田舎のフリマは半乞食の集いみたいものだなと思うweb新です。

私が“勇気のチカラ”に相応しいカードとして提案した佐藤嘉洋vs.メルビン・マヌーフ。

これを無謀過ぎるカードだと言う人がいる。

いや、普段はK-1心中を支持してくださっているまともな格闘技ファンの方々にも荒唐無稽な提案だと思われたかもしれない。

実際、私自身も実現の可能性は、現時点では皆無に等しいと思う。

しかし、世間様からそっぽ向かれた格闘技というジャンルを立て直すには、それくらいのサプライズを起こさないとお話にならないのだ。

今日のスポーツ新聞を見ても、目立つのはサッカー、野球、競馬、白鵬、クルム、ミキティ、勃起維持剤の広告ばかりで、どこを探しても格闘技関連の記事など見つからない。

昨今の紙上にて格闘技の記事を見つけたとしても、目立つのは石井慧ばかり。それはオリンピック柔道金メダル獲得という“あっち側”の世界での功績があってこその注目度の高さであって、純粋に格闘技が注目されているわけではない。

スポーツ新聞の記事の扱いは、大衆の注目度の表れである。誰も格闘技に興味を持たなくなっているのだ。

格闘技はそこまで堕ちてしまっているのだから、見向きもされない既製の枠内で何をやっても効果は低いだろう。

だから、K-1の原点に立ち返るという意味で、私は佐藤vs.マヌーフを提案したのだ。

また、私は佐藤のポテンシャルをもってすればマヌーフを攻略できると思っている。


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数年前に私は、80〜90kg級の日本人MMAファイターは階級を下げるべきと主張したことがあるが、その時にも批判のコメントが多数寄せられた。その中には“五味vs.郷野なんて有り得ない。ここの管理人はどんなセンスをしてるのか?(失笑)”といった内容のものもあったと記憶しているが、今になってみればどうだろうか?

私を批判する人間たちが、どれだけ私の後方を歩いているかがお分かりいただけるだろう。

他のK-1・格闘技関連のブログも同じ。そのほとんど(※追記:反『K-1心中』的な立ち位置のもの)が後出しジャンケンだ。過ぎた事に関してあーだこーだと御託を並べるだけ。私が最も忌み嫌う手法である。

皆さんの職場や学校にもいるのではないか。自分では何も提案しないくせして他人のやることには文句を付けたがる馬鹿者が。

せめて我々が愛する格闘技に関しては、ファン同士で能動的に、前向きに意見交換をしたいものだと思う。



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