<レスナー、負ける>
旅行等があったせいで試合展望を書きませんでしたが、今回のレスナーの防衛戦には悪い予感を感じていました。

これは私に限ったことではなく、前回のカーウィン戦における辛勝を目の当たりにした皆様も、それがさらに酷い形で再現されることを危惧していたはず。それだけの危険な臭いをベラスケスから嗅ぎ取っていました放っていました。

そして、その予感はまるっきり的中してしまいました。序盤から顔面にパンチを食らい、早々に左目下から出血し、バックマウントからのパウンドを許すと最後は金網際でパウンドの嵐を受けてレフェリーストップとなりました。

あと1分持ちこたえればラウンド終了のブザーに救われたはずですが、第2ラウンドに挽回するのはまず無理だったでしょう。カーウィンと違ってベラスケスがガス欠を起こすことはないでしょうから。

遂に王座陥落したレスナーですが、次戦は誰と戦うのか?リマッチはあるのでしょうか?



<柴田も負ける>
ストップのタイミングと言えば、DEEP50でまたもあっけなく敗れ去った柴田勝頼の試合だ。

あれは止めるのが早過ぎた。あそこを耐え抜いてこそ、柴田の時間が見られたはずだ。

DEEPがスポーツならばあのタイミングで止めても良かっただろうが、大した流血もしておらずガードも固めてはいたのだから、あと1分間頑張らせるべきだった。



<昇侍はなんだ!?>
当初の対戦相手だった長倉が負傷欠場し、急遽出場が決まったジョン・ジンソ。準備不足もあってか、1ラウンドでTKO負けとなったが、そんなジンソをレフェリーが介入した後も数発余計に殴り続けた昇侍。なんてマナーの悪い選手なんだ?

相手の息の根を止めるかのように徹底して攻撃する姿勢は悪くはないが、今回は相手が相手だ。急遽来日した選手相手にそこまでやる必要はないだろう。