際（きわ）の攻防

多様な局面で選手同士がぶつかり合う総合格闘技においては、際の攻防が非常に重要で、それが勝負の分かれ目になることが多い。

離れ際、打ち終わり際、立ち上がり際・・・

例えばDREAMでの菊野vs.弘中。最初に菊野が何発か打撃を打ち込み、弘中は落ち着いた様子で捌き切った・・・かのように見えた。

しかし、菊野はその離れ際に一呼吸を置くことなく追撃した。ふいを喰らって被弾する弘中。

私はこのファーストコンタクトを見ただけで「勝負あった」と確信した（ホントかよ？ｗ）。

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今も尚、総合の練習に勤しんでいるらしいジェロム・レ・バンナだが、私はバンナがいくら練習しても総合で大成することは有り得ないと思っている。

際の攻防を制するだけの機敏さと、集中力を持続させられるスタミナが無いから。

私の言ってることを理解できない人は、レスリングの試合を見に行くことをオススメする。「やっぱバンナじゃ駄目だわ」と思うようになるはずだから。

Comments

[1. ヤスベ]

バンナは打撃の試合でも際の攻防（入り際、離れ際）が苦手に見えますね

ハントに負けた試合なんかそんな感じでした

逆にアーツやホーストはうまかったなぁ…

レスリングはオリンピックでしか見た事ないです

[2. buhensha]

ボクシングやＫ１はレフリーが介入する分、なかなか際の攻防は派生しにくいですが、総合は際だらけの格闘技ですよね。
試合もエントリも面白かったです。
それにしても、菊野vs.弘中はやっぱり「今やるには勿体ない試合」でしたね。弘中選手のDREAMでの心中的活劇に期待しています。

[3. 俺もレスリングは五輪だけだ]

バンナは見栄えがいいんですよね、実力云々は置いておいて。

ルックス（顔立ち・表情も気合入ってるけど強面過ぎない）良し、体格もガッチリしててヘビー級としての説得力があるし、K-1内での立ち位置は「強いけど不運にしてまだ優勝が無い」
と言う、テレビ的に非常においしいキャラしてる気がしますね。


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某ノリカが「ジェロムー、がんばれ〜」とか連呼すると一気に興醒めするけどさ！

[4. web新]

＞ヤスベさん
アーツ・ホーストとバンナの大きな違いはそこらへんかもしれませんね。


＞buhenshaさん
「面白かった」の一言が最高の栄養剤となります。ありがとうございます。


＞俺もレスリングは五輪だけださん
バンナはまさにテレビ的なキャラですね。