○柴田勝頼(判定)ミノワマン×
拍手!拍手!拍手ーーーーーっ!!!
誰に拍手って、“演出家”島田裕二レフェリーに対してですよ。第2ラウンド残り30秒、柴田が下になる形での猪木アリ状態で、即座にレフェリーがブレイクをかけました。そのブレイクがあったからこそ、最後にスタンドでの殴り合いと鯱ジャーマンを見ることができたのです。
他のレフェリーだったらあのタイミングではブレイクをかけなかったでしょう。そして、ミノワマンが飛び込み、柴田がガードポジションをとった状態で終了のゴングを聞くというフラストレーションの残る試合になったでしょう。
やっぱりこーゆー試合は島田じゃないと裁けない。PRIDE時代から難しい試合のレフェリーはだいたい島田が裁いてましたけど、これは今後も継続して欲しいです。
○アンドリュース・ナカハラ(TKO)大山峻護×
解説の2人も何が効いたのかわからなかったほどに電光石火だったナカハラのフィニッシュブロー。
スローで見たところ、大山の起き上がり際に右のパンチが入ってました。格闘技ではこの“際”を制する者が試合を制すると言っても過言ではありません。ナカハラには今後も大いに期待できそうです。
さらに驚いたのは、フィニッシュの直前に大山が4点ポジション状態のところにローキックを打ち込みそうになりましたが、反則であることを認識し、自らローキックを止めました。
これはデビュー3戦目ながらも非常に冷静に戦っている証拠であり、また、反則を犯さないという高い精神性の表れでもあります。これは社会体育としての極真空手を学ぶ者の鑑となる振る舞いでしょう。私はちょっと涙腺が緩みました。
○ビトー“シャオリン”ヒベイロ(TKO ※グラウンドの膝蹴り)永田克彦×
グランドになってからの永田は蜘蛛の巣に囚われた虫のように、もがけどもがけどどうにもならない状態でした。
あの流血は凄かった。チェックする以前にストップすべきでしょう。
それにしてもあのヒベイロに勝った川尻ってのは凄い選手なんだなぁ・・と改めて思いました。
○福田力(判定)ムリーロ・ニンジャ×
福田の入場曲はイントロ部が『パワーホール』でした。これは単なる名前つながりなのかと思いましたが、大学卒業後に練習生としてWJに入門した経緯があったとの解説。まったく知りませんでした。どうでもいいけど。
第1ラウンド序盤は福田がスタンドのパンチとミドルキックで攻め込みましたが、仕留め切れないうちにスタミナ切れを起こし、ニンジャが優勢になりました。
第2ラウンドも甲乙付けがたい攻防。時々福田の左ストレートがヒットするが、いちいち左手を小さく上げてアピールする暇があったら次の攻撃をしろと言いたい。
残り30秒で福田がパンチのラッシュ。判定は3−0で福田。負傷欠場のユン・ドンシクの代打参戦でしたが、辛くも勝利を収めることができました。
○ジェフ・モンソン(一本 ※ノースサウスチョーク)セルゲイ・ハリトーノフ×
高阪氏の解説によると片足タックルを切られた後のフォローが巧いとのモンソン評でしたが、まったくそのとおりの展開になりました。
あの風貌で細かいテクニックを使うってんだから、モンソンは飴細工なんかも器用にやっちゃうんだろうな。
○DJ taiki(判定)所英男×
煽りVには、“所がこの試合に勝てばKID戦”という形で行われた山本篤戦(08年9月)の映像が用いられましたが、そこに映し出されたKIDがヤバイくらいにカッコ良かった。判定負けして座り込む所に向かってKIDが言い放つ。
「(篤は)強いっしょ?・・・俺はこんなもんじゃないから」
そして親指を突き立てて背を向ける。いろいろと自己演出する選手は多いけど、KIDは別格。素でカッコ良いもん。
所は今日も良いところなく判定負け。主催者としては所が勝って2回戦に進んで欲しいところだったでしょうが、“戦うフリーター 激情編”はこの先どうなるのでしょうか?
解説のKIDは、勝者DJ.taikiとの対戦について尋ねられると、「この15分間で対策はわかった」と乗り気な?発言。この相手ならば面白い試合ができると感じたんじゃないでしょうか?
試合後にはフェザー級GP2回戦に進出した5名の日本人選手がリングに上がって挨拶。なんでアンドリュース・ナカハラが混ざっているの?と思ったら、高谷裕之でした。
拍手!拍手!拍手ーーーーーっ!!!
誰に拍手って、“演出家”島田裕二レフェリーに対してですよ。第2ラウンド残り30秒、柴田が下になる形での猪木アリ状態で、即座にレフェリーがブレイクをかけました。そのブレイクがあったからこそ、最後にスタンドでの殴り合いと鯱ジャーマンを見ることができたのです。
他のレフェリーだったらあのタイミングではブレイクをかけなかったでしょう。そして、ミノワマンが飛び込み、柴田がガードポジションをとった状態で終了のゴングを聞くというフラストレーションの残る試合になったでしょう。
やっぱりこーゆー試合は島田じゃないと裁けない。PRIDE時代から難しい試合のレフェリーはだいたい島田が裁いてましたけど、これは今後も継続して欲しいです。
○アンドリュース・ナカハラ(TKO)大山峻護×
解説の2人も何が効いたのかわからなかったほどに電光石火だったナカハラのフィニッシュブロー。
スローで見たところ、大山の起き上がり際に右のパンチが入ってました。格闘技ではこの“際”を制する者が試合を制すると言っても過言ではありません。ナカハラには今後も大いに期待できそうです。
さらに驚いたのは、フィニッシュの直前に大山が4点ポジション状態のところにローキックを打ち込みそうになりましたが、反則であることを認識し、自らローキックを止めました。
これはデビュー3戦目ながらも非常に冷静に戦っている証拠であり、また、反則を犯さないという高い精神性の表れでもあります。これは社会体育としての極真空手を学ぶ者の鑑となる振る舞いでしょう。私はちょっと涙腺が緩みました。
○ビトー“シャオリン”ヒベイロ(TKO ※グラウンドの膝蹴り)永田克彦×
グランドになってからの永田は蜘蛛の巣に囚われた虫のように、もがけどもがけどどうにもならない状態でした。
あの流血は凄かった。チェックする以前にストップすべきでしょう。
それにしてもあのヒベイロに勝った川尻ってのは凄い選手なんだなぁ・・と改めて思いました。
○福田力(判定)ムリーロ・ニンジャ×
福田の入場曲はイントロ部が『パワーホール』でした。これは単なる名前つながりなのかと思いましたが、大学卒業後に練習生としてWJに入門した経緯があったとの解説。まったく知りませんでした。どうでもいいけど。
第1ラウンド序盤は福田がスタンドのパンチとミドルキックで攻め込みましたが、仕留め切れないうちにスタミナ切れを起こし、ニンジャが優勢になりました。
第2ラウンドも甲乙付けがたい攻防。時々福田の左ストレートがヒットするが、いちいち左手を小さく上げてアピールする暇があったら次の攻撃をしろと言いたい。
残り30秒で福田がパンチのラッシュ。判定は3−0で福田。負傷欠場のユン・ドンシクの代打参戦でしたが、辛くも勝利を収めることができました。
○ジェフ・モンソン(一本 ※ノースサウスチョーク)セルゲイ・ハリトーノフ×
高阪氏の解説によると片足タックルを切られた後のフォローが巧いとのモンソン評でしたが、まったくそのとおりの展開になりました。
あの風貌で細かいテクニックを使うってんだから、モンソンは飴細工なんかも器用にやっちゃうんだろうな。
○DJ taiki(判定)所英男×
煽りVには、“所がこの試合に勝てばKID戦”という形で行われた山本篤戦(08年9月)の映像が用いられましたが、そこに映し出されたKIDがヤバイくらいにカッコ良かった。判定負けして座り込む所に向かってKIDが言い放つ。
「(篤は)強いっしょ?・・・俺はこんなもんじゃないから」
そして親指を突き立てて背を向ける。いろいろと自己演出する選手は多いけど、KIDは別格。素でカッコ良いもん。
所は今日も良いところなく判定負け。主催者としては所が勝って2回戦に進んで欲しいところだったでしょうが、“戦うフリーター 激情編”はこの先どうなるのでしょうか?
解説のKIDは、勝者DJ.taikiとの対戦について尋ねられると、「この15分間で対策はわかった」と乗り気な?発言。この相手ならば面白い試合ができると感じたんじゃないでしょうか?
試合後にはフェザー級GP2回戦に進出した5名の日本人選手がリングに上がって挨拶。なんでアンドリュース・ナカハラが混ざっているの?と思ったら、高谷裕之でした。