「Krush初代王座決定トーナメント〜Round.2〜」が昨日、東京・後楽園ホールで開催されました。
メインイベントでは、昨年のK-1ワールドMAX決勝戦以来の試合となる佐藤嘉洋が登場。
第11試合 メインイベント 70kg Fight
○佐藤嘉洋(名古屋JKファクトリー/K-1 WORLD MAX 2010世界トーナメント準優勝)
×シェムシ・ベキリ [Shemsi beqiri](スイス/チーム・スーパープロ/WKA&WFC世界ミドル級王者、WFCAムエタイ世界スーパーウェルター級王者)
判定2-1 (豊永30-28/和田28-29/勝本29-28)
※試合結果等は全てバウレビから転載。
パンチが強い外国人相手に鼻血を流す等苦戦しながらも、コツコツとローとテンカオ(首相撲を経由しないカウンターの膝蹴り)を効かせて判定勝利した佐藤。
この結果をどう受け止めるかはさて置き、佐藤がマイクで注目発言をしました。
「めでたく、佐藤嘉洋物語・第3章、あけましておめでとうございます」と第一声。そして「今日のベキリ選手のように、世界には強い選手がまだたくさんいます。次は3月にイタリアで試合する予定です。世界でどれだけ通用するか試しに行きます」(バウレビより)
佐藤が遠くへ行ってしまう〜!
でも、海外でさらに経験を積み、改めて“逆輸入ファイター”としてK-1に帰って来てくれたら嬉しい。
その時は外敵としてのスタンスで参戦して頂き、まずはその時分の日本王者を血祭りにあげて欲しい。それが佐藤の真骨頂じゃないかと思います。
もしくは、“海外のプロ格闘技で活躍する日本人”みたいな見方で、格闘技関係ではない一般のメディアからのアプローチで紹介される佐藤の方が魅力的に感じたりできそう。
言うちゃ悪いですが、今回のような試合をK-1で淡々と続けられても乗れないですもん。正直。
第10試合 Krush -63kg 初代王座決定トーナメント一回戦 3分3R(延長1R)
○卜部功也(チームドラゴン/K-1甲子園2008準優勝)
×イ・ソンヒョン(韓国/仁川ムビジム/韓国格闘技協会ウェルター級王者)
4R 判定3-0 (和田10-9/豊永10-9/朝武10-9)
3R 判定0-0 (和田29-29/豊永29-29/朝武29-29)
卜部の苦戦よりも、やっぱり韓国は強い選手がゴロゴロいるなという印象の方が強いですね。
-63は混とんとしてます。韓国人選手に苦戦した卜部。その卜部に完敗したチャンピオン。誰一人として頭が飛び出ている訳ではありません。2011年も-63は激熱です。
第9試合 Krush -63kg 初代王座決定トーナメント一回戦 3分3R(延長1R)
○梶原龍児(チームドラゴン/WFCA世界ライト級王者)
×TaCa(triple-y/J-NETWORKスーパーライト級3位)
判定3-0 (久保坂30-29/豊永30-29/朝武30-29)
無名の選手に苦戦した梶原だが、バウレビの試合経過に書いてあるように、序盤の劣勢をボディブロー一発で跳ね返したとのこと。その一発だけでもこの試合を観る価値があったのでは?会場観戦した方々のご意見を伺いたいものです。
ちなみに卜部兄弟らチームドラゴンの若手の強さの秘訣は、梶原に連れて行かれるボクシングジムへの本格的な出稽古にもあると私は思ってます。元OPBFランカーの梶原を通じてであれば受け入れ側の対応も違うでしょうから、内容の濃い出稽古になっているのだと思います。
梶原はキック界の大きな財産ですよ!(個人的にはそんな好きな選手じゃないですけど)
第8試合 Krush -63kg 初代王座決定トーナメント一回戦 3分3R(延長1R)
×山本佑機(橋本道場/WMAF世界スーパーライト級王者)
○白濱卓哉(建武館/2009 Krush Rookies Cup優勝)
4R 判定0-3 (朝武9-10/久保坂9-10/勝本9-10)
3R 判定0-1 (朝武30-30/久保坂28-30/勝本30-30)
白濱は多分、私が会場観戦したKrush.2の前座に出ていた選手ですね。攻撃力がある有望な選手だった印象がありますが、海のものとも山のものともつかない相手に煮え切らない試合を演じてしまったようです。
第7試合 Krush -63kg 初代王座決定トーナメント一回戦 3分3R(延長1R)
×寺崎直樹(青春塾/元全日本ライト級5位)
○才賀紀左衛門(M&Jキックボクシングジム/K-1 WORLD MAX 2010 -63kg Japan Tournament 3位)
判定0-3 (久保坂29-30/勝本28-30/和田27-30)
才賀と言えば記憶に新しいのが石川直生との因縁マッチですが、実は今回のカードはその因縁を引き摺るかのように、対戦相手は石川と同じ青春塾の寺崎。
こんなスパイスが効いたカードを組むなんて、Krushも馬鹿にできないですよ。ちょっとアピールが足らないけども。もっと煽って煽って、石川がセコンドなのに般若の面を被って現れるくらいにヒートアップさせて欲しいところだが、主催者の宮田氏と旧全日本系列ジムの仲良し体質がそれを不可能にしています。極めて残念です。
試合の方は煮え切らない展開で才賀が判定勝ち。才賀はマイクで「接近戦が苦手だったので練習してきた」とアピールしたようですが、そんな小さいこと言うなよって。あんたはもっと大きな器の選手ですがな。
「青春塾ってな小便臭い名前のとおりで、弱い選手ばかりでおますなぁ」くらいの挑発をかまして欲しかったです。それが正解。誰が何と言おうと大正解です。
第6試合 70kg Fight 3分3R(延長1R)
○山本優弥(青春塾/K-1 WORLD MAX 2009世界トーナメント3位)
×渡辺雅和(チームドラゴン)
2R 2'16" KO (左フック)
序盤は相手の攻撃をもらったらしい山本でしたが、2R逆転KO勝利。貫禄勝ちってやつでしょうか?
第5試合 70kg Fight 3分3R(延長1R)
○名城裕司(国士会館)
×堤 大輔(チームドラゴン/J-NETWORKウェルター級1位)
判定3-0 (和田30-22/朝武30-24/豊永30-24)
ジャッジ和田は堤に減点8を与えていますが、わずか3Rでどうやればそんなに減点できるのでしょうか?(笑)
名城は-70ではかなり体が小さいですが(“新技”web新目測で170cm未満)、こうやって2線級以下の相手には滅法強かったりするから、階級を下げる気も起きないのでしょうね。
》web新のTwitter
メインイベントでは、昨年のK-1ワールドMAX決勝戦以来の試合となる佐藤嘉洋が登場。
第11試合 メインイベント 70kg Fight
○佐藤嘉洋(名古屋JKファクトリー/K-1 WORLD MAX 2010世界トーナメント準優勝)
×シェムシ・ベキリ [Shemsi beqiri](スイス/チーム・スーパープロ/WKA&WFC世界ミドル級王者、WFCAムエタイ世界スーパーウェルター級王者)
判定2-1 (豊永30-28/和田28-29/勝本29-28)
※試合結果等は全てバウレビから転載。
パンチが強い外国人相手に鼻血を流す等苦戦しながらも、コツコツとローとテンカオ(首相撲を経由しないカウンターの膝蹴り)を効かせて判定勝利した佐藤。
この結果をどう受け止めるかはさて置き、佐藤がマイクで注目発言をしました。
「めでたく、佐藤嘉洋物語・第3章、あけましておめでとうございます」と第一声。そして「今日のベキリ選手のように、世界には強い選手がまだたくさんいます。次は3月にイタリアで試合する予定です。世界でどれだけ通用するか試しに行きます」(バウレビより)
佐藤が遠くへ行ってしまう〜!
でも、海外でさらに経験を積み、改めて“逆輸入ファイター”としてK-1に帰って来てくれたら嬉しい。
その時は外敵としてのスタンスで参戦して頂き、まずはその時分の日本王者を血祭りにあげて欲しい。それが佐藤の真骨頂じゃないかと思います。
もしくは、“海外のプロ格闘技で活躍する日本人”みたいな見方で、格闘技関係ではない一般のメディアからのアプローチで紹介される佐藤の方が魅力的に感じたりできそう。
言うちゃ悪いですが、今回のような試合をK-1で淡々と続けられても乗れないですもん。正直。
第10試合 Krush -63kg 初代王座決定トーナメント一回戦 3分3R(延長1R)
○卜部功也(チームドラゴン/K-1甲子園2008準優勝)
×イ・ソンヒョン(韓国/仁川ムビジム/韓国格闘技協会ウェルター級王者)
4R 判定3-0 (和田10-9/豊永10-9/朝武10-9)
3R 判定0-0 (和田29-29/豊永29-29/朝武29-29)
卜部の苦戦よりも、やっぱり韓国は強い選手がゴロゴロいるなという印象の方が強いですね。
-63は混とんとしてます。韓国人選手に苦戦した卜部。その卜部に完敗したチャンピオン。誰一人として頭が飛び出ている訳ではありません。2011年も-63は激熱です。
第9試合 Krush -63kg 初代王座決定トーナメント一回戦 3分3R(延長1R)
○梶原龍児(チームドラゴン/WFCA世界ライト級王者)
×TaCa(triple-y/J-NETWORKスーパーライト級3位)
判定3-0 (久保坂30-29/豊永30-29/朝武30-29)
無名の選手に苦戦した梶原だが、バウレビの試合経過に書いてあるように、序盤の劣勢をボディブロー一発で跳ね返したとのこと。その一発だけでもこの試合を観る価値があったのでは?会場観戦した方々のご意見を伺いたいものです。
ちなみに卜部兄弟らチームドラゴンの若手の強さの秘訣は、梶原に連れて行かれるボクシングジムへの本格的な出稽古にもあると私は思ってます。元OPBFランカーの梶原を通じてであれば受け入れ側の対応も違うでしょうから、内容の濃い出稽古になっているのだと思います。
梶原はキック界の大きな財産ですよ!(個人的にはそんな好きな選手じゃないですけど)
第8試合 Krush -63kg 初代王座決定トーナメント一回戦 3分3R(延長1R)
×山本佑機(橋本道場/WMAF世界スーパーライト級王者)
○白濱卓哉(建武館/2009 Krush Rookies Cup優勝)
4R 判定0-3 (朝武9-10/久保坂9-10/勝本9-10)
3R 判定0-1 (朝武30-30/久保坂28-30/勝本30-30)
白濱は多分、私が会場観戦したKrush.2の前座に出ていた選手ですね。攻撃力がある有望な選手だった印象がありますが、海のものとも山のものともつかない相手に煮え切らない試合を演じてしまったようです。
第7試合 Krush -63kg 初代王座決定トーナメント一回戦 3分3R(延長1R)
×寺崎直樹(青春塾/元全日本ライト級5位)
○才賀紀左衛門(M&Jキックボクシングジム/K-1 WORLD MAX 2010 -63kg Japan Tournament 3位)
判定0-3 (久保坂29-30/勝本28-30/和田27-30)
才賀と言えば記憶に新しいのが石川直生との因縁マッチですが、実は今回のカードはその因縁を引き摺るかのように、対戦相手は石川と同じ青春塾の寺崎。
こんなスパイスが効いたカードを組むなんて、Krushも馬鹿にできないですよ。ちょっとアピールが足らないけども。もっと煽って煽って、石川がセコンドなのに般若の面を被って現れるくらいにヒートアップさせて欲しいところだが、主催者の宮田氏と旧全日本系列ジムの仲良し体質がそれを不可能にしています。極めて残念です。
試合の方は煮え切らない展開で才賀が判定勝ち。才賀はマイクで「接近戦が苦手だったので練習してきた」とアピールしたようですが、そんな小さいこと言うなよって。あんたはもっと大きな器の選手ですがな。
「青春塾ってな小便臭い名前のとおりで、弱い選手ばかりでおますなぁ」くらいの挑発をかまして欲しかったです。それが正解。誰が何と言おうと大正解です。
第6試合 70kg Fight 3分3R(延長1R)
○山本優弥(青春塾/K-1 WORLD MAX 2009世界トーナメント3位)
×渡辺雅和(チームドラゴン)
2R 2'16" KO (左フック)
序盤は相手の攻撃をもらったらしい山本でしたが、2R逆転KO勝利。貫禄勝ちってやつでしょうか?
第5試合 70kg Fight 3分3R(延長1R)
○名城裕司(国士会館)
×堤 大輔(チームドラゴン/J-NETWORKウェルター級1位)
判定3-0 (和田30-22/朝武30-24/豊永30-24)
ジャッジ和田は堤に減点8を与えていますが、わずか3Rでどうやればそんなに減点できるのでしょうか?(笑)
名城は-70ではかなり体が小さいですが(“新技”web新目測で170cm未満)、こうやって2線級以下の相手には滅法強かったりするから、階級を下げる気も起きないのでしょうね。
》web新のTwitter