今宵Krushが開催されますが、私は残念ながら会場観戦はできないことになりました(お盆で親戚が来たり何たりとありましてと言い訳しつつ、一番の理由は情熱不足でしょう)。

既に前座は始まっている時間かな?

今大会の一番の見所は、何と言ってもナオキックの即席再起戦でしょう。

前回のK-1では、あれだけ煽っておきながら惨敗し、敗戦の弁で何を語るのかと我々が待ち構えるのを嘲笑うかのように、Krushでの再起戦が発表されました。



生暖かい空気。

私がナオキックから受ける印象です。

K-1で駄目でもKrushが間違いなく拾ってくれる。旧全日本キック系列のずぶずぶな関係。

どう足掻いても人気タレントには手が届かないが、ナオキック程度ならば上手くいけば何らかの関係を持てるかもしれないと打算し、黄色いエールを送り続ける女性ファン。

自分がキックボクシングを世に送り出すのだという、何の根拠もない自信。

IGFに出たいだなんて口走ってもいたっけ。モーションをかければお呼びがかかると思ったのか?田舎の電車通学じゃないぞ。



ナオキックは今日の試合で新しい戦い方を見せると宣言した。

あの脇が甘いムエタイスタイルが、K-1に適したパンチスタイルに変貌するとでも言うのだろうか?

少なくとも、両手を45度に万歳するみたいな“ガルーダフェイント”は格好悪いからやめてほしい。才賀戦では、ワッと手を挙げた瞬間に顔面にパンチを当てられてたよな。K-1のリングでコントをやってどうするよ?



今宵の梶原戦、勝つか負けるか分からないが、勝ったとしても、それでK-1に再登場出来ると考えてしまいそうなところが、これまたナオキックの生暖かさ。

才賀に土下座してリベンジマッチをお願いするくらいしないと、ファンは認めてくれないと思うぞ。



とにかくナオキックが発散する、あるいは彼を包み込む周囲の生暖かさには辟易する。

もう少し真面目にエンタメしろと言いたい。