R.I.S.E.が2006年9月24日にディファ有明で開催した80kg以下級のワンデートーナメント大会『MIGHTY EIGHTY』を覚えているでしょうか?
格闘技にしてはキッチュと言うかポップな大会名称が印象深かっただけでなく、大会コンセプトが私のツボに入りました。
日本の打撃格闘技において80kg以下級のカテゴリーは全くもって日影の存在でしたので、さすがはR.I.S.E.、よくぞそこにスポットを当ててくれたと心が躍ったことを覚えています。
しかし、このトーナメントにエントリーされた8人のポテンシャルが余りにも低かったせいで、この画期的なトーナメントは一度限りのものになってしまいました。
・マグナム酒井
優勝はしたが、彼が強かったというより他が弱かった印象。
・“天才”須藤信充
腰痛で試合が出来るような状態ではなかった(これをもって「須藤を評価していたweb新の見込み違い」等と言うのは、いかにもよい子らしい短絡的な考え)。
・三浦広光
現在はプロボクシングの重量級に活路を見出し始めている三浦だが、この当時はまだまだのレベルだった。
他の面子は特筆事項なし。
コンセプトは良かっただけに、この粒の揃わなさは本当に残念でした。当時は(株)フルキャストにスポンサードされていながら、R.I.S.E.はみすみすチャンスを逃したわけです。
では、どうすれば観客もスポンサーも満足させることができるのかを考えてみたいと思います。web新プロデュース、2010年版MightyEighty。
まず、8人の人選です。
“天才”から“怪物”へと変貌した須藤信充はエントリー確定。昨年7月の極真会全日本ウェイト制大会(顔面あり)に出場した須藤はKOを連発。決勝戦ではミドルキックで相手の左腕をへし折って優勝を果たしました(Fight&LifeWEB参照)。重量級に活路を見出した須藤ですが、もう一度減量してもらいましょう。80kgならば大丈夫なはずです。
続いて、元K-1ジャパン枠として藤本祐介を推薦します。澤屋敷戦の敗北後、大幅な減量に取り組んでいるとの情報が寄せられた藤本ですが、遂に80kgでブンブン丸コンプリート。本領発揮間違いなし。指圧師業に精を出している場合ではありません。
東欧枠でカタリン・モロサヌ。先のジマーマン戦で現実を突きつけられたモロサヌが思い切った減量を敢行し、日本再上陸。藤本とのブンブン対決も面白そう。
レジェンド枠として金泰泳。かつては74kgのK-3GP等で活躍し、現在ではライトヘビー級クラスでK-1・総合の二束のわらじを履くマルチタレント。彼を日本人最強に推すファンも少なくない。モロサヌとの因縁マッチを組むのも面白そう。
ボクシング枠は西島洋介。再びK-1のリングに上がるための査定試合的意味合いも。西島の参戦で、このトーナメントに注目する人間の数は一気に増えるし、その毛色も多様になります。西島本人にはしっかり減量してもらうことは言うまでもありません。
プロレス枠はゼウス金谷。ボクシング挑戦はわずか1試合で挫折しましたが、そこで培ったパンチを引っさげての参戦。持ち前のマッスルパワーも大きな武器になるでしょう。プロレスファンを動員できる集客力の高さもポイント。
総合枠で郷野聡寛。誰と当たっても脳みそが溶け出すほどに面白い取り組みになるのは間違いない。郷野自身は、西島相手に己のボクシング技術を確かめたいと思うかもしれません。だったら組んでやろうじゃないですか。
最後にビッグサプライズ。K-1MAXから佐藤嘉洋!!。あり得ないなんて言わない。実現したら絶対に見るでしょ?普段は応援しない佐藤に対して、声の限り応援してしまうであろう己の姿が頭に浮かぶはずです。
凄い8名が揃いました。これでこそMightyトーナメントです。
そして、R.I.S.E.のMightyEightyに漂っていた単発感を払拭することも必要。勝ってどうなるの?先が見えないんじゃないの?という気持ちがあったのでは、選手のモチベーションは上がりません。
そこで、このトーナメントの優勝者には、賞金以外に大きな副賞を与えたいと思います。
それは、新設したK-1ライトヘビー級王座への挑戦権です(80kgもしくは83kgくらいに設定)。もう一人のコンテンダーはメルビン・マヌーフ。
マヌーフにとっては、自分との対戦を巡るような形でトーナメント戦が行われることは己の商品価値も上がる美味しい役回りだし、トーナメント出場者にしても「マヌーフは怖いけど、穴があるから何とかなる」との皮算用で、手の届くところに大きな果実がある形になり、俄然やる気が湧いてくるでしょう。
フルキャストさん、私をプロデューサーに起用して、もう一度『Mighty Eighty』をスポンサードしてみませんか?
格闘技にしてはキッチュと言うかポップな大会名称が印象深かっただけでなく、大会コンセプトが私のツボに入りました。
日本の打撃格闘技において80kg以下級のカテゴリーは全くもって日影の存在でしたので、さすがはR.I.S.E.、よくぞそこにスポットを当ててくれたと心が躍ったことを覚えています。
しかし、このトーナメントにエントリーされた8人のポテンシャルが余りにも低かったせいで、この画期的なトーナメントは一度限りのものになってしまいました。
・マグナム酒井
優勝はしたが、彼が強かったというより他が弱かった印象。
・“天才”須藤信充
腰痛で試合が出来るような状態ではなかった(これをもって「須藤を評価していたweb新の見込み違い」等と言うのは、いかにもよい子らしい短絡的な考え)。
・三浦広光
現在はプロボクシングの重量級に活路を見出し始めている三浦だが、この当時はまだまだのレベルだった。
他の面子は特筆事項なし。
コンセプトは良かっただけに、この粒の揃わなさは本当に残念でした。当時は(株)フルキャストにスポンサードされていながら、R.I.S.E.はみすみすチャンスを逃したわけです。
では、どうすれば観客もスポンサーも満足させることができるのかを考えてみたいと思います。web新プロデュース、2010年版MightyEighty。
まず、8人の人選です。
“天才”から“怪物”へと変貌した須藤信充はエントリー確定。昨年7月の極真会全日本ウェイト制大会(顔面あり)に出場した須藤はKOを連発。決勝戦ではミドルキックで相手の左腕をへし折って優勝を果たしました(Fight&LifeWEB参照)。重量級に活路を見出した須藤ですが、もう一度減量してもらいましょう。80kgならば大丈夫なはずです。
続いて、元K-1ジャパン枠として藤本祐介を推薦します。澤屋敷戦の敗北後、大幅な減量に取り組んでいるとの情報が寄せられた藤本ですが、遂に80kgでブンブン丸コンプリート。本領発揮間違いなし。指圧師業に精を出している場合ではありません。
東欧枠でカタリン・モロサヌ。先のジマーマン戦で現実を突きつけられたモロサヌが思い切った減量を敢行し、日本再上陸。藤本とのブンブン対決も面白そう。
レジェンド枠として金泰泳。かつては74kgのK-3GP等で活躍し、現在ではライトヘビー級クラスでK-1・総合の二束のわらじを履くマルチタレント。彼を日本人最強に推すファンも少なくない。モロサヌとの因縁マッチを組むのも面白そう。
ボクシング枠は西島洋介。再びK-1のリングに上がるための査定試合的意味合いも。西島の参戦で、このトーナメントに注目する人間の数は一気に増えるし、その毛色も多様になります。西島本人にはしっかり減量してもらうことは言うまでもありません。
プロレス枠はゼウス金谷。ボクシング挑戦はわずか1試合で挫折しましたが、そこで培ったパンチを引っさげての参戦。持ち前のマッスルパワーも大きな武器になるでしょう。プロレスファンを動員できる集客力の高さもポイント。
総合枠で郷野聡寛。誰と当たっても脳みそが溶け出すほどに面白い取り組みになるのは間違いない。郷野自身は、西島相手に己のボクシング技術を確かめたいと思うかもしれません。だったら組んでやろうじゃないですか。
最後にビッグサプライズ。K-1MAXから佐藤嘉洋!!。あり得ないなんて言わない。実現したら絶対に見るでしょ?普段は応援しない佐藤に対して、声の限り応援してしまうであろう己の姿が頭に浮かぶはずです。
凄い8名が揃いました。これでこそMightyトーナメントです。
そして、R.I.S.E.のMightyEightyに漂っていた単発感を払拭することも必要。勝ってどうなるの?先が見えないんじゃないの?という気持ちがあったのでは、選手のモチベーションは上がりません。
そこで、このトーナメントの優勝者には、賞金以外に大きな副賞を与えたいと思います。
それは、新設したK-1ライトヘビー級王座への挑戦権です(80kgもしくは83kgくらいに設定)。もう一人のコンテンダーはメルビン・マヌーフ。
マヌーフにとっては、自分との対戦を巡るような形でトーナメント戦が行われることは己の商品価値も上がる美味しい役回りだし、トーナメント出場者にしても「マヌーフは怖いけど、穴があるから何とかなる」との皮算用で、手の届くところに大きな果実がある形になり、俄然やる気が湧いてくるでしょう。
フルキャストさん、私をプロデューサーに起用して、もう一度『Mighty Eighty』をスポンサードしてみませんか?