前田慶次郎は戦の実績を買われ、太閤秀吉に百万石を与える代わりに家来にならぬかとオファーを受けましたが、やんわりと断りました。

食うだけの米と寝るスペースさえあれば十分。それが慶次郎の考え。

そして、一騎駆けで敵軍を殲滅する武勇のある反面、周囲の人間が笑顔を絶やさぬように振る舞う。それが慶次郎の生き方。

そんな武士(もののふ)の物語を漫画化したのが『花の慶次』であり、それを素材にしたパチンコ『CR花の慶次』を日曜日も打って、六万円以上儲けたのが私です。

パチンコで連日勝利した話はさて置き、『CR花の慶次』のテーマ曲である『傾奇者恋唄』を角田信朗が歌っていることに違和感を覚える格闘技ファンは少なくないでしょう。

角田と言えばK-1GP2002の決勝戦、アーネスト・ホーストvs.ジェロム・レ・バンナの不可解なレフェリングが有名な話です。試合を正しく裁き、選手の身の安全を守るべき立場にありながら、負傷したバンナにドクターチェックを受けさせずに試合続行を命じ、その結果バンナの選手生命を実質的に奪い去ることになりました。

そのようにテレビ局やスポンサーの顔色を伺うような人間が、人情家であることや男らしさを売り物にし、『傾奇者恋唄』や『よっしゃあ漢唄(おとこうた)』、『漢花』などを歌っている。

う〜ん、100円回転寿司のひかりものは食えたもんじゃないな。

あ、スンマセン。角田の話が続かなくなってしまったため、全く関係のない寿司の話をしてしまいました。

とりあえず『CR花の慶次〜斬』は爆発力が凄いってことで、筆を置かせていただきます。