<青木優遇の不思議>
当ブログに寄せられたコメントを読んで知ったのですが、自演乙と青木の試合に適用されたDREAM特別ルールが余りにも青木寄りに偏重したものだったことに驚きました。

・フリーノックダウン
・判定なし
・首相撲OK

フリーノックダウン制は、第1ラウンドに青木が追い込まれても、わざとダウンをして窮地を逃れられるために採用したものと見て良いでしょう。

さらに判定決着がないため、何度オウンダウンで逃げても勝敗に影響は出ません。

首相撲OKも青木には有利。実際に青木は首相撲や抱きつきで時間稼ぎをしていました。

第1ラウンドからオープンフィンガーグローブ(以下、OFG)を使用したことも(これはグローブを着け直す手間を省くための措置でしょうが)自演乙には不利。ボクシンググローブでのディフェンスに慣れた人ほど、あんこが小さいOFGでのディフェンスは怖いと感じるはずです。

ここまで露骨に青木寄りのルールを設定したことには首を傾げざるを得ません。FEGの主力商品は自演乙のはずなのに、それを積極的にキズものにしようだなんて、普通の感覚ではあり得ない話。例えて言えば、チェリオジャパンが「ガキ水」並みに不味い炭酸飲料を発売するようなものです。

FEG社内の勢力図ってどうなってるのでしょうか?、K-1派よりも旧DSE派の方が権限を握っているから、青木が優遇されるの?

まぁ、そんなお家事情は私の関心事ではありませんのでどうでも構いませんが、もう少し商品を大切にして欲しいと思いますよ。今のK-1MAXは、自演乙なしではやって行けないのだから。



<青木真也は胸を張れるのか?>
青木がツイッターで「自分を貫く」とか「堂々と胸を張る」とか呟いていることに違和感を覚えました。

私は2日のエントリーで、青木のかけ逃げに関して寛容な態度を示しましたが、当事者の青木にそこまで開き直られたくはないですね。

だって、技のかけ逃げは反則行為なのだから。

そして、それをやったことで第1ラウンドが格闘技の試合にならなかったにも関わらず、堂々と胸を張るって、どーゆー神経してるのでしょうか?

青木とグラップリングマッチを戦う相手が、寝技が怖いからとリングを降りて、売店の方まで走っていくのと大差ない。



<青木について北岡選手と意見交換>
青木のかけ逃げについて北岡選手と意見交換させていただきました(元旦にツイッター上で)。

内容は以下のとおりです。(一番最初の北岡選手の呟きは私に対してのものではありません)。


【北岡選手】まさとのリアクションは仕方ないと思う。受け取り方は皆自由で当然。俺は青木は逃げたなんて思わない。俺達はまた頑張って自分自身を証明していく


【web新】明らかな技のかけ逃げは反則行為ですから、「自分らしさ」で片付けられる問題では無いように思います。 RT @PancrasesatoruK: まさとのリアクションは仕方...


【北岡選手】おっしゃることはわかりますがそれを自分につぶやきかけるのは違うと思います RT @K1_webshin: 明らかな技のかけ逃げは反則行為ですから、「自分らしさ」...


【web新】チームの総意としてのあの作戦ではないのですね。失礼しました。 RT @PancrasesatoruK: おっしゃることはわかりますが...


【北岡選手】いえ、チームではありませんが自分個人はあの戦い方を否定するつもりはありません。否定されるのはわかった上でです。そしてもしも自分があのルールで戦ったらあれに近い感じで戦うと思います RT @K1_webshin: チームの総意としての...


【web新】打ち合いを回避する姿はいかにも逃げてる印象を残しますが、ストライカーが寝技に持ち込まれないように相手を突き放すのも、相手のフィールドで戦わないという鉄則を守るという意味でいっしょなんですよね。 RT @PancrasesatoruK: いえ、チームではありませんが...


【北岡選手】そういったご理解本当にありがとうございます。今回もし彼が責められるとするならば、モラルやルール云々抜きに純粋に勝負ごとに負けたことだと自分個人は思っています RT @K1_webshin: 打ち合いを回避する姿はいかにも逃げてる...


・・・という流れでした。

当初は青木にかけ逃げを否定していた私ですが、さすがに北岡クラスの偉大な選手(しかも人柄が良い)と触れ合うことで、青木に対して寛容になってしまった次第です。

やっぱり私の場合は、選手に対して敵対するくらいのスタンスをキープするのが良いのかもしれません。選手の人柄の良さにほだされるようではダメ。

例えば、過去に佐藤嘉洋選手に対して「(K-1ワールドMAXの決勝大会は)面白くないものは面白くないです」と呟いたくらいがちょうど良い。

一般のファンであれば選手にお世辞言って、「私のことをフォローしてくだちゃい♪」なんておねだりするのが普通なのかもしれませんが、私の場合はミーハー心を捨て去り、自己のキャラクターを守らねばいけません。

私はK-1心中管理者、web新なのですから(ただのオッサンやろw)。



<青木がブログ更新>
1月4日午前に青木真也がスポナビブログを更新しましたが、その内容が意味深長というか。


よし


すっきりした


もうやめだ



青木が格闘技をやめる訳がないので、いったい何をやめるのか気になりますね。



<内輪ネタなんかいらない>
青木真也が今回のかけ逃げと、09年Dynamite!!での腕折り&ファックポーズをするに至った心情を理解するには、旧DSEスタッフの何某さんとの関係を知る必要があるそうです。

紙プロの編集者がそんなことを呟いていました。

だったら自分の雑誌で分かり易く書いたらいいんじゃないの?そんなくだらない謎かけされても、喜ぶのは評論家ごっこが好きな極一部のファンだけだよ(苦笑)

主催者はまともなカードを組めない。マスコミも格闘技を盛り上げるような記事を書けないどころか、白けるようなことばかり。お前ら、しっかりせいよ。





》web新のTwitter