<○川口(判定2−1)トンプソン×>
これは酷い判定だなぁ。トンプソンに謝りたい。わざわざイギリスから来てくれてるってのに。

川口もよく頑張ったとは思うが。DEEPメガトン級王者になったときに、マイクで「大きな舞台で戦いたい」と宣言したが、思うもよらぬ形で舞い込んで来たチャンスを辛うじてモノにしたと思う。川口寄りに考えれば。



<○石田(判定2−1)ウィッキー×>
ウィッキーが戦前に「自分が負けるとしたらつまらない試合になる」と語ったとおりの結果になった。

こんな試合組んで、どんだけ主催者は馬鹿なんだと思う。ウィッキーのような華のある選手は売り出したいよな?ならば、なんで地上波でダイジェスト扱いになる危険性を強くはらんだマッチメイクをするんだよ。実際にそのとおりになっただろ。馬鹿野郎。

この結果をしっかりと反省し、今後のマッチメイクに生かして欲しいと思う。



<○宮田(判定3−0)リオン×>
煽りV。使い回し映像ながら、宮田とトラックがベストマッチ。格闘技村に攻め込んできた社会体育の権化。このキャラをもっと前面に押し出して欲しいなぁ。

しかし、今回の宮田の髪型はいかがなものか?平泉成演じる窓際の中年サラリーマンみたいだった。

1ラウンド序盤、宮田がタックルを決めるも、石田効果でブレイク早しw

シューズを着用して戦った宮田。その目的はタックルの精度を上げることだと思うが、思いがけない効果もあった。ミドルキックを放った際、つま先がリオンのボディに突き刺さったのだ。即席の三日月蹴りみたいな。これはイケナイと思うよ。

そう言えば、K-1ではシューズを履くと蹴りが禁止になるのに、DREAMではトーキックもOKってどゆこと?FEGは総合格闘家の蹴りを舐めてるってことか?

この試合で印象深かったのは高阪氏の解説。バックを取られたリオンが体を回転させて向き合う格好になってから宮田を振り払ったシーンがあったが、実況が「強引に逃げた」と語ったところに大御所から訂正が入りました。リオンは腰をずらして上手く逃げたのだ、このような小技が出来るのがリオンの強みだと。

相変わらず適切な解説。WOWOWのUFC解説も、ビデオを一度下見してから解説してるのかと疑っていた部分が私の中にあったが、それは絶対にないと確信した次第。

さて、この試合もレスラーが優位に試合を進めたが決定打なしで判定勝利。笹原さん、これからどうするよ?

石田vs.宮田の茨城ダービーしかないだろ?2人とも輝く可能性だってあるだろうし。



<○ヨアキム(一本)所×>
煽りV。所「ヨアキムはそろそろ歳じゃないかって話ありますけど、俺の2コ下だったんですよ」

吹いた吹いたよ〜!

さて、、、。試合開始早々にヨアキムが金的2つでイエロー。再開後、グラウンド状態になったと同時にヨアキムがマウントを奪取すると、そのままグラウンドで優位に試合を進め、最後は三角締めで一本勝ち。

判定試合が続いた後での所の敗戦は痛い。このままじゃテレビでの見せ場が無くなるぞ。

所はうちのおかんでも知ってるからなぁ。茨城のババァにもその名を知られた存在。ここが重要ですよ。

余談ですが、ヨアキムが退場するときにその後ろを歩いていた日本人女性は、ヨアキムの現地妻でしょうか?



<○小見川(一本)エスコベド×>
ストレートアームバーで小見川が一本勝ち。役者が違うのか、相手に恵まれたのか。

クソッタレのマイクは「フェザー級の中心は俺だ!」でおしまい。残念。

「ダラダラ判定試合してるフェザー級の奴ら、クソッタレ!!」くらい言って欲しかったなぁ。



<○高谷(TKO)ビービ×>
左フックでダウンを奪い、パウンドでTKO勝利を収めた高谷。

そして試合後には、“ライバル”小見川の発言を引き合いに出して「誰かがフェザー級の中心は俺だと言ってたけど、中心はこの俺だ!」とマイク。これは素晴らしい。百点満点。高谷裕之を見直した。

小見川絡みのフェザー級タイトルマッチ戦線が非常に楽しみだ。

余談だが、会場観戦した方の話では高谷軍団が客席で汚い野次を飛ばしていたとのこと。相変わらずだな、田舎者ども。



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