K-1とPUJIの業務提携関連ニュースがネット上を賑わせていますが、そのような掴み所がないトピックについては、情報系ブログが収集した情報を頼りに動向を推測する以外にない。

主に『MMA Ironman』や『見えない道場本舗』、『OMASUKI FIGHT』等から情報を得させてもらった私は、ジャスミンティを飲んで睡魔に襲われた中年女性が自分らしく一日を終えようとするかの如く、その情報に対する私なりの意見をいくつか述べさせていただきたい。

<PUJI Capitalsの実体>
参考サイト:K-1が中国に身売り?中国系投資銀行と業務提携(Kinbricks now)※OMASUKI経由

ネットで検索しても、Puji Capitalsの概要すら調べることが出来ないらしい。これはかなりの不安材料ですね。本当に200億の大金を集めることが出来るのだろうか?

<年間50大会?人材は足りるのか?>
実際に中国でK-1をやるための資金を調達するとなると、投資家を募るために、SPVだかMPVだかわからないがFEGとの合弁組織が投資家相手にプレゼンをすることになると思うが、そこでK-1をどうアピールするのか?

まずはヘビー級主体のWGPを押すのだろうが、投資家をその気にさせるだけの人材を揃えることができるのかと不安になる。

K-1のスタア選手と言えば誰でもバダ・ハリを思い浮かべるだろうが、それに続くのがジマーマンと・・・あと誰?アーツ、バンナ、セフォーら老兵に厄介者シュルト、カラエフ、スポーン、サキら軽重量級の面々。

その下のメンバーとなると・・・昨年8月に日本で行われた世界最終予選出場者の顔ぶれをよく思い出してもらいたい。どいつもこいつも3流以下の垢抜けないキックボクサーばかり。ダニエル・ギタの地味強ぶりだけが際立った大会だった。

これらに中国散打の重量級ファイターを絡めてくるのだろうが、こちらも過去のK-1に上がった選手を見れば推して知るべし。

この乏しい人材をどう回せば世界各地で年間50回もの大会を開催できると言うのだろうか?

50回と掲げたのは大袈裟だとしても、これまで以上の大会数をこなすつもりはあるのだろうから、これは相当なテコ入れ(他競技依存)が必要になるはずだ。

まぁ、投資を募る立場の人間たる者が「K-1は世界一面白いスポーツです」みたいなKヲタ程度の認識を持っている訳はなく、現有勢力で勝負しようなどとは微塵も思っていないだろうが。

<FIFAとFIKA(笑)>
さらなる高望みとして、サッカーW杯のような規模の大会を・・・みたいな、いわゆるFIKA構想的なことも会見で語られていたようだが、格闘技の本質=格闘技は面白いものではない、技術レベルが上がれば上がるほど退屈になること、を理解しているならば、単純にハイレベルなK-1の試合を行うだけで世界規模の人気スポーツになるはずがないことは理解できるはず。

"ブック"こそ無かったものの、マッチメイクの妙によるKO連発の大味な試合で人気を博した時代のK-1の幻影を追い続け、K-1はサッカーと肩を並べられる等と本気で考えているのはごく一部のKヲタだけだろう。

<新たなビジネスモデルとはPPV販売メイン?>
いきなりPPVを買ってくれるようなお人好しの中国人ばかりならば良いのだがな(笑)

結局、PPVを買ってもらうためのプロモーションが必要なわけだよ。

この点については今までどおり、K-1やDREAMが一般層にとっての興味の対象になり得るための方策を提案していきますよ。