焼肉用のレバーを火で炙っただけで食べたせいで、ここ数日嘔吐と猛烈な下痢に見舞われているweb新です。

なもんで今宵はblogを更新するだけの気力もないところですが、しばらく前に書きかけて放置したままのK-1ネタを見つけたので、それに手を加えたものをエントリーさせていただきました。

さて、横浜大会も終了し、今年のK-1の方向性がおぼろげながらに見えてきました。

FEGはシュルトに緊急参戦の借りを作りましたので、今年のGPにシュルトが絡んでくるのは間違いないでしょう。昨年は開幕戦でアーツがシュルトを゛辛うじて゛退け、他のファイターらも拍手喝采でしたが、そんな情けない姿は晒してほしくありません。今年は我こそがシュルトを倒すんだと志願するくらいの心意気を見せてほしいと思います。



第2代ヘビー級王者となった前田慶次郎の初防衛戦の相手は誰になるでしょうか?しばらく90kg以下級の相手ばかりと防衛戦を行うことで、ライトヘビー級を既成事実化してしまう手もあります。



アーツはジマーマンを退け、未だに健在をアピール。バダ・ハリへのリベンジも期待されるところです。もしアーツがハリに勝つことがあれば、単純に嬉しい気もしますが、K-1の閉塞感はより強まるでしょう。



バンナはいよいよ引退が近いか。PRIDE勢との他流試合では無類の強さを発揮していた頃が懐かしい。他流試合とは言えK-1ルールで戦うのだから、K-1ファイターが勝って当然ですが、バンナは勝ち方が素晴らしかった。組み付こうとする総合の選手を投げ捨てたりして、何度やってもバンナが勝つだろうというインパクトを残しました。

しかし、現状のバンナを他流試合に出陣させるのは余りにも危険。キレのあるパンチを打てる相手と戦った場合、パンチがまともにヒットしなくても、アゴをかすった程度でKOされる危険性が高いから。そんな脆くなったバンナを他流試合に出すわけにはいきませぬ(語りベかっ!)。それに、バンナが負けるとK-1そのもののイメージが大きく損なわれます。バンナはK-1の象徴的存在だから。

他流試合と言えば王者ボンヤスキーがアリスター相手に辛勝しましたが、往年のバンナだったらアリスターを一蹴してくれただろうなぁ。

そんな強いバンナの姿は二度と見れません。ホースト戦で腕が折れても試合を続行させられたバンナ。選手生命よりもイベントの盛り上がりを重んじた最低のレフェリー、角田信朗。こんな奴が審判部を仕切ってるようでは先が思いやられます。