

料金はDREAM中継等と等しく3150円で、ネット上では「これは安すぎる!」という喜びの声が散見されます。

しかし、GPの一回戦四試合の内、アリスターとバーネット絡みのカードは後日大会で行われる訳ですよね(間違ってたらすみゃんせん)。

となると、日本のMMAファンにとっての注目カードは多くはないのですが、やはりヒョードルという大きな目玉の存在が際立っているわけです。

ペイパービュー中継の可能性を今更ながらに感じませんか?

私がこれまでに何度も訴えてきたこと、目玉カード一つで番組は売れるということなのです。

ヒョードルvs.アリスターが組まれたら、アンダーカードの内容が悪くても番組を買うでしょう?

実際、ボクシングはメインイベンターの総取りシステムで、メイン前にマニアならば楽しめるカードを組んで、他は完全な前座マッチ。

そのシステムの方が、各選手の人気が測れるから、人気面を含めた実力をファイトマネーに直接反映できるという効果もありますよね。

「いや、目玉が一試合だったら俺はYouTubeにうぷされた動画を探して観るよ」なんて奴は格闘技ファンではない。ただの乞食だ(反『K-1心中』の立場にある人間の多くがこのタイプのような気がする)。

だって、観たいと思うカードが自宅に居ながらにして3150円で観られるんですよ。

単価が高いなんて主張もナンセンス。これが例えばリラクゼーションサロンだったら、3150円払っても、せいぜい30分間の楽しみしか味わえませんが、格闘技は違うのです。格闘技観戦ってのは、カード決定後からファンそれぞれの想像の世界で始まってるのだから、考え様によってはと言うか普通に考えてお得なのです。

自演乙vs.菊野の試合だって、それだけで金を払う価値があるでしょ?

次回のエントリーでは、新時代のスカパー格闘技中継に相応しい、コンパクトで超面白いカードラインナップを提案してみたいと考えております。





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