WBCはなんだ?日本と韓国だけでやってる感じだな、オイ。一つの大会で同じチーム同士が5回も対戦するってどゆこと?そんたら最初から日韓5番勝負とでも銘打ったシリーズを組んだら良いじゃない。

そして、原監督にあれで名将ヅラされるのが不愉快。日本チームは、ノムさんが楽天をそのまんま率いる形で出場した方が面白そうな気がします。それだったら手放しで応援するんですけどね。

さて、今月21日に後楽園ホールで行われた日本ミニマム級王座決定戦でKO負けした辻昌建選手(30歳、帝拳ジム所属)がお亡くなりになりました。

事故が起きるとレフェリングやルールの整備が問題視されがちですが、事故を未然に防ぐレフェリングとエキサイティングな試合の演出を両立させることが難しいこともあるし、試合を止めるタイミングが比較的早かったとしても選手が負傷する場合もあります。プロスポーツとして競技システムが確立されたボクシングにおいては、この問題に関して特段に誰のことも責めることは出来ません。

もし、これがK-1や日本のMMAのリングで惹起した事件ならば、責められるべきは主催者でしょう。いい加減なルールを用い、選手の健康と生命を必要以上に危険な状態に晒すことで金儲けをしてるのだから。

それにしても、プロボクシングの国内トップランカーにまで登り詰めながらもリング禍の犠牲者になって初めて世間に名前が知られるようになるというのも皮肉なものです。冗談抜きで強くそう思いますよ。

ボクシング業界もプロレス・格闘技界以上に頑張らないと選手が報われません。

とにかく面白みに欠ける日本のボクシング。いくらマニアを唸らせたところで、選手がプロスポーツ選手として恥ずかしくないだけの地位と収入を得ることなんて絶対に出来ませんよ。

このバカチンどもが!

末筆ですが、辻選手のご冥福を心よりお祈りいたします。