魔裟斗vs.川尻というマッチメイクに文句があるならその対案を出して欲しいと言う気持ちを込めてアンケートを行ってますが(右サイドバーから投票してください)、予想どおりアンディ・サワーが1位を独走しております。

これまで魔裟斗は、サワーと2度対戦し2回とも負けてますが、その試合がトーナメントの準決勝と決勝だったこともあり、ワンマッチでの実現を求める方の気持ちは解ります。

さらに、02年の『WorldMAX〜世界一決定戦〜』開始以降の魔裟斗は37戦してわずか4度しか黒星を喫していませんが、その全てがトーナメント準決勝か決勝での敗戦であり、さらにその内の2試合がvs.サワー戦。

02年準決勝 クラウス戦  3R判定
04年決勝  ブアカーオ戦 延長判定
06年準決勝 サワー戦   3R判定
07年決勝  サワー戦   2R TKO

たしかに、このままサワーとのワンマッチが行われないままに魔裟斗が引退してしまうのは納得いかないという声にも頷けます。

しかし、魔裟斗の優勝を2度も阻んだサワーとの決着戦というアングルが、どれほど世間に対してアピールできると言うのでしょうか?

それなりの注目は集めるかもしれませんが、私は結局のところ“スタア選手”魔裟斗があと2試合で引退してしまうという事実以外の要素はどうでも良いのではないかとさえ思ってます。

むしろ、魔裟斗にとってもK-1にとってもダメージを残さない形での引退ロードを用意するためには、相手がK-1ファイターではない方が得策だと思うのです。

魔裟斗にとってのダメージとは負けて引退すること。であればK-1ルールに不慣れなMMAファイター(若しくはボクサー)が適役。

K-1にとってのダメージとは、主力級の選手が引退する選手に負けてしまうことでK-1のステータスが下がってしまうこと。であれば、対戦相手は部外者、やはりMMAファイター(若しくはボクサー)が適役。

とは言え、サワーが相手ならば魔裟斗が負けたとしてもダメージは少ない。サワーが相手では仕方が無いって空気になるだろうから。

私はそーゆー緊迫感の無い試合が一番嫌いですよぉぉぉ!!!

絶対に負けられない試合に臨む魔裟斗が見たいんだ。だからこそ私は川尻がベストの対戦相手だと思ってます(サワーには今年のMAXを制覇してもらって、大晦日に魔裟斗戦を行えば良いだろうし)。

石井館長ならば理解してくれると思うな。

そんな館長と討論できるイベントがあるらしいじゃない。まぁ、客席から挙手して発言させてもらう程度のものみたいだけど(場合によっては立ち見になるかも・・とのこと)。

私は都合が悪くて参加できませんが、どなたか私の代理で参加してもらえませんかね?参加費2,500円は自己負担で(笑)

都内にお住まいで気軽に会場へ行ける方、ぜひ当ブログで私が主張してきたことを代弁してみてください。