プロレスファン、格闘技ファンともに注目の的となった鈴木みのるvsミノワマンのプロレスルールの試合。

先週末に開催されたDEEPとCMA合同のファン感謝祭のメインイベントとして行われたわけですが、皆様はどのような感想を抱いたでしょうか?

私はファイティングTVサムライのニュースで試合映像を観ることが出来ましたが、正直残念な内容でした。

パイルドライバーという古典的なプロレス技でミノワマンがピンフォールされたという結果以上に残念だったのは、私が「ミノワマンのこんな姿だけは見たくない」と思っていた姿をミノワマンが幾度も見せたことです。

それは、鈴木の打撃を喰らって、白目を剥いて倒れるミノワマンの姿です。

打撃の攻防以外も、終始そのような緊張感に乏しい試合ぶりでした。

鈴木みのると美濃輪育久という、かつて同じ釜の飯を食った二人のプロレスラー同士の上下関係を見せられただけの一戦。

何も私はミノワマンに対して、打撃をもらうなとか足関節で秒殺しろとか言ってるわけではありません。

リアルなタックルからのポジショニングで先輩レスラーを封じ込め、上から見下ろすミノワマン。一発くらいガチでマウントパンチを加えても良かったでしょう。

私は今回の鈴木みのるvsミノワマンの試合では、そのような゛一瞬のリアリティ゛を垣間見ることができるのでは?と微かな希望を抱いておりましたが、完全に期待外れに終わりました。