土日は西白河地方の雪山に泊まり込みで娘のスキー合宿に帯同していたweb新です。携帯も繋がらない、バスで来たから勝手に人里に下りるわけにもいかないで、吹雪の中、スーチー女史も真っ青の軟禁状態でした。
さて、UFC94のWOWOW観戦記ですが、まずは郷野編です。
UFCに参戦する前の郷野は、カウンター狙い、あるいは相手の攻撃を凌いで後半に逆転するスタイルで白星を積み重ねてきましたが、今回のフィッチ戦を見る限りではそのスタイルに限界が見えてきたと言わざるを得ないでしょう。
その理由として、リングとオクタゴンでの戦い方の違いが挙げられます。
郷野がこれまで戦ってきたパンクラスやPRIDEのようなリングを使用した試合では、ロープの反動で体勢が入れ替わったり、ブレイクやストップドントムーブで試合の流れが変わることが多かったですが、オクタゴンを使うUFCにおいてはパワーで勝る相手に金網まで押し込まれて、そのままパウンドでダメージを負うケースが多いのです。
そのため、オクタゴンにおいては先手必勝のセオリーがより強く試合結果に反映されるので、郷野のスタイルはUFC向きとは言えないと私は思います。
さらに、対戦相手とのパワーの差が大きいと、受けの姿勢は危険です。今回対戦したフィッチは、UFC中継の解説によると元々はライトヘビー級の選手だったそうで、そこから減量してきた選手とのパワーの差は歴然としており、ディフェンスを失敗した場合のダメージが極めて大きなものになってしまう危険性が高いのです。
ディフェンス主体の戦法はPRIDE時代にも危うさが見受けられることがありました。例えばPRIDE武士道ウェルター級トーナメント1回戦で行われた郷野vsダニエル・アカーシオの一戦も、郷野が判定で勝利を収めはしましたが、スタンドの打撃でダメージを負い、2回戦のダン・ヘンダーソン戦ではその影響もあってか顎を骨折する重傷を負う形でKO負けを喫しているのです。
今回の試合で負け越しとなった郷野のUFCですが、もし次があればどのように軌道修正してくるかに注目したいと思います。
同時に、客席の反応が芳しくなかったように見受けられたダンス入場(今回は矢島美容室でした)も次回はどう修正するのか、もしくは取やめるのかも気になるところです。
さて、UFC94のWOWOW観戦記ですが、まずは郷野編です。
UFCに参戦する前の郷野は、カウンター狙い、あるいは相手の攻撃を凌いで後半に逆転するスタイルで白星を積み重ねてきましたが、今回のフィッチ戦を見る限りではそのスタイルに限界が見えてきたと言わざるを得ないでしょう。
その理由として、リングとオクタゴンでの戦い方の違いが挙げられます。
郷野がこれまで戦ってきたパンクラスやPRIDEのようなリングを使用した試合では、ロープの反動で体勢が入れ替わったり、ブレイクやストップドントムーブで試合の流れが変わることが多かったですが、オクタゴンを使うUFCにおいてはパワーで勝る相手に金網まで押し込まれて、そのままパウンドでダメージを負うケースが多いのです。
そのため、オクタゴンにおいては先手必勝のセオリーがより強く試合結果に反映されるので、郷野のスタイルはUFC向きとは言えないと私は思います。
さらに、対戦相手とのパワーの差が大きいと、受けの姿勢は危険です。今回対戦したフィッチは、UFC中継の解説によると元々はライトヘビー級の選手だったそうで、そこから減量してきた選手とのパワーの差は歴然としており、ディフェンスを失敗した場合のダメージが極めて大きなものになってしまう危険性が高いのです。
ディフェンス主体の戦法はPRIDE時代にも危うさが見受けられることがありました。例えばPRIDE武士道ウェルター級トーナメント1回戦で行われた郷野vsダニエル・アカーシオの一戦も、郷野が判定で勝利を収めはしましたが、スタンドの打撃でダメージを負い、2回戦のダン・ヘンダーソン戦ではその影響もあってか顎を骨折する重傷を負う形でKO負けを喫しているのです。
今回の試合で負け越しとなった郷野のUFCですが、もし次があればどのように軌道修正してくるかに注目したいと思います。
同時に、客席の反応が芳しくなかったように見受けられたダンス入場(今回は矢島美容室でした)も次回はどう修正するのか、もしくは取やめるのかも気になるところです。
金網とリングでは、方法論がまったく違うんですね。だからこそ、k-1は立ち技格闘技において、ボクシングとともにグローバルスタンダードになり得るポテンシャルを秘めていると思うのですが。
何はともあれ、web新さんがUFCを取り上げるようになって、記事を拝見する楽しみが増えました。