息子の足の速さは、オリンピックレスラーである己の遺伝子を受け継ぐ者として当たり前と言いのける等の驕りぶりがなぜか読んでて心地良いブログでお馴染みの宮田和幸がフェザー級へ転向宣言!GP出場をアピールしました!

26日に自身が代表を務める初のジム「Brave(東京足立区千住3-5)」のオープニングイベントを開催した宮田がその席上で谷川EPに対してどさくさ紛れにアピールしたもの(どさくさ紛れってことはないだろw)。

このニュースを見た私は、思わず「よし!」と声をあげてしまいましたよ。自分の適正階級で試合をすることは本当に大切。そして、それを実行する勇気も。

欧米ではより良い結果を出すために階級を落とすことがごく当たり前のこととされていますが、どうも日本では「階級を落とす=敵前逃亡」みたいな風潮が少なからずあるように思います。

柔道の石井がヘビー級にこだわるのも、気持ちの根底に、軽い階級は二流であるとの偏見が根差しているからだと思います。

それはさて置き宮田です。これまでは、通常体重が71kg前後と小さい体格だったため80kgクラスの選手が減量してくるライト級(70kg以下)ではこれまで苦戦を強いられてきました。しかし、オリンピックでは63kg級に出場していたこともあり、フェザー級のリミットと予想される63kg前後の階級では絶対的な自信を持っているようです。

このような勝ちにこだわる姿勢は大歓迎です。フェザー級GPでの巻き返しに期待しましょう!

ところで「階級」と「勝ちにこだわる姿勢」と言えば、どうしてもK-1に対して不満タラタラになってしまいます。

現状のK-1は、70kg〜100kgまでが一つの階級(ヘビー級)です。こんなのあり得ないでしょう?そのせいで何人の軽重量級ファイターが実力を開花させることなくフェイドアウトしていったことか。そして今もなお燻り続けているファイターもいる。

ファイターの潜在能力を最大限に引き出すためにも、せめてライトヘビー級の設置をお願いしたいと思います。