ロアニューが大会直前になってファイトマネーの増額と超過ウェイトを認めるよう要求してきた件について補足です。前回のエントリーはハッスル水戸大会を観戦しながら投稿したもんで、書き足りないことがありました。

プロレス見ながら携帯いじってるなんて、関心もないのに招待券もらって見に来た人みたいな行為ですけど、ハッスルは面白かったですよー!初めての生ハッスルでしたけど、かなり楽しめました。森三中・黒澤だけでも元が取れた気がしました。明日にでも観戦記を書こうと思いますので、是非お読み下さって、そのついでにAmazonでDVDをお買い求めください。この三連休は「加藤ツバキ強化期間」となってますm(._.)m

さて、ハッスルと違ってどんな格安チケットで観戦しても元が取れそうにもない今年のシュートボクシングS-cup。ぐだぐだの極みと言うか、ぐだぐたがまた面白いという境地に達しようかという勢いを増すかのように惹起したロアニュー問題。

以前にシュートボクシング関係の方からコメントをいただいたこともあるので、あまり辛辣なことは書きにくいですが、、、

シュートボクシングなんて、もう終わりにしちゃえば?

外国人選手のブッキングもままならず、まともな日本人選手もいないのが実情なのだから。

第一、ニーズがないでしょう。いまどきスープレックスのあるキックボクシングなんて。

皆さんは正直、金払ってシュートボクシングを見たいと思いますか?私はペイパービューすら購入する気が起きません。「俺は見るね」なんてうそぶくのは、自称玄人の立ち技ファンか風香好きのオッサンぐらいのものですよ。

ちょっと言い過ぎました。もしかすると「直前になっても対戦相手が決まらない緒形の気持ちを考えろ!」なんて批判を受けるかもしれません。

しかし、今回シュートボクシングがロアニューに足元を見られまくるようになった原因は、緒形自身がロアニューに負けたことに始まります。

昨年の『SHOOT BOXING BATTLE SUMMIT GROUND ZERO TOKYO 2007』において、当初は緒形vsアルバート・クラウス戦が行われるはずでしたが、クラウスがキャンセルとなり(これもショッパイ)、その代役として緒形−ロアニュー戦が行なわれました。

そこで緒形がKOで完敗したことで、シュートボクシングにおけるロアニュー株が高騰してしまったわけです。

その緒形がロアニューに負けた試合は、先日サムライで放送されたものを観ましたが、私は緒形の緊張感のない戦いぶりに怒りを覚えました。序盤は緒形がパンチで攻勢に出ていたのですが、立ち技の実績が皆無に等しいMMAファイターのロアニューをきれいに倒してやろうと言う感じ丸出しのパンチの打ち方だったんですよ。涼しい顔してパンパンパーンみたいな。

その直後に一気に逆転され、足を痙攣させるほど完全にKOされたわけですが、これは、エース面、格上面した緒形が“他流試合”を甘く見た結果です。

明日のS-cup、緒形の1回戦の相手が誰になるのかわかりませんが、緒形は己のミスを挽回するだけの試合を魅せることができるでしょうか?