【出場予定選手】
セーム・シュルト、バダ・ハリ、レミー・ボンヤスキー、アリスター・オーフレイム、ジェロム・レ・バンナ、エロール・ジマーマン、ルスラン・カラエフ、メルヴィン・マヌーフ


【笑点メンバー】
桂歌丸、林家木久扇、三遊亭好楽、三遊亭小遊三、6代目三遊亭圓楽、春風亭昇太、林家たい平、山田隆夫


京太郎vs.アーツのヘビー級タイトルマッチとともに発表されたK−1横浜大会の出場予定選手の顔ぶれ。顔馴染みと言えば多少聞こえは良いですが、毎度変わり映えしない顔ぶれでまったく心躍らないとお嘆きの格闘技ファンは少なくないでしょう。私もその一人です。

まだアリスターとマヌーフが加わっているので組み合わせ次第では面白いカードが組めそうですが、この2人抜きのマッチメイクを想像しただけで背筋が寒くなります。

そんな感じで低調を予感させられるK-1横浜大会ですが、格闘技情報系ブログの老舗『MMA IRONMAN』によると、いくつかのカードが内定しているようです。

一つはアリスターvs.セフォー。

これはなかなか期待出来るカード。アーツに圧勝したのに引き続き、アリスターが往年の名選手を叩き潰すも良し。擦り足で迫るアリスターにシュガーフットがフック一閃・・・なんてシーンも想像に難くない。

見所はセフォーの“ニヤリ”。それが出るのか、それには何が込められているのかを観察しながら楽しみたい一戦です。

もう一つのカードは、バンナvs.カラエフ。

現状の2人を比較すると、体格差を補えるだけのスピードと決定力、スタミナという3点のアドバンテージを有するカラエフが有利ではないか?

バンナに引導を渡すような圧倒的な勝ち方がカラエフのノルマであり、見所はその一点に尽きるでしょう。

当ブログにおいては、そこに反論ありの常連コメンテーターもおられると思います。これまでのコメントを振り返るとバンナ支持者の方も少なくないようですから。

左腕が満足に使えなくなっても、身体が衰えても、K-1を盛り上げるべく奮闘する古参選手を応援したい気持ちは解らなくもありません。

しかし、実際の(現在の)バンナは、K-1というジャンルを背負っているつもりは毛頭ないと思います。単に、割の良い出稼ぎに来日しているだけ。私にはそう見えます。

往年のバンナが大好きだった私は、カラエフにバンナを再起不能にしてほしいとさえ思ってます。

必ず何かが起こる春のK-1横浜大会。顔馴染みの古参選手が二度と顔を見せなくなるくらいの事件が惹起することを願います。

K-1が蘇生するために。